Act1:The Dawn Of The 20th Century
519 第一集 OP sage 04/12/03 03:11:07 ID:4dissvI0
今からちょうど百年前の1895年
パリで1分間の動く映像がスクリーンに映し出されました。

最新式の映写機。
光を集めるレンズは、水の入ったフラスコです。

光源は、当時街灯として使われていたアーク灯です。

手で回しているこの部分
撮影の際にはカメラにもなります。

100年前、三十人あまりの観客が見たのは
フランス人 ルイ・リュミエールが撮影した、工場の出口。

真夏の強烈な太陽光線を利用して撮影された
この映像が、世界で最初の本格的な上映映画でした。

映像技術はその後飛躍的に発達し
今世紀の歴史を記録してきました。
20世紀は動く映像として記録された、最初の世紀です。

                           ―山根基世ナレーションより


254 :水先案名無い人 :04/01/16 14:35 ID:rOmS5lR4
20世紀の初頭は発明されたばかりの動く映像によって記録された時代です。
しかし、その映像は短い断片に過ぎません。
私たちは世界に残る映像記録を集めて今世紀初頭の時代をえがこうと試みました。


45 :水先案名無い人 :03/12/23 02:04 ID:Te/YqdSz
私がアメリカに来たのは、この国では道に黄金が敷き詰められていると聞いたからでした。
しかしここに着いて三つのことを知りました。

まず第一に、
道には黄金など敷かれてはいないということ、
次に、
そもそも道はまったく舗装されてさえいないこと、
そして最後に気付いたのは、
この道を舗装する役目は私に課せられているのだということでした。

                                      ――イタリア移民の手記より

 
738 :第1集より :04/02/22 00:03 ID:VLof6v6j
パリスに来てみれば、その繁華なる事、これまた到底筆紙の及ぶべく所に此れなく、
なかんずく道路・家屋などの広大なる事、馬車・電気鉄道・地下鉄道などの網のごとくなる有様、
まことに世界の大都にござ候。

今日は博覧会を見物致し候が、大仕掛けにて何が何やら一向方角さえ判りかね候。
名高きエッフェル塔に登りて、四方を見渡し申し候。
これは三〇〇米の高さにて、人間を箱に入れて綱にて吊るし上げ吊るし降ろす仕掛けに候。

                                       ――夏目漱石の手紙より


739 :ビクトリア女王の葬列@第1集 :04/02/22 00:09 ID:VLof6v6j
一九〇一年一月二十三日
昨夜六時半、女王オズボーンにて死去す。
弔いの半旗掲げられけり。街、みな喪に服せり。
余もまた黒きネクタイを締め、異国の臣民ながら弔意を表さんとす。
余に黒手袋を売りし店の男、「新世紀の開始、甚だ幸先悪し」と嘆く。

(それから10日後)

クイーンの葬儀を見んとて朝九時、宿の主人と共に出ず。
オーバルより地下電機にてバンク駅に至り、それより二ペンスチューブに乗り換う。
マーブルアーチにて降りれば甚だ人ごみ荒い故、ネクストステーションに下らんと宿の主人に云う。
その言の如くしてハイドパークに入る。
さすがの大公園も人間にて波を打ちつつあり。園内の樹木みな人の実を結ぶ。
宿の主人、余を肩車に乗せてくれたり。ようやくにして行列の胸以上をみる。
キング、ジャーマンエンペラーなど従う。棺は白に赤をもって覆われたり。

                                       ――夏目漱石の日記より


740 :ニューヨーク@第1集 :04/02/22 00:15 ID:VLof6v6j
これがあの冒険心と向学といささかの恐怖を持って憧れていたニューヨークでした。
ニューヨークはなによりもまず大企業の街でした。見上げるような摩天楼。
街を行く人は他人の都合などほとんど考慮に入れていないように見えたのです。
愛想よくしたり、丁寧な口を利いたりすることなど、
まるで人間としての弱さと考えているかのように無表情に済ましこんでいるのです。

アメリカ人というのはエネルギッシュな夢に取り付かれた楽天家であり、
挫折を知らない冒険家であり、いつも素早い大儲けを狙っている。

「成功しろ!」 「出世しろ!」 「裏をかけ!」 「商売変えろ!」

こうした態度も次第に私の心を明るくしてくれるようになりました。

「そうだ・・・どうなろうと・・・アメリカで頑張ろう」

私は決心しました。

                                      ――チャップリン『自伝』より


189 :水先案名無い人 :04/01/10 18:16 ID:I4uyecno
誰もまだ、自殺者自身の心理をありのままに書いたものはいない。
君は新聞の3面記事などに生活難とか病苦とか或いはまた
精神的苦痛とかいろいろの自殺の動機を発見するであろう。

しかし僕の経験によれば、それは動機の全部ではない。
のみならず大抵は動機に至る道程を示しているだけである。

少なくとも僕の場合はただぼんやりした不安である。
何か僕の将来に対するただぼんやりした不安である。

                        ――芥川の遺書のひとつ 或旧友へ送る手記より


263 :第1集より :04/01/17 19:39 ID:r1wCjwmp
1905年1月22日日曜日

重苦しい日だ。
ペテルブルグで労働者たちが王宮に入ろうとしたために、深刻な暴動が起こった。
軍隊は発砲しなければならず、多くの人が殺され、負傷した。
何とも重苦しく、心の痛む出来事だった。

1月23日月曜日

今日はペテルブルグに特別の事件は起こらなかった。
いくつかの報告を聞いた後に、アレクセイ皇子と昼食を共にした。
午後、ウラルからキャビアを持参したカザク代表団に会った。
散歩後、ママのところでお茶を飲んだ。

                        ――ニコライ2世の日記より 血の日曜日事件当日


401 :第1集 20世紀の幕開け :04/01/25 21:48 ID:DWf1SnwM
クルスク停車場には俳優,ジャーナリスト,商人,労働者,学生,
あらゆる階層の人々の姿があった。
群集は既に数万に達した。遥か向こうの角に幌馬車が現れると茫然たる万歳の絶叫
が響き渡った。写真班や活動写真班が盛んに撮影していた。
群集はあらゆる戸口や窓から飛び出し,瞬く間にクルスク駅全てのプラットホーム
を生め尽くす。客車や機関車にまでよじ登る人もいる。
発車のベルが鳴り,汽車は動き出す。誰かが叫ぶ

もう100年生きてください!さようなら!

                                  ――ルイスコーエ・スローバ新聞より


91 :第1集 :04/03/30 19:34 ID:tGUpPwsx
戦争はまたもや起こった。
見よ、一方は一切の殺生を禁じた仏教徒であり、
一方は世界の人々の兄弟愛を公言するキリスト教徒であるというのに。

今や極めて惨たらしい方法で互いに傷つけ合い、殺戮を重ねようとしている。
陸に海に、野獣のごとく相手の隙を窺っているのだ。
これは夢ではない。

                ――トルストイの反戦論「タイムズ 思い直せ」より


92 :第1集 :04/03/30 19:34 ID:tGUpPwsx
人間には他者への義務だけでなく
自らの中に宿る精神に対する義務がある

       ――1909年レフ・トルストイの肉声より


93 :第1集 :04/03/30 19:35 ID:tGUpPwsx
あなたの雑誌「インディアン・オピニオン」を受け取りました。
そこに書かれている無抵抗主義の人々の事を知り、喜んでいます。
そこで、私の心に生まれた考えをあなたに聞いて頂きたくなりました。

それは、無抵抗と呼ばれていることは、愛の法則に他ならないということです。
愛は人間の生活の最高にして唯一の法則であり、このことは誰でも心の奥底で
感じていることです。
私達は子供の中にそれを一番明瞭に見出します。

愛の法則はひとたび抵抗という名の下での暴力が認められると、無価値となり、
そこには権力という法則だけが存在します。
ですから私は、この世の果てと思われるトランスバールでのあなたの活動こそ、
現在、世界で行われているあらゆる活動の中の最も重要なものと信じます。

                     ――レフ・トルストイ「ガンジーへの手紙」より


102 :第1集 :04/04/03 11:35 ID:LM7sTqoQ
合衆国がいささかでも領土を渇望しているとか、西半球の他の国々に対して
何らかの計画を抱いているというのは事実ではない。

しかし、文明社会の絆を傷つけるような無能力国家は、アメリカであれ他のいずこであれ、
最終的にはどこかの文明国による干渉を受けざるを得ないだろう。

モンロー主義を信奉する合衆国としては、そのような無能力な国家に対しては
ためらいつつではあるが、国際警察力の行使を余儀なくされるだろう。

                   ――セオドア・ルーズベルト「モンロー主義について」より


103 :第1集 :04/04/03 11:36 ID:LM7sTqoQ
午後7時にグリゴリーがやってきて、しばらく妻とアレクセイの側にいた。
私とも話をした。
グリゴリーが去ってまもなくのことである。
我が息子アレクセイの腕の痛みが嘘のように消え始め、
やがて彼は落ち着いて寝入ってしまった。

                           ――ニコライ2世の日記より








Act2:The Completion Of Mass Murder

18 :水先案名無い人 :03/12/17 01:46 ID:7s5zb2Rh
戦争から、きらめきと魔術的な美がついに奪い盗られてしまった。
アレクサンダーやシーザーやナポレオンが、兵士たちと危険を分かち合いながら、
馬で戦場を駆け巡り、帝国の運命を決する。

そんなことはもうなくなった。
これからの英雄は、安全で静かで、物憂い事務室にいて書記官たちに囲まれて座る。
一方、何千という兵士たちが、電話一本で機械の力によって殺され息の根を止められる。
これから先に起こる戦争は、女性や子供や一般市民全体を殺す事になるだろう。
やがて、それぞれの国々は大規模で、限界のない、一度発動されたら制御不能となるような
破壊の為のシステムを産み出すことになる。
人類は、初めて自分たちを絶滅させることが出来る道具を手に入れた。
これこそが、人類の栄光と苦労の全てが最後に到達した運命である。

                                          チャーチル
                                      ―――――――――
                                        世界の危機 より


67 :水先案名無い人 :03/12/25 22:56 ID:TbKPAK60
全ては無駄であった
あらゆる犠牲もあらゆる労苦も無駄だった
果てしなく続いた飢えも乾きも無駄だった
しかも我々が死の不安に襲われながらなお義務を果たしたあの時も無駄だった
その時倒れた200万の死も無駄だった
祖国を信じてかつて出征して行った幾百万の人々
こんな事の為に兵士達は死んでいったのであろうか
こんな事の為に17歳の少年はフランドルの地に埋もれたのだろうか
その後数日にして私は自己の運命を自覚するに至った
私は政治家になろうと決意した

                                        アドルフ・ヒトラー
                                      ―――――――――
                                        我が闘争 より


276 :水先案名無い人 :04/01/20 14:26 ID:HAQ8pjD7
万歳!
とうとう明日、午前十一時、徴兵のために集まると言う命令を受け取りました。
今か今かと待っていたところです。
今朝、知り合いの若い女性に会いました。
軍服姿じゃないのを見られるのが恥ずかしいぐらいでした。
僕はもう、平和な時代の人間ではありません。
こう言うときに、自分のことや家族のことを考えると、小さく、弱くなります。
国民や祖国のことを考えると、強くなれるのです。

                                     ――ドイツ兵士の手紙より


277 :水先案名無い人 :04/01/20 14:27 ID:HAQ8pjD7
私はこのとき、青年時代の苛立たしい気持ちから救われたような開放感に包まれた。
嵐のような感激に圧倒され、神がこの時代に生きる幸福を与えてくれたことを
心から感謝した。この最も困難な闘争のために二百万人を超えるドイツの男や少年が
最後の血の一滴まで守ろうと覚悟して、自発的に国旗の下に立ったのだ。
ドイツは自己の存続のために、ドイツ国民はその死活のために、自由と未来のために、
闘っているのだ。

                                        アドルフ・ヒトラー
                                      ―――――――――
                                        我が闘争 より


278 :水先案名無い人 :04/01/20 14:28 ID:HAQ8pjD7
あのころ、人々はまだ疑うことを知らなかった。
ロマンに溢れた遠足、荒々しい男らしい冒険・・・。
戦争は三週間――出征すれば息もつかぬうちに、すぐ終わる。
大した犠牲を出すこともない・・・。
私たちはこんなふうに、1914年の戦争を単純に思い描いていた。

 クリスマスまでには家に帰ってくる。

新しい兵士たちは、笑いながら母親に叫んだ。

    「クリスマスにまた!」

                                  従軍したオーストリア人作家ツバイク
                                ―――――――――――――――――
                                       昨日の世界 より


279 :水先案名無い人 :04/01/20 14:29 ID:HAQ8pjD7
敵の兵隊が悠然と歩いてくるのには仰天した。
将校の中には、ステッキを手にしている人もいる。
私たちは銃撃を開始した。あとはどんどん弾を詰め込むだけだった。
連中は100人単位で倒れていく。
狙う必要などない。彼らに向けて、引き金を引けばそれで済んだ。

                                    ――機関銃射撃手の手記より


280 :水先案名無い人 :04/01/20 14:30 ID:HAQ8pjD7
泥、泥、泥・・・・・・
僕は毎日、泥の塹壕の中に居ます。
塹壕は、思っていたのとはまったく違う所です。
最悪の敵は、雨です。何日も何週間も、濡れた粘土の上にうずくまり、
敵の砲弾の中で暮らすのは、どんなものか想像もつかないでしょう。
厚いブーツを履いていますが、冷たい泥で、足は氷の塊のようです。
何本かの指は動かなくなりました。

                                     ――イギリス兵士の手紙より


281 :水先案名無い人 :04/01/20 14:31 ID:HAQ8pjD7
私の仕事は、アラブ人を動かしてトルコに対する反旗を翻させることだ。
そのために異様な衣装をまとい、異国人の言葉を操って日夜芝居をし続けている。
50人のアラブ人からなる私の親衛隊を引きつれ、ただがむしゃらにラクダを繰り、
トルコ兵を襲撃して皆殺しにしている。
何もかも夢のように思える。
だが、戦争の終わった後の気持ちは、血なまぐさい、堪らないものだ。

                                        ――ロレンスの手紙より


282 :水先案名無い人 :04/01/20 14:31 ID:HAQ8pjD7
私は、インド人は戦争に協力すべきであると思った。
イギリスの危機をインドのチャンスに変えてはいけない。
戦争が続いている間、要求を突き付けることなく、
大英帝国に協力したほうが、かえってインドの利益になる。
だから私は、人々に志願兵に応募するように呼びかけた。
大英帝国を通じて、自分の民族の現状を改善しようと期待していたのだ。

                             マハトマ・ガンジー
                            ―――――――――
                               自叙伝 より


283 :水先案名無い人 :04/01/20 14:32 ID:HAQ8pjD7
私は、毒物を戦争に使用することが禁止されているのを知っていました。
しかし、いっしょに毒ガス開発をしたハーバー博士は
「フランス側も、毒ガス弾を持っているようだ。ガス戦争に備えているのは
わが国だけではない。毒ガスがあれば、何よりも戦争を早く終わらせることが出来る。」
と言いました。

                                      ドイツ人化学者
                                 ―――――――――――――
                                  オットー・ハーンの自伝より


284 :水先案名無い人 :04/01/20 14:33 ID:HAQ8pjD7
敵と味方の塹壕は、互いに砲火の危険を免れようとして、ますます接近している。
ゆえに問題は、互いの塹壕の間の90メートルないし180メートル、及び鉄条網を突破するにある。
膠着状態に陥っている塹壕戦において、敵の鉄条網を破るため、農業用トラクターの使用が
有効である。これは、防弾鋼板を張った動くシェルターである。機関銃を搭載し、
トラクターの重量で簡単に鉄条網を突破することが出来る。

                                       ――チャーチルの手紙より


285 :水先案名無い人 :04/01/20 14:33 ID:HAQ8pjD7
鉄板の鎧に身を固め、長い列を作って転がってくる機械。
その毛虫のような姿。
人間を押しつぶし、傷つくことのない鋼鉄のけだもの。
僕らはこの戦車を見ると、自分の薄い皮膚の中に小さく縮こまるような気持ちになった。
その驚くべき重さの前には、僕らの腕は藁のようにか弱いものだ。
手榴弾は、マッチぐらいだ。
この戦車と言うヤツは、何よりも戦争の恐ろしさそのものに見えた。

                                 従軍したドイツ人作家レマルク
                                ――――――――――――――
                                   西部戦線異常なし より


286 :水先案名無い人 :04/01/20 14:34 ID:HAQ8pjD7
もう何も考えなかった。塹壕から飛び出し、走り、叫び、撃った。
自分が何処に居て、誰なのかも考えなかった。
僕は鉄条網を越え、塹壕を越え、まだ火薬の臭いのする砲弾の跡に沿って走っていた。
仲間の兵士たちが倒れている。悪夢の霧に包まれているようだ。
僕の任務は、あと何分かで終わる。

向こうに赤いものが見える。燃える炎だ。
足元にも赤いものが見える。人間の血だ。

                                    ――フランス兵士の手記より


287 :水先案名無い人 :04/01/20 14:35 ID:HAQ8pjD7
僕たちの塹壕の前に、つい最近まで、指輪をはめた手が一本横たわっていました。
しまいにその手は、骨だけになりました。
ネズミには、人間の肉がとても口に合うのです。
身の毛がよだちます。
が、僕も時とともに慣れ、戦友と同じように冷淡になりました。
戦場では、ありふれた悲劇にいちいち心を動かしていては、気がおかしくなります。
そうでなければ、腕を振りまわしながら敵に向かっていくほかありません。

                                     ――ドイツ兵士の手記より


288 :水先案名無い人 :04/01/20 14:36 ID:HAQ8pjD7
行列の群集は、今まで見た事がない、やつれた労働者だ。婦人や子供も混じっていた。

 「パンをくれろ、戦争やめろ。」
 
という悲壮な叫び声がその服装と顔色とに相応して、真実の声だと思われた。
徒手空拳の労働者は数千人の犠牲者を出したが、ついに機関銃で鎮圧する軍隊に勝った。
それからの革命は一瀉千里の勢いで、政府は脆くも一夜のうちに瓦解。
もう市内には軒毎に赤旗がひらめくようになった。


                                        2月革命を目撃した
                                      ―――――――――――
                                      日本人商社マンの手記より


289 :水先案名無い人 :04/01/20 14:36 ID:HAQ8pjD7
まもなく紹介の声が聞こえたので、演壇に飛びあがり、息つく間も無く機関銃のようにまくし立てた。

 「ドイツ軍はそこまで来てる!我々は阻止しなければならない!
  自由公債を買うこと、それがドイツ軍を阻止することです!
   よろしいですか?皆さんの買う公債の一枚一枚が、一人の兵士の命を救うのです!
  一日も早い勝利を勝ち取ることになるのです!」

私は興奮して、あまりにも早口にまくし立てたので、とうとう演壇から足を滑らし、
転げ落ちてしまった。

                                       チャールズ・チャップリン
                                     ――――――――――――
                                          自伝 より


500 テンプレ追加(第2集) sage 04/11/30 20:38:27 ID:/oPSpC41
ジョニーよ銃をとれ さあ すぐ戦場へ行け
君の父さんを喜ばせてやれ いい息子を持ったと
あの娘にも言ってやれ 泣いたりせずに誇りに思えと
あの土地へこう伝えてやれ 今から僕らが行くと


             ――「オーバーゼア」より(第一次大戦期に、アメリカ参戦翌日に制作された曲)








Act3:It Began In Manhattan

62 :水先案名無い人 :03/12/25 03:00 ID:xGT/9bjd
なにか光り輝く異様なものが空をよぎった。
同世代の人々とは何も共通点を持たないかに見えた
ひとりのミネソタ出身の若者が、英雄的行為を成し遂げた。
しばらくのあいだ人々は、カントリー・クラブやもぐり酒場で
グラスを下に置き、最良の夢に思いを馳せた。

 「そうか、空を飛べば抜け出せたのか――」

われわれの定まるところを知らない血は、
果てしない大空になら、フロンティアを見つけられたかもしれなかったのだ。

しかし、われわれはもう引き返せなくなっていた。
ジャズ・エイジは続いていた。
われわれはまた、グラスを上げるのだった。

                  スコット・フィッツジェラルド
                ―――――――――――――
                  ジャズ・エイジのこだま より


66 :水先案名無い人 :03/12/25 14:55 ID:myi4vaIW
時代の流れは確実に変わりつつあった。
明るさ・華やかさ・生命力。
そんなさまざまな要素が混じり合いながらそこかしこに溢れ出し
一つの空気を作り上げはじめていた。

この時代ではっきり覚えていることがある。

私はタクシーに乗っていた。
車はちょうど藤色と薔薇色に染まった夕空の下、
ビルの谷間を滑るように進んでいる。
私は言葉にならぬ声で叫び始めていた。

そうだ、私にはわかっていたのだ。

自分は望むものすべてを手に入れてしまった人間であり、
もうこの先、これ以上幸せにはなれっこないのだということを。

                作家 S・フィッツジェラルド
                ――――――――――――
                 マイ・ロスト・シティーより


192 :水先案名無い人 :04/01/11 01:17 ID:ycMOnXsF
宗教対科学の進化論裁判 1925年7月
アルバイトの高校生の証言より

法廷内の暑さといったら、まるでオーブンの中みたいだった。
あまり熱いので裁判長が裁判関係者と報道陣にコーラを売ることを許可した。
私一人がその売り子に選ばれたというわけだ。

裁判を傍聴している人はほとんどが検事のブライアンの味方だった。
弁護士のダロウがあまりにもねちねちと聖書の些細なところをあげつらっては
ブライアンを追い詰めて宗教をバカにするもんだから、みんないらいらしていたのだ。


193 :水先案名無い人 :04/01/11 01:18 ID:ycMOnXsF
進化論を擁護する弁護士ダロウ(以下D)
聖書を擁護する検事ブライアン(以下B)

D「あなたは、ノアの箱舟に乗らなかった生物は全滅したと信じていますか?」
B「魚は生き残ったでしょう。」
D「魚以外は?」
B「さあ」
D「どうなんです?」
B「証拠はない。そうだろう?」
D「あなたはどう思うかと聞いてるんです。」
B「全滅した。そう信じてる。」
D「それではこれはどうです?
  ヘビをはイヴを誘惑して知恵の実を食べさせ、神の怒りを買って以来腹で
  這い回らなければならなくなったとされているが、それ以前のヘビは
  どのようにして前へ進んでいたか、その点についてはご存知ですか?」
B「いいえ。」
D「這うようになる前は、しっぽで立って歩いていたとでも?」
B「自分でこの聖書を読みたまえ。そうすれば分かるはずだ。」
D「結構ですとも。いまここで読んで差し上げましょう」
B「裁判官!早い話ダロウ氏はただ聖書を冒涜したいだけなのです。
  この人は神を信じておらず、テネシー州の法廷という場を借りて」
D「異議あり!」
B「聖書を汚そうとしているのです。」
D「ブライアン氏に異議あり!」


718 :水先案名無い人 :04/02/21 00:38 ID:tt4YQFBe
ハーレム。それはアメリカ中の黒人の憧れだった。
「ハーレムに行けば、もう何も恐れることはない。途方もない自由が約束されている」
私はそう聞かされて育った。
初めてハーレムに着いた時の事は、今でも鮮明に覚えている。
125番通りと7番街の交差点で、見上げるような大男の黒人の警察官が、交通整理をしていた。
「この俺の手の指図が見えないとは言わせないぜ」とでも言わんばかりだった。
私は感動した。白人を思い通りに歩かせているのだから。

                                  ――作家E・ファックスの手記より


863 :第3集 :04/03/09 05:22 ID:O7xZIf6e
ルー「試合中にホットドッグ20個平らげたって本当?」
ベーブ「ばかげた伝説のひとつさ 命を縮めるぜ」
ルー「ごもっとも」
ベーブ「一試合に20個は豚になる」
ルー「当然ですね」
ベーブ「君だってそんなうわさ信じてないだろ?」
ルー「ええ…でも本当はいくつ食べたの?」
ベーブ「19個!」

―― ベーブ・ルースとルー・ゲーリック


218 :第3集基世ナレ :04/04/23 09:49 ID:n1pzsCAu
20年代後半、アメリカ大衆の大きな関心の一つは株式市場の動向でした。
企業家から労働者、主婦に至るまで、あらゆる階層の人々が株を買い、
ラジオの株式市況に耳を傾けていました。

大衆が株価の暴落など予想もしなかった理由は、
自分達の周りに満ち溢れていた豊かな生活と好景気への信頼でした。

1927年の第一週には、株の取引高が史上最高を記録しています。


219 :第3集それはマンハッタンから始まったより :04/04/23 09:50 ID:n1pzsCAu
株価を表示する黒板の前には、いつも人だかりが出来ていました。
あまりに株価が乱高下するので、そこで卒倒する人もいたほどです。
でも、彼らはそう心配していませんでした。
結局株価は上昇カーブを描き、実際みんな儲けているからますます買おうとする。
実態は信用貸しでした。
10万ドルの現金しか手元に無いのに100万ドルの株を買う。
90万ドルはブローカーか銀行から簡単に借りられたのです。

                        ――ウォール街の株仲買人の証言より


220 :第3集それはマンハッタンから始まったより :04/04/23 09:51 ID:n1pzsCAu
あるニューヨークの投資家のオフィスで、
私は壁に貼ってある地図を指差して彼に尋ねた。
「“空き”と印のついた用地はなんですか?
 町のこの辺りに空き地がこんなにあるとは思いませんでしたよ。」
彼は愉快そうに言った。
「4階より低い建物なら何でも私達にとって空き地ですよ。
 それを買って取り壊し、もっと高いものを建てれば儲かるのです。」

                       ――作家 E・プール「港」より


221 :第3集それはマンハッタンから始まったより :04/04/23 09:51 ID:n1pzsCAu
女の子が大喜びするのは、一緒に映画を見終わった後で彼女をカフェに誘うことだ、
などというのは、お話にならない古めかしさだ。
今日では、彼女をドライブに連れて行くにも6気筒7人乗りのセダンが必要である。
その上、一番入場料の高いコンサートに行って、その夜の最後を飾るために
一番値段の張るレストランに彼女を連れて行かねばならないのだ。

                                 ――当時の新聞記事より


235 :第3集それはマンハッタンから始まった :04/04/25 12:51 ID:mAx8k9nT
群集は余りにも大きく膨れ上がって、葬儀場の前のビルのガラスを
割ってしまったほどです。
棺に横たわっているバレンチノはすぐそこに見えました。
私達は彼をただ一目でも見たかったのです。
でも今思えば、ほとんどの人がただの好奇心に過ぎなかったのだと思います。

                        ――葬儀に出かけた女性の手記より


236 :第3集それはマンハッタンから始まった :04/04/25 12:52 ID:mAx8k9nT
上海の租界の雰囲気は、ほとんどもう戦争に突入したかのようで、
何千人もの苦力(クーリー)が雇われ、夜昼の別なく塹壕を掘り、
有刺鉄線でバリケードを築いていた。

上海が興奮しきっていた時に、記者会見で私は、
アメリカ軍の指揮をしていたバトラー将軍に
「中国を武力でもって侵略して、国民運動を鎮圧するとしたら、
 どれだけの兵員が必要か」と質問してみた。

彼は迷わずこう断言した。
「最低50万の兵員がいないと、私は中国を侵略しようと夢にも考えないでしょう。」
バトラー将軍の証言は、その後日本軍が200万もの軍隊で
ついに征服出来なかったことで証明されることになった。

               ――アメリカ人ジャーナリストJ.B.パウエルの手記より


254 :第3集それはマンハッタンから始まった :04/05/05 11:10 ID:FSvvwSqK
世界に邪悪な思想を広めようとしている共産主義の運動家達。
彼らの目には残忍さ、狂気が満ちている。
ロシア革命の炎はもう既にアメリカの労働者に及んできている。
教会の祭壇を襲い、学校に入り込み、
アメリカ人の神聖なる家庭にも忍び込もうとしている。
やがてはアメリカ全てを焼き尽くすだろう。

         ――M・パーマー司法長官「ザ・フォーラム」より


255 :第3集それはマンハッタンから始まった :04/05/05 11:10 ID:FSvvwSqK
黒人もユダヤ人も外国からの移民も、またローマカトリック教徒も
それぞれに団結し権力を持っている。
しかし、我々アメリカ生まれの白人プロテスタントのみが
独自の組織を持っていない。
それゆえ我々は余所者に財産を狙われ、搾取の対象となってきたのだ。
我々だけが生粋のアメリカ人であり、人種的に優れているのは
明らかであるにもかかわらずである。

          ――KKK指導者 H・エバンズ「さあ、共に考えよう」より


256 :第3集それはマンハッタンから始まった :04/05/05 11:10 ID:FSvvwSqK
私達黒人は公園にもレストランにも入れませんでした。
劇場にも入れなかった。
たとえ入れたとしても、「カラスの巣」という特別な場所に
座らなければなりませんでした。
いつでも、どこでも、私達は冷たい目で迎えられました。

リンチは週に3、4回、新聞やラジオでよく報じられていました。
クランが黒人をどんな目にあわせたか。
父から聞いたことですが、黒人と白人の間で暴動が起こると
クランの奴等がやってきて、乳母車から赤ん坊をつまみ出し、
踵を掴んで電柱にぺしゃっと脳味噌を叩き出した。
黒人だというだけで、殴る蹴るの暴力は当たり前だったということです。

                      ――当時の黒人青年の証言より


478 テンプレ追加(第2集) sage New! 04/11/27 23:45:10 ID:riibIE9y
二人の無実のイタリア人を苦境に貶めたことは、ミッチェル・パーマーの赤狩り時代を思い出させ、
ずっと静まっていたはずの、恐怖と憎しみをかき立てるものだった。
自分達は、自由主義者なのか、保守主義者なのかほとんど忘れかけていた人々が
再び自分の立場について議論を戦わし始めたのだ。


                    ――ジャーナリスト J・アレン「オンリー・イエスタディ」より


479 テンプレ追加(第2集) sage New! 04/11/27 23:49:19 ID:riibIE9y
ラジオの世界、それは私にとってリアルそのものだった。
まるで、目の前に映画スターやミュージシャンがいるかのように思えた。
ある日のこと、私達がラジオを聞いている間に、女の子が近くの井戸に落ちたことがあった。
誰もそのことに気付かず、井戸に落ちた女の子が見つかるまで3日もかかったのだ。
どこにいても「何か新しいこと聞いた?」というのが、人々の合言葉だった。


                          ――マンハッタンの住人の手記より


480 テンプレ追加(第2集) sage New! 04/11/27 23:54:30 ID:riibIE9y
興行主のテックスが試合の前に言ったことが今も記憶に残っている。
「いいかジャック、チャンピオンを作るのは大衆だぞ」

宣伝も功を奏したのか、試合の頃には信じられないような騒ぎになった。
「ジャック、ジャック、こんなのって初めてだぞ。
 もう既に100万ドルに達した上に、まだどんどん客がやってくる。
 しかもその客だよ。女だ。上品なご婦人方が何千人もだ」


                      ――ジャック・デンプシー「自伝」より


482 テンプレ追加(第2集) sage New! 04/11/28 00:05:17 ID:LS/XHtDD
私が育ったのは、まるで映画の舞台になりそうな「地獄の台所」と呼ばれる所だった。
アパートの住人達は皆貧しくて大変な生活だったが、助け合って暮らしていた。
私達はハドソン川でよく泳いだ。
いつも20人くらいの子供達がいて、桟橋から飛び込んだり、本当に楽しかった。
思い返せば、あのハドソン川のゴミ溜めの中を泳いでいたんだ。


                        ――イタリア移民の手記より


483 テンプレ追加(第2集) sage New! 04/11/28 00:12:09 ID:LS/XHtDD
最近、忌まわしい「ジャズ・オーケストラ」とやらが、
そののたくるような音楽で人の感覚を刺激しようとしている。
感覚中枢に直接訴えるような耳障りな音楽をまき散らしているのである。
若者達が、このような経験をしても、まだ道を誤らずしていられると信じる人がいるなら、
神よ、彼らを救いたまえ。


                ――当時の婦人雑誌「レディス・ホーム・ジャーナル」より


484 テンプレ追加(第3集) sage New! 04/11/28 00:18:24 ID:LS/XHtDD
女の子は昔より大胆になっています。
彼女達は私の娘時代には絶対出来なかったような調子で、男の子に電話をかけてデートをしようとします。
私の息子は3人の女の子からひっきりなしにダンスに誘われて、生活を台無しにしています。
私の娘時代にはお化粧なんて、不良少女のやることでした。
この頃はね、ご覧下さい。
これが、良家の娘さんのすることですから。


                    ――「高校生の息子を持つ母親の手記」より


486 テンプレ追加(第3集) sage New! 04/11/28 00:31:11 ID:LS/XHtDD
ニューヨークの街は、まるで世界の誕生を思わせるような虹色の輝きにむせていた。
帰還した連隊は五番街を行進し、若い娘達はまるでそれに引き寄せられるように東や北にその足を向けた。
アメリカこそが最高の国であり、そこかしこにお祭り気分が満ちていた。


                 ――作家 スコット・フィッツジェラルド「マイ・ロスト・シティー」より


487 テンプレ追加(第3集) sage New! 04/11/28 00:43:20 ID:LS/XHtDD
みんな、酒の密造者を知っていました。
しかし、年頃の子を持つ親のほとんどは、そんな変な酒を子供が飲まないように、ちゃんとした酒を与えていました。
私も友人達と同じように、水筒の形をした銀製の酒瓶を腰に付けて、その酒を飲んでいたものです。
酒場にもたびたび出入りしましたが、警察の手入れを受けたことなど一度もありませんでした。
誰も法律なんて気にしていなかったのです。


                        ――当時20代の青年の証言より


488 テンプレ追加(第3集) sage New! 04/11/28 00:51:42 ID:LS/XHtDD
我が家は禁酒法が施行されると同時に、もぐり酒場を始めた。
近くにウィスキーを何千ケースも持っている倉庫があった。
そのウィスキーを手に入れる唯一の方法は、医療目的と称して薬局を通すものだった。
医者は簡単に処方箋を書いてくれた。1枚につき、2ドルだった。
そのウィスキーをどうしたかって?
デルヴェ病院に売ったのさ。
医者はみんな、1ケース90ドルで買って、救急車にそれを取りに行かせたんだ。
警察も知っていたけど、見て見ぬ振りをしていた。


                           ――もぐり酒場の経営者の手記より


489 テンプレ追加(第3集) sage New! 04/11/28 01:04:10 ID:LS/XHtDD
1927年のニューヨークのせわしなさは、ヒステリーの一歩手前とでも表すべきものだった。
かくの如く浮かれ騒ぐ街にあっては、たゆまぬ努力など一文の値打ちもない。
というわけで、「稼業」という言葉がからかい半分に使われ始めた。
手っ取り早く金を稼げるもの、これが全て稼業である。
私の行きつけの床屋は、株に50万ドルばかり投資して引退していたし、
私のテーブルまでやってきて、挨拶したり、あるいは挨拶し忘れたりする給仕頭達は、
考えてみれば、私などより遙かに金持ちであった。


                      ――スコット・フィッツジェラルド「マイ・ロスト・シティー」より


490 テンプレ追加(第3集) sage New! 04/11/28 01:15:05 ID:LS/XHtDD
合衆国の歴史上、今議会ほど喜ばしい期待にに満ちた議会は無いと申せましょう。
我が国の企業や産業が生みだし、経済が蓄えた莫大な富は国民の間に広く分配される一方、
生活必需品は既に必要水準を満たし、贅沢の域に達しました。
我が国の現状は誠に満足すべきものであり、将来に対しては楽観的な期待を寄せることが出来るでありましょう。


                  ――第30代アメリカ大統領カルビン・クーリッジの演説より


491 テンプレ追加(第3集) sage New! 04/11/28 01:44:05 ID:LS/XHtDD
数年に渡ってアメリカ国民は、精神的飢餓状態にあった。
彼らは次から次へと、以前の理想や幻想、希望が壊されていくことに気付きつつあった。
宗教の土台を崩し、その感傷的な考えを嘲る科学の教義と心理学説によって、
そして、猥雑と殺人とで食っている新聞の傾向によって、壊されていくのだ。
人々のリンドバーグに対する気持ちが、巨大な宗教が復活したかのような様相を呈したことに、何の不思議があろうか。


                     ――ジャーナリスト J・アレン「マイ・ロスト・シティー」より


502 テンプレ追加(第3集) sage 04/11/30 20:56:24 ID:/oPSpC41
1927年5月21日、ル・ブールジェ飛行場で私はこんなにも歓迎を受けるとは全く予期していなかった。
私の飛行機の到着時間が、これほど正確に報道されていようとは夢にも思わなかった。
私は飛行機の扉を開けた。
何万もの手が、私の足を、腕を、体をつかむ。
私の言うことなど誰も耳には入らない。
私は、群衆の上に、頭の海のまっただ中に力尽きて横倒しにされている。


                     ――チャールズ・リンドバーグ「翼よ、あれがパリの灯だ」


503 テンプレ追加(第3集) sage 04/11/30 21:00:25 ID:/oPSpC41
あらゆる集まりで私はいつも、こう話しかけられました。
「フランス人がいかにアメリカ国民を敬愛しているか、おわかりでしょう。
 帰国されたら、こう伝えて下さい。
 フランスとヨーロッパから、アメリカ合衆国によろしくと」


                       ――「リンドバーグ帰国後の演説」より








Act4:Hitler's Ambition

337 :第4集のテンプレって無かった? :04/01/21 23:31 ID:t2Bn49Wz
第4集 ヒトラーの野望

本年1月30日、国家を統合する新政権が樹立された。
私、そして国家社会主義運動は政権に参加した。
いまや私の過去の数年間の闘争はその目的を達成した。
この数百万人による運動の目的は周知のものだ。
いま一度この運動の経緯について、そしてドイツ復活の闘争の第二段階について
大まかに述べようと思う。

いったい14年間もの間、政府はドイツをどこへ導いたのだ。
国家財政を混乱させ、おびただしい物品を浪費し、
何億とあった金はすっかり無くなった。
インフレーションという愚行を犯し、国が荒れ果て
不当な利子が外国から突きつけられた。
昔ならいかなる国家でも処罰されるほどの
高い利子も当たり前のことであった。

失業者は次々と増えた。
百、二百、三百、四百、五百、六百、七百万−−
今日では七百から八百万人だ。
私は我が民族の復興が自然にできるとは約束しない。
国民自らが全力を尽くすべきだ。
自由と幸福は突然、空から降ってはこない。
すべては諸君の意思と働きにかかっている。
我々自身の国家のみが、我々自身の国民のみが頼りとなる。
ドイツ国民の未来は我々自身の内にのみ存在するのだから。
国民自身が国民を向上させるのだ。勤勉と決断と誇りと屈強さとによって
ドイツを興した祖先と同じ位置に上ることができる。

                             ――映画「ドイツ国民の呼びかけ」


350 :第4集テンプレ追加 :04/01/22 14:15 ID:MIQp6m77
資本主義国家が崩壊を免れたければ、ソ連の方法を取り入れるべきである。
以前、私がそう警告したことは正しかった。
ソ連では希望こそ思想の中心である。
階級が無く、淑女や紳士がおらず、誰もが友人であるような国にいるということ、
それは稀に見るすがすがしい経験だった。
明日、私はこの希望の土地を去り、我々の絶望の国へ帰る。
                  
                            ――バーナード=ショーの会見録より


351 :第4集テンプレ追加 :04/01/22 14:16 ID:MIQp6m77
大衆へ情熱を込めて語ったのは彼だけでした。
私たちは何か新しいことを聞くために、
なんでもいいから新しいことを聞く為に集会に出掛けたのです。
ドイツ国内の状況は悪化する一方でした。
人々の日常生活を支えていたものが根底から無くなり、
自殺する人が溢れ、風俗は乱れました。
経済状況に絶望していた私たちにはヒトラーの語る新しいドイツは
素晴らしいものに思えました。
                  
                              ――当時のナチス党員の手記より


725 :水先案名無い人 :04/02/21 12:18 ID:T6eW6RLC
移住する農民達に行くあてはない。
移住者達が泊まるキャンプには2、300人につき1つのトイレしかなく、
男女別々のトイレを作ろうとした人は、「共産主義的である」として非難された。
農民達は殴られ、射撃を受け、基礎手続きなしに投獄されて拷問される。
今や、カルフォルニアに移住してきた農民の間には、
抑圧への恐怖でなく、怒りが存在している。


                   ――ジョン・スタインベック「怒りの葡萄 取材記録」より


726 :水先案名無い人 :04/02/21 12:34 ID:T6eW6RLC
人々はナチスに対し、全く無批判でした。
「精神の自由」など大多数の人々にとっては、価値のある概念では全くありませんでした。
ナチスに疑いを差し挟むと、次のように反論されました。
「ヒトラーが成し遂げたことをぜひ見て欲しい。
我々は今ではまた、以前と同じように大したものになっているのだから」
ヒトラーが失業問題を解決したことこそ、私達にとって重要な点だったのです。

                          ――ドイツの元社会民主党員の手記より


772 :水先案名無い人 :04/02/24 21:35 ID:mutBnxy6
我々が今日持っている人類文化、芸術、科学および技術の成果は
ほとんど専らアーリア人種が創造したものである。
アーリア人種は人類のプロメテウスであって、
その輝く額からいかなる時代にも常に天才の精神的な火花が飛び出し、神秘の夜を明るくし、
人類をこの地上の生物の支配者とする道を上らせた。
アーリア人種に最も激しい対照をなすものがユダヤ人である。
この世界にユダヤ人しかいなければ、彼らは泥や汚物に息がつまるか、
憎しみに満ち満ちた争いの中で互いに騙しあおうと務めるだろう。
我々民族主義国家は人種を一般生活の中心に据え、
人種の純粋維持のために配慮しなければならない。

                                        ――我が闘争より


727 :水先案名無い人 :04/02/21 12:47 ID:T6eW6RLC
ラインラント進駐後の48時間は、自分の一生で最も神経を痛めた時間であった。
フランスがラインラントに兵を進めれば、我々はしっぽを巻いて撤退しなくてはならなかった。
我が方の手中にあった軍事資源は、ごく控えめな抵抗をするにも全く不十分であった。
私は、平然としている振りをしなければならなかった。
我々を救ったのは、テコでも動かない「頑張り」であった。

                                     ――ヒトラーの談話より


728 :水先案名無い人 :04/02/21 13:02 ID:T6eW6RLC
私は、繰り返し次のようなボードを読んでいた。
「大ドイツ帝国成る。オーストリア再びドイツのもとに」

私の傍らの一人の紳士が、私に語りかけてきた。
「なぁ、坊や。君は誇りに思っていいんだぞ。我々は偉大な時代に生きているんだ」
私も、そのように感じた。ドイツの国力の増大に、私達は感嘆の念を抱いていた。
私達は、偉大な時代に生きていた。
そして、その時代の創造者、その保証人はヒトラーその人であった。


                         ――当時少年だったドイツ人の回想録より


729 :水先案名無い人 :04/02/21 13:30 ID:T6eW6RLC
宣戦が布告されると、ガスマスクが支給され、
「サイレンが鳴ったら、かぶるように」と言われました。
私はガスマスクをかぶり、赤ん坊用に支給されていた古い箱の中に、
娘のシルヴィアを入れて、空気を入れ始めました。
近所の人々は「どうすればいいのか」と思案顔でしたが……。
みんなガスマスクをつけたままでした。それは、本当に異様な光景でした。


                                 ――ロンドン市民の回想より


352 :第4集テンプレ追加 :04/01/22 14:16 ID:MIQp6m77
ナチスには神秘的な力で我々を魅惑し、
熱狂させる何か違ったものがあったのです。
それは旗をなびかせ、じっと前方を見つめ、太鼓を鳴らしながら進む
若者たちの一糸乱れぬ行進でした。
この共同体には何か心を揺さぶる圧倒的なものがありました。
しかし、私の父がナチスについて語る時、その言葉に感激や誇りが無く、
それどころかひどく不機嫌な響きがあるのが理解できませんでした。
父は「連中の言うことを信じるな、連中はオオカミだ。ナチスはドイツ国民を
恐ろしいかたちで誘惑しているのだ」
というのです。
しかし父の言葉は、興奮した私たち若者の耳には入りませんでした。
                  
                             ――ヒトラー・ユーゲントの手記より


353 :第4集テンプレ追加 :04/01/22 14:17 ID:MIQp6m77
スペイン動乱は人民と自由に対する反動との闘争である。
私の芸術家としての全生涯は反動と芸術に対する絶え間なき
闘争以外の何物でもない。
私が反動と死に対して同意できるなどと誰が考えることができようか。
私は「ゲルニカ」と名付ける現在制作中のパネルにおいて、
スペインを苦痛と死の中に沈めてしまった軍国制度に対する
嫌悪をはっきりと表明する。

                     「ゲルニカ」制作の声明より
                    ――――――――――――
                         パブロ・ピカソ


354 :第4集テンプレ追加 :04/01/22 14:18 ID:MIQp6m77
我々はついに将来の領土獲得政策へ移行する。
我が民族の子孫の為、領土獲得は権利ではなく義務である。
この世界で最も神聖な犠牲は土地の為に流される血である。
ドイツは世界の強国となるのか、あるいは滅亡するのか、
そのどちらかである。
我がドイツ民族は植民地ではなく、ヨーロッパのふるさとの大地に
その力の源を求める。
今日、我々がヨーロッパで求める新しい領土、それはロシアである。
それに従属する東ヨーロッパの衛星諸国である。

                      「我が闘争」より
                    ―――――――――――
                      アドルフ・ヒトラー


355 :第4集テンプレ追加 :04/01/22 14:20 ID:MIQp6m77
今朝、ベルリンのイギリス大使はドイツ政府に最後通牒を渡しました。
我々の国はドイツと戦争をすることになります。
平和への最後の努力が水泡に帰し、痛恨の極みであります。

                    チェンバレン首相のラジオ放送
                   ――――――――――――――
                        対独宣戦布告


149 :第4集ヒトラーの野望 :04/04/11 21:28 ID:wyKApTTa
わが国における
社会主義建設のために

世界の労働者階級の
勝利のために

同志スターリン万歳!

  ――ニキタ・フルシチョフの演説より
     (当時 モスクワ地区書記)


150 :第4集ヒトラーの野望 :04/04/11 21:30 ID:wyKApTTa
この失業者たちが――
世界一の橋、車
高いビルを作ったのです

このビルの40階に人がいます
何をたくらんでいるのでしょう

自殺です

何のために夢も希望もない失業者に
高層ビルが必要だったんでしょう

    ――プロパガンダ映画(ソ連制作)より


216 :第4集ヒトラーの野望より :04/04/23 09:46 ID:n1pzsCAu
私はかつて軍で指揮をとった
諸君こそ素晴らしい
アメリカ魂の持ち主だ

金を受け取るまで
動きません

人に取られないうちに
お金をもらいます

  ――1932年ワシントン 退役軍人デモより


217 :第4集ヒトラーの野望より :04/04/23 09:47 ID:n1pzsCAu

我々は寛大ではない
他の政党をドイツから排除すべきだ

我々はドイツ、そしてオーストリアで
あるいは北で、西で、あらゆる場所で
ドイツ国民を、そして祖国を
正しい動きに戻そうではないか

         ――ヒトラーの演説より


357 :第4集 ヒトラーの野望 :04/05/24 14:11 ID:8Ck9Gfgv
国際連盟日本代表 松岡洋右
"Japan, however, finds it impossible to accept the report adopted by the assembly."
(日本は調査団の報告を受け入れることは出来ない)

――日本は1933年3月、国際連盟を脱退します。

(帰国する日本代表団)

――これによって日本は、国際的孤立化の道を歩みはじめます。358 :第4集 


358:第4集 ヒトラーの野望 :04/05/24 14:11 ID:8Ck9Gfgv
このころ、第一次大戦の敗戦国・ドイツでは大恐慌の影響が特に深刻でした。
これは、閉鎖された銀行に自分の預金の払い戻しを求める人々の映像です。
この取り付け騒ぎによって銀行の連鎖倒産が相次ぎました。

ドイツで職を失った人は600万人。
実に3人に1人が収入の途を断たれ、住む場所もない状態でした。

このとき、ドイツ民族の復興を全面に掲げた政党が、大衆の心を惹きつけていきます。
アドルフ・ヒットラーの率いる国家社会主義ドイツ労働者党――いわゆるナチスです。

ヒトラーは民主主義を無責任なものとして否定し、
みずからの独裁によって、責任を持ってドイツ民族を救うと熱っぽく訴えました。

このときヒトラーは40歳。
ドイツ国民は、この若き政治家に国家の未来を託していきます。


505 テンプレ追加(第4集) sage 04/11/30 21:16:35 ID:/oPSpC41
産業立国って分かりますか。
いろんな企業を興し、平和に互いに結びついている。
その主義を政友会に合併した時、一番の第一にしていた。


                  ――ニュース映画「犬養毅首相の談話」より


506 テンプレ追加(第4集) sage 04/11/30 21:26:28 ID:/oPSpC41

我々はむやみに大きな力を持とうと望んでいるのではない。
我々の労働のために、
我々の民族のために、
我々のドイツのために、
立ち上がる必要がある。


              ――ヒトラー「ナチス党大会軍事パレードでの演説」より


507 テンプレ追加(第4集) sage 04/11/30 21:34:48 ID:/oPSpC41
今日、我が民族は地上で滅亡する危機、あるいは奴隷民族として他の民族に奉仕することになる危機に陥っている。
我々は我が祖国の存続のために、我々の子供達の毎日のパンのために、格闘しなければならない。
闘争によって、武力によって、最後の精神力まで緊張させ、世界の強国となり、
新しい領土を獲得することによってのみ、我が偉大なドイツ民族は生存することが出来る。


                      ――アドルフ・ヒトラー「我が闘争」より


509 テンプレ追加(第4集) sage 04/11/30 22:00:26 ID:/oPSpC41
あの日々の状況は、絶望的であった。
突然労働者達が現れ、ロンドンの方々の公園に、
そして特にドイツ大使館の前に、迫り来る空襲に備える壕を掘った。
人々は真剣な考え込んだ面もちで歩いていた。
私達は人間で溢れる街路と家並みを、密かな感慨を持って眺めるのであった。
明日は既に、爆弾がそれらの家や通りを粉砕してしまうのではないか、と。

そして、扉の中では人々がラジオのニュースの時間に、立ったり座ったりして耳を傾けていた。
どの人にも、どの瞬間にも、巨大な緊張が全土を覆っているということが、
目には見えなくとも、はっきりと感じられるのであった。


                      ――作家シュテファン・ツバイク「昨日の世界」より


511 テンプレ追加(第4集) sage 04/11/30 22:12:27 ID:/oPSpC41
チェコスロバキアに要求する。既に約束したことを実現せよ。
戦争か平和か、チェコスロバキアが決めるのだ。
我々の申し入れを承諾してドイツ人に自由を与えるか、
それとも我々が自分で自由を求めるか。

いまや私は最初の兵士として、我が民族の先頭に立つ。
我が民族は、大戦で配線した時とは違う。


                  ――アドルフ・ヒトラー「ズデーテン併合要求演説」より


699 テンプレ sage 05/01/10 02:23:00 ID:IBRWJTNL
私はオーストリアのイン川に面した街ブラウナウが、
まさしく私の誕生の地となった運命を幸福な定めだと考えている。
私にはこの小さな国境の町が大きな使命のシンボルのようにも思える。
というのは、この小さな町は2つのドイツ人国家の境に位置しており、
少なくともこの両国家の再合併こそ我々青年がいかなる手段をもってしても
実現しなくてはならない終生の事業と考えられたからだ。
同一の血を持つ民族は共通の国家に属するのである。
ドイツ、オーストリアは母国大ドイツに復帰しなければならない。


                      「我が闘争」より
                    ―――――――――――
                      アドルフ・ヒトラー


205 テンプレ追加(第4集) 2006/01/22(日) 12:55:35 ID:OL/zxEE00
ドイツ帝国の総統として、我が故郷のドイツ帝国参入をドイツ史の一ページに書き加える。
ドイツ民族にとって最も古いこの東方の地を、ただ今をもってドイツ帝国の最も新しい砦とする。

               ――アドルフ・ヒトラー「オーストリア併合宣言演説」より


206 テンプレ追加(第4集) 2006/01/22(日) 13:01:48 ID:OL/zxEE00
ズデーテンに住むドイツ系住民は、チェコ人支配のもとで限りない苦しみを味わっています。
チェコ軍は戦車と機関銃で、ドイツ系住民を血の海に沈めています。
ドイツ系難民の群れが帝国の保護を求めています。
(難民の女性の話)
「国境の近くに住んでいたのですが、すぐに出ていかないと射殺すると脅かされたんです」


                     ――プロパガンダ映画「ズデーテンの難民」より


207 テンプレ追加(第4集) sage New! 2006/01/22(日) 13:07:46 ID:OL/zxEE00
ドイツ軍はとどまるところを知りません。
いま、我々の面前で一国の死の悲劇が展開されています。
これは武力による支配です。

                     ――イギリスのニュースフィルムより


208 テンプレ追加(第4集) sage New! 2006/01/22(日) 13:24:45 ID:OL/zxEE00

再び世界大戦が始まるかと思われたこの時、
イギリス首相チェンバレンは国際会議開催に最後の望みを託しました。
9月29日、ドイツ、ミュンヘンに各国首脳が急遽集まります。
イギリス首相チェンバレンは戦争回避をミュンヘン会談に賭けていました。
今回の会談は、イギリス、ドイツだけではなく、フランスやイタリアも参加した
ヨーロッパ首脳国の会談となりました。

フランスからは首相ダラディエが参加。
イタリアからムッソリーニが参加、ヒトラーと共にオープンカーに乗って会場に向かいます。
会談の行方を世界が見守りました。

ヒトラーは終始自分のペースで会談を進め、「領土的要求はこれが最後である」と明言します。
会談はヒトラーの要求をほぼ全て認めることで合意。
チェコスロバキアの犠牲を強いる形で、戦争の危機は回避されました。
チェンバレンはこの譲歩によって、平和は守られたと信じました。
ヒトラーはこの日、武力を背景とした恫喝によって大国イギリスに要求を飲ませることに成功したのです。


                     ――山根アナナレーション「ミュンヘン会談」より








Act5:The World Saw Hell
575 :水先案名無い人 :04/07/09 00:03 ID:tJZ+e09T
ここは、南フランスのオラドゥールという村です。
この村は、第二次世界大戦中に、ドイツ軍によって完全に破壊されました。
その悲惨な記憶を忘れないために、今でも廃墟のまま残されているのです。

これは1943年 7月の日曜日、
平和なオラドゥール村の夏の一日を写した、当時のホームムービーの映像です。

一年後の1944年6月10日、ドイツ軍がこの村を襲い
無抵抗の住民のほぼ全員が殺されました。

1939年から1945年にいたるまでの6年間、
世界は地獄さながらの光景に覆いつくされました。

第二次世界大戦は戦場での軍隊同士の戦いだけではなく
無抵抗の市民をも巻き込んだ凄絶な戦いでした。

映像の世紀、五回目の今日は
今世紀最大の悲劇となった、第二次世界大戦をえがきます。
                            ――山根基世ナレーションより


1 :水先案名無い人 :03/12/16 01:27 ID:/pzReaCl
「スターリングラードはもはや街ではない。
日中は火と煙がもうもうと立込め、一寸先も見えない。
炎に照らし出された巨大な炉のようだ。
それは焼けつくように熱く、殺伐として耐えられないので、
犬でさえヴォルガ河へ飛び込み、必死で対岸にたどり着こうとした。
動物はこの地獄から逃げ出す。
どんなに硬い意思でも、いつまでも我慢していられない。
人間だけが耐えるのだ。神よ、なぜ我等を見捨てたもうたのか。」
 
                                     ――ドイツ軍将校の手記より


5 :水先案名無い人 :03/12/16 01:35 ID:/pzReaCl
全財産を手押し車に乗せ あるいは背負った人々が
街のあらゆる地区から現れ それがひとつの大きな河となり
押し合い圧し合いしながら ざわざわと流れていった・・
そこは、まさにカオスの世界だった・・

                         ――ゲットー在住ユダヤ人 トシヤ・ビヤラーの日記

ここは ワルシャワでもいちばん荒廃した地域で
狭くて曲がりくねった通りは 手押し車を押す人の波で溢れかえり、
人々は 一軒一軒廻って 同じ質問を繰り返すのだった・・
「部屋は ありませんか」と。

                             ――ユダヤ人 アブラハム・レビンの日記より

ゲットーには 人間が充満している。
精気の抜けた青白い顔ばかりで 悲惨この上ない。
中には 数週間地面に放り出された 死体そっくりの顔をした人もいる。
無残なその顔を見ると 思わずぞっとする。
黒ずんだ眼下から覗く 憂鬱と絶望。
文字通り骸骨のような姿が 通りをぞろぞろと際限もなく流れてゆく。


841 :第5集 :04/03/06 18:29 ID:7RpdNFDD
狩り込み時の警官の残酷さといったらない。
実に乱暴に扱う。
アパートから住民を叩き出して封鎖し、
家財道具を辺りに散乱させたまま引き上げる。
森の動物狩りを彷彿させる。

世界はこれまでこのような状況を見たことがない。
逃げ惑う人々がつかまり、野犬さながらに馬車へ詰め込まれる。
老人と病人ははユダヤ人墓地へ連れて行かれ、そこで処理される。

                ――ユダヤ人アブラハム・レビンの回想より


842 :第5集 :04/03/06 18:29 ID:7RpdNFDD

叫び声と泣き声が上がっていました。
何人もの子供たちが母親から引き離されていました。
私は母親にしっかりとしがみつきました。
ナチの一人が私を引き離そうとしましたが、出来ませんでした。
私は叫び、足で踏ん張りました。
とうとうナチが3人がかりで私を母から引き離しました。

                ――ユダヤ人ヴィル・クルーゲルの手記より


843 :第5集 :04/03/06 18:30 ID:7RpdNFDD

ロシアでの任務は赤軍の粉砕と国家の解体だ。
共産主義はドイツの将来への大きな危険である。
ロシアに対する戦いとは、ボルシェビキ人民議員と
共産主義的知識人の絶滅でなければならない。
これは絶滅戦争だ。
絶滅しなければ、敵を打倒しても、
30年もたてば再び共産主義は甦るだろう。

                ――ヒトラーの演説より


762 :第5集 :04/02/23 13:44 ID:DiYZ8RG9
どの駅にも、みな通路やプラットフォームに人が三重に折り重なって
詰め込まれていました。
私は恐ろしさで声も出来ませんでした。

人間の塊が缶に詰め込まれた毛虫のように眠っている。
その光景の悲惨さ、熱気と悪臭、汚れ。
むずかる赤ん坊が泣き叫び、それを懸命にあやす、やせ衰えた母親。
子供達がその騒音の中で、眠りながら痙攣を起こしたり、
びくついたりするのです。

                                     ――ロンドン市民の回想より


763 :第5集 :04/02/23 13:45 ID:DiYZ8RG9
我々はこの凍てつくような寒さの中で、一歩一歩最終目的に近づいてはいるが、
全部隊は物資の補給困難な状況で苦しんでいる。

燃料が無ければトラックも動かない。
寒さのため、テレスコープ照準が役に立たなくなった。
一個連隊につきおよそ500人ずつが既に凍傷によって失われている。
寒さのため、もはや機関銃は発射不可能となり、
我が方の37mm対戦車砲も、ソ連のT34型戦車に対しては無力なことも分かった。
我が歩兵部隊の戦闘価値もこれで終わりだ。

                         ――ドイツ軍指揮官 グーデリアンの回想記より


32 :水先案名無い人 :03/12/22 18:18 ID:rF34rcSp
父上様、母上様、喜んで下さい。いい立派な死に場所を得ました。

皇国の荒廃、この一戦にあり。大君の御盾となって、潔く死に就き、宿敵を撃滅せん。

男子の本懐、これに優るものがまたとありましょうか

23年間の幾星霜、よく育てて下さいました。

この度がその御恩返しです。

よくも立派に皇国のために死んでくれたと褒めてやって下さい。

ああ、我ら特別自爆隊。向かう所は敵空母に急降下

                                   ――神風特攻隊員の遺書より

33 :水先案名無い人 :03/12/22 18:18 ID:rF34rcSp
街の到る所、炎上している家が煌々と通りを照らしていました。
目の前にはモルタル、石材、コンクリートの塊が瓦礫の山と化し
その下から生き埋めになっている人の悲痛な喘ぎ声が聞こえて
きました。

何もかも燃え尽きていく・・・

イギリス製の織物、高価な革製品、愛用した家具、大事な思い出の品、
そして、希望も・・・。 何もかも・・・

                                  ――ワルシャワ市民の手記より


34 :水先案名無い人 :03/12/22 18:19 ID:rF34rcSp
その日は雪がちらついていて、身を切るような寒さだった

蛇が見える・・・生け捕りにされて傷ついた者の、長い長い
蛇だった。くねくねと長いやつ 。

地平線に向かって一列に進んでゆく。どれが先頭なのか見分け
がつかない。

列の後ろの方に、道に倒れて動けなくなったドイツの陸軍中尉
がいた。中尉は狼のような声で泣き叫ぶんだ

パウロ、待ってくれ。ペーター、見捨てないでくれっ。

仲間は肩を竦めて歩いていく・・・ 。一度も振り返らずに。

                                      ――ソ連兵の回想より


741 :第5集より :04/02/22 00:22 ID:VLof6v6j
空を飛ぶ僕の目からは、道路は道の筋が果てしなく流れていくように真っ黒に見える。

人々は我先にと立ち退いて行く。
この立ち退きには狂気じみた伝染力がある。
人々は南に向かって歩いて行く。
そこに、彼らを受け入れてくれる優しさが待っているとでも言うかのように。

ところが南には、人々ではち切れそうになった街の数々があるばかりだ。

                        ――作家 サン・テグジュベリ 『戦う操縦士』 より


742 :水先案名無い人 :04/02/22 00:24 ID:QnUonAO+
暴虐飽くなき敵米英は今やその厖大なる物資と
生産力とを擁し、あらゆる科学力を動員し、我に対して
必死の反抗を試み、決戦相次ぐ戦局の様相は日を追って、
熾烈の度を加え、事態ますます重大なるものあり。

生等、今や、見敵必殺の銃剣を引つ提げ、積年忍苦の精神研鑚を挙げて
悉くこの光栄ある重任に捧げ、挺身もって頑敵を撃滅せん。

生等もとより生還を帰せず、在学学徒諸兄、
また遠からずして生等に続き出陣の上は、屍を乗り越え乗り越え、
邁往敢闘、もって大東亜戦争を完遂し、上宸襟を安んじ奉り、
皇国を富岳の寿きに置かざるべからず。

かくの如きは皇国学徒の本願とするところ、
生等の断じて行する信条なり!

                                   ――学徒出陣式演説より


743 :チャーチル@第5集 :04/02/22 00:28 ID:VLof6v6j
We shall defend our islands,
however the cost may be.

We shall fighat
on beachs, landing grounds, in fields, in streets, and under hills.

We shall never surrender !!!

我々はこの島を守る
どんな犠牲を払っても

我々は戦う
海岸で、水際で、内陸で、街頭で

我々は決して降伏しない

                                    ――チャーチルの演説より


35 :水先案名無い人 :03/12/22 18:20 ID:rF34rcSp
空の特攻隊のパイロットは一器械に過ぎぬと一友人が言ったことは
確かです。

操縦桿を執る器械、人格もなく感情もなくもちろん理性もなく、
ただ、敵の航空母艦に向かって吸いつく磁石の中の鉄の一分子に
過ぎぬのです。

理性をもって考えたなら実に考えられぬことで、強いて考えれば、
彼らが言う如く「自殺者」とでもいいましょうか。

精神の国、日本においてのみ見られることだと思います。

一器械である吾人は何も言う権利はありませんが、ただ、願わくば
愛する日本を偉大たらしめられんことを国の方々にお願いするのみ
です。

                                  ――きけ わだつみのこえより


64 :  :03/12/25 07:55 ID:C0zdkDpA
私はこの目で何千という女や子供の死体が、線路や公道沿いに散らばっているのを見た。
彼らは、ドイツのはげたかどもに殺されたのだ。
女子供の涙が、私の胸の中で煮えくりかえった。
殺人鬼ヒトラーとその一味には、その涙を、奴らの狼の血で償ってもらう。
憎しみに燃えた復讐者は、容赦しない。

                      ロシアの詩人  スルコフ 
                    ――――――――――――
                         「散文詩」より


147 :水先案名無い人 :04/01/06 12:52 ID:yUXk/uQ1
ナチは悪魔でした。彼らは私たちを洗脳しました。
「お前たちは全く無意味な存在だ。
そしてお前たちが無意味な存在なら、死ななければならない。
お前たちは何の役にも立たない。」

                                    ――ユダヤ人の日記より


418 :水先案名無い人 :04/01/27 05:54 ID:5FLgdomy
何も悪い事をしていないのに逮捕されるはずは無い、と信じていました。
だからFBIが来た時は、まったく何の準備もしていなかったのです。
私たちは住むこの国では、日系人は虫けら以下の存在でしたが、
それが今や、敵国人というわけです。

収容所では、行列。何もかも行列でした。
注射をしてもらうにも、食事をするにも、仕事を得るにも。
そして・・・トイレやシャワーを使うのにさえ、並んだものです。

                                  ――日系人女性の回想より


419 :おまけ :04/01/27 06:02 ID:5FLgdomy
私達は、どんな苦しい事でも我慢して、力いっぱい働いています!
あのアメリカや、イギリスや、オランダに負けてはいけないと思うと、
どんな事でも、くるしくありませんっ!


                        ――第三回 国民学校児童日本語競技会
                                ジャカルタ中央公会堂での発表


442 :第5集 世界は地獄を見た :04/01/28 19:26 ID:t+Gx276p
ある日曜日の午後、ニワトリやウサギに餌をやっていると、
見るからに大きなロケットが凄い音をたててやってきて、
空が見えなくなりました。
それから当然止まり、静かになって音が聞えなくなりました。

「伏せて!」

と子供たちに叫びました。
子供たちは即座に伏せました。

家屋が崩れる音がしました。
我が家を見ると、煙のようなものが空に上っていました。
庭を駆け下りて行くと、裏の戸も、窓も、すっかり無くなっていました。
私達の並びの四軒の裏は、すべて礫の山でした。

                                 ――ロンドン市民の手記より


578 :海軍省提供 :04/02/10 05:40 ID:+0nDi3h9
逃げ惑う 敵 航空母艦!
我が 魚雷命中 ホオネツトの 巨体 揺らぐ
ホオネツトの 機関部破壊して 速力低下
慌てふためく 敵兵為すところを知らず


610 :水先案名無い人 :04/02/12 21:18 ID:KYcINELR
進歩のない者は決して勝たない、負けて目覚めることが最上の道だ。
日本は進歩ということを軽んじ過ぎた。

私的な潔癖や徳義にこだわって、真の進歩を忘れていた。
敗れて目覚める、それ以外にどうして日本が救われるか。
俺達はその先駆けとなるのだ。

日本の新生にさきがけて散る、まさに本望じゃないか

                             ――大和特攻時 哨戒長の言葉


443 :第5集 世界は地獄を見た :04/01/28 19:26 ID:t+Gx276p
私は自己暗示をかけて、やっと殺人者になれた。
いわば、リモートコントロールだった。

私達がやったことといえば、ボタンを押しただけ。
私は自分が殺した相手は誰一人見ていない。
自分がつけた火は見てもだ。

                           ――アメリカ爆撃機搭乗員の回想より


444 :第5集 世界は地獄を見た :04/01/28 19:27 ID:t+Gx276p
何ということだ。
群集は捕虜達に虐待を加えている。
見境の無くなった群集が怒りをやみくもに行使するのを
兵士達も阻止出来ない。

パリは沸々と沸き立ち、発酵しつつ、爆薬を用意している。
些末な憎悪や陰謀、個々の無数の苦悩が蔓延している。

                         ――詩人ジャン・コクトー 占領下日記より


445 :第5集 世界は地獄を見た :04/01/28 19:27 ID:t+Gx276p
アメリカ海兵隊員の回想より

神風も何もかも見ました。
胃がキリキリと痛むような、あんな光景は見たことがありませんでした。

あの人達は死ぬのを覚悟していたんです。
私だって、入隊した時は命を捧げる覚悟でした。
でも、あんなやり方では…
                              ――アメリカ海兵隊員の回想より


517 :第5集より :04/02/01 12:52 ID:hyCc0juW
私たちは日本の都市を焼き払うという恐ろしい仕事をやっていた。
それはつまり女や年寄りや子供たちを焼き殺す、てことだ。
私の中の野蛮な声がしつこく囁きかける・・・

「日本人なんか・・・皆殺しにしてしまえ!」

                                 ――B29搭乗員の回想より


518 :ホロコースト@第5集 :04/02/01 13:00 ID:hyCc0juW
その街に近づくと、最初に臭いがしてきました。
人間の臭いだってことはすぐに分かりました。
恐ろしいことが起こったんだ――とすぐに気づきました。

すごく静かでした。
近づくにつれ、ここの人たちに何が起こったか分かってきたんです。

                       ――アメリカ兵 ディミエル・ブラックの回想より

大きな板が釘付けされたバラックを見つけ、ドアを押し破ると、
飢え死にした人間が目に飛び込んできました。

人喰いを見たのは初めてだった。
床に死体がいくつか転がっていた。
一人が横にいる人間の尻に喰らいついていた。
そんな格好のまま二人とも死んでしまっていた。

                   ――アメリカ兵 エアハルト・ダウリングウスの回想より

これは私にとって決定的な出来事でした。
こんな事がここで起こるということは、他でも起こり得るということです。

私にも・・・他の人たちにも・・・

                       ――アメリカ兵 ディミエル・ブラックの回想より


832 :第5集 沖縄戦 :04/03/05 23:52 ID:DPN0J6go
日本兵は自らが正しいと思う道、つまり、武士道を基にして戦っていました。
それは戦士の道。降伏はありませんでした。

全く望みの無い事態に直面しても、なお諦めようとしない兵士達。
実際に彼らと戦ってみなければ、とても理解出来ないことです。

日本兵の誰かを助けようとすれば、その男は必ず手榴弾を爆発させて、
自分自身はもちろん、こっちまで死ぬことになるのです。
私達にとっては全くありえないことでした。

                         ――アメリカ海兵隊員の回想より


365 :第5集 エピローグ :04/01/22 21:06 ID:qABbKQcE
1945年、昭和20年8月。
日本に最初の原爆を落としたB29 エノラ=ゲイです。

ウラン型原子爆弾「リトルボーイ」の積み込みです。

8月6日、朝。

被爆直後の広島です。

たった1個の爆弾で大都市を抹殺する究極の兵器を
人類は手にするに至ったのです。

3日後の8月9日、長崎上空。

原子爆弾の爆発による熱線がすべての生き物を焼き尽くしました。

第二次世界大戦の犠牲者の数は6500万人に及ぶという推計があります。
そして、その内4000万人以上が武器を持たない市民といわれています。
第二次世界大戦は無抵抗の市民を殺戮するという、
永遠に消すことのできない傷跡を人類の歴史に残したのです。








Act6:Under The Flag Of Independence

338 :第6集のテンプレって無かった? :04/01/21 23:31 ID:t2Bn49Wz
第6集 独立の旗の下に

フランス人は我々ベトナム人を常に嫌悪し、
我々を野蛮人とさえ考えていない。犬や豚同然と考えているのだ。
一方、ベトナム人はフラン人をあたかも雷のように恐れている。
フランス人に道であったときも蹴られたり殴られたりしない様、
ただただ逃げ出すばかりである。

                                ――ベトナム人の抗議文より


395 :第6集独立の旗の下に :04/01/25 16:19 ID:/44MRUsd
祖国統一は私達の永遠なる夢です。
私達は外国の言葉ではなく、私達自身の言葉で
これから歴史を語らなければいけません。

                                    ――ガンジー語録より


396 :第6集独立の旗の下に :04/01/25 16:20 ID:/44MRUsd
私はじろじろ見られていた。
駅員は私が有色人種であることを確かめると、
「ちょっと来い。お前は貨物車の方へ移るんだ。」と怒鳴りつけた。
私は一等車の切符を持っていると抗議した。
「駄目だ。お前は客車から出て行け。」
駅員は無理やり私の腕を掴み、荷物もろとも客車から放り出した。
身に凍みるような厳しい寒さだった。
私は腰掛けたまま、震えていた。

                                    ――ガンジー語録より


397 :第6集独立の旗の下に :04/01/25 16:20 ID:/44MRUsd
宗教は人と神、また、人と人を結びつけるものです。
ヒンズーとイスラムの問題は損得の問題ではありません。
愛と信頼の問題なのです。
ヒンズーとイスラムがインドの二つの目であるなら、
争いや揉め事は起きないはずです。
片方の目がもう一方の目より優れているなどとは言えないでしょう。
どうして人が、宗教の名において戦う必要がありましょうか。

                                    ――ガンジー語録より


398 :第6集独立の旗の下に :04/01/25 16:21 ID:/44MRUsd
ガンジーはあくまで、インドを引き裂いてはならないと言う。
しかしイスラム教徒は我々がどんな妥協を示しても、
自分達の国家を作ると言ってその立場を譲らない。
インド各地で起きている血まみれの惨劇はエスカレートしていくばかりである。
インドは頭痛から解放されるために、敢えて頭を切り落とさなければなりない。
もはやガンジーのような中道の立場は非現実的である。
残念ではあるが、ガンジーは今、政治の中心からそれてしまっている。

                                     ――ネルー語録より


399 :第6集独立の旗の下に :04/01/25 16:21 ID:/44MRUsd
暗闇の中で苦悩しているのは、私だけなのでしょうか。
インドとパキスタンが分離独立すれば平和が戻ってくる、と皆は考えているのでしょう。

私は全く孤立してしまいました。
しかし、何と言われようとも、私は自分の思った通りを語らなければなりません。
インドの分裂は間違っています。
このような独立の行く末は闇に包まれることでしょう。
私には、はっきりと見えるのです。

                                    ――ガンジー語録より


534 :ホーおじさん :04/02/05 16:00 ID:Zauk77DW
ゲリラ戦とはまず敵を精神的に追いつめることからはじまる。
平穏に食事をすることも、そして眠ることもできないように、
昼夜を問わず攻撃を仕掛けるのだ。敵に休息を与えてはならない。
どこにいても地雷を踏み、狙い打ちされる、
そんな恐怖感を敵に植え付けるのだ。
そうすれば敵はやがて疲れはて、最期には死滅する。
インドシナに送り込まれてくるフランスの兵士は、
やがて本国の家族へ宛てる手紙にこう書くようになるだろう。
ベトナムではありとあらゆる洞窟、ありとあらゆる茂み、ありとあらゆる沼地、
どこにいても死が待ち受けている、と。


546 :第6集 独立の旗の下に :04/02/07 13:52 ID:AKEkZ2/X
列強は今、虎視眈々と中国を分割しようとしている。
しかし民衆はといえば、無知蒙昧で、
祖国の将来のことなど全く考えていない。

だから我が国は大国であるにもかかわらず、
列強にひれ伏し、外国人達にバカにされるのである。
我々は今こそ立ち上がらなくてはならない。
国民を苦しみから救い、国家の滅亡を防ぐのだ。
子孫を外国の奴隷としてはならない。

                                ――興中会章程より 孫文


547 :第6集 独立の旗の下に :04/02/07 13:53 ID:AKEkZ2/X
ロシア革命が見事に成功したにもかかわらず、
中国革命は未だに名ばかりの革命にすぎない。
なぜだろうか。
それは強い革命軍がないからだ。
強い革命軍があってこそ、革命は成功するのだ。
諸君、君達は将来、必ずや革命軍の中核となるのだ。
革命の精神とは死を恐れないことである。
中国4億人の民を救うことが、諸君の使命なのである。

                              ――開校式の訓辞より 孫文


549 :第6集 独立の旗の下に :04/02/07 13:54 ID:AKEkZ2/X
満蒙は我が国の発展のためには、最も重要な戦略拠点であり、
それを確保することはアジアの平和につながる。

満蒙の農業生産は我が国の食料問題を解決し、
鉄・石炭などの資源は我が国の重工業の基礎を固める。

満蒙を我が領土とする以外に道はない。
それは正義なのである。

                                 ――満蒙問題私見より 
                                関東軍参謀 石原莞爾


550 :第6集 独立の旗の下に :04/02/07 13:54 ID:AKEkZ2/X
革命とは、客を招いてごちそうすることでもなければ、
文章を練ったり、絵を描いたり、刺繍をしたりすることでもない。
そんなお上品でおっとりとした、雅やかなものではない。

革命とは暴力である。
一つの階級が他の階級を打ち倒す、激烈な行動なのである。

                                   ――毛沢東選集より


551 :第6集 独立の旗の下に :04/02/07 13:55 ID:AKEkZ2/X
日本は今、世界有数の強国であり、
その軍事力は我が国よりもはるかに勝っている。
しかし、中国にあって日本にはないものがある。
長期戦に備えられるだけの広大な国土と莫大な人口、
そして正義である。
したがってこの戦争は三つの段階をたどる。

第一段階
日本は奥地まで攻め入ってくるが、経済的に行き詰るだろう。

第二段階
日本は傀儡政権を作って対抗するが、
我が方のゲリラ戦によって消耗するであろう。

そして第三段階
十分な力を蓄えた我が方は、日本を追い出し、
戦争は終わるであろう。
                              ――持久戦論より 毛沢東


552 :第6集 独立の旗の下に :04/02/07 13:55 ID:AKEkZ2/X
蒋介石は戦争の間、山の中に引き篭もって
何一つしてこなかったというのに、今になって英雄を気取っている。
彼は今、勝利者という甘い果実を、独り占めにしようとしているのだ。

                                  ――毛沢東選集より


553 :第6集 独立の旗の下に :04/02/07 13:57 ID:AKEkZ2/X
力を国民革命に致すことおよそ40年
その目的は中国の自由、平等を求むるに有り
40年の経験を積みて深く知る

この目的に到達せんと欲すれば
必ず すべからず民衆を喚起し 共同奮闘すべきこと

現在革命なお未だ成らず
およそ我が同志は三民主義を全うし
継続して努力に努め 以て完結を求めよ

                                  ――孫文の遺言より


589 :水先案名無い人 :04/02/11 18:27 ID:Df2oo9ae
インドの命運は糸車にかかっています。
イギリスの綿製品がインドに流れ込むようになって以来、
人々は糸車をしまい込みました。
それが、インドから繁栄を奪い去ったのです。
糸車はインド人の暮らしにとって、空気や水と同様に欠かせないもののはずです。
どうぞ、埃をかぶった糸車を取り出して、インドの糸を紡いで下さい。
イスラム教徒もヒンズー教徒も、みんなで糸を紡いで下さい。

                                    ――ガンジー語録より


792 :水先案名無い人 :04/02/27 23:26 ID:ONo+R0k2
昨年8月、朝鮮に徴兵制施行せられしより
ここに???
半島同胞の輝かしき入営の時至る
この晴れの???に備える半島若人の
???壮丁の
この練武の姿を見よ!

我ら???
ひたすら修養、研鑽にいそしむ、その域や

   ――「朝鮮同胞も戦列へ」 1944年製作 日本映画社


828 :第6集 :04/03/03 23:07 ID:4mvPzi8T
私が国王であることを知らしめるこの歴史的な日。
私はインドの民と共にあることをまことに喜ばしく思う。

私はインドの平和と安定を強く望み、
インドに与えられた権利と特権を守ることをここに約束する。
神よ、我がインドの民を守りたまえ。
                    ――ジョージ5世の挨拶


829 :第6集 :04/03/03 23:07 ID:4mvPzi8T
ベトナムから10万人近くの若者が海を渡り、戦場へと連れて行かれた。
フランス人はこれを優雅にも「兄弟の貢献」と呼ぶ。

しかし、ベトナムにとって、それは血と汗を流しながら、
寄生虫を太らせているようなものだ。
フランスの植民地支配によって潤うのは、
嘘吐き政治家や狡賢いアヘンの密売人だけである。

     ――新聞「ル・パリヤ」より 阮愛国(ホーチミン)が書いた記事


808 :水先案名無い人 :04/03/01 16:10 ID:Xy09k0RZ
∩( ・ω・)∩ 天皇陛下 ばんじゃーい
  スカルノ


904 :第6集 :04/03/14 15:00 ID:F3RVwU3x
戦いはまさに悪夢だった。
腰まで泥水に浸かった塹壕の中、我々は今すぐにでも
攻め込んできそうなベトミンを待ち受けていた。

彼らはいつも同じやり方だ。
まず、若い兵士が爆弾を抱えたまま突っ込んでくる。
続いて、手榴弾の嵐の中を狂気に満ちた兵士達がなたを持って襲い掛かる。
そして最後に、ベテランの兵士達が機関銃を乱射する。

ベトミンの攻撃は絶え間なく続いた。
我々は死を待つことしか出来なかった。

                ――フランス軍兵士の証言より


905 :第6集 :04/03/14 15:01 ID:F3RVwU3x
共産主義勢力、ベトミンが戦争に勝ち、インドシナが赤く染まるようなことになれば、
やがて周辺地域も共産主義者に侵略され、真っ赤に染まっていくに違いない。
ソ連や中国は東南アジア全域の支配を目論んでいる。

我々は自由主義陣営は、このような共産主義の横暴を決して許してはならない。
今、対抗措置をとらなければ、数年後にはもっと恐ろしい結果を招く。
平和を勝ち取るために今、アメリカは敢えて危険を冒さなければならないのだ。

                         ――アメリカ国務長官ダレスの演説より


906 :第6集 :04/03/14 15:01 ID:F3RVwU3x
アジアはもう、受身ではありません。
黙って人の言うことを聞いたりもしません。
今日のアジアは力強い活気に溢れているのです。

我々は今さら、アジアを支配した国に憎悪の念を抱くつもりはありません。
これから先は兄弟として席を並べたい。
そう願っているだけなのです。

今でも世界が自分の言いなりになると思っている大国の論理。
アジアは断固これを否定します。

アジアの民は我々に相応しい輝かしい未来を
自らの手で切り開いていかなければならないのです。

             ――ネルー演説より/バンドン会議


877 :第6集 :04/03/11 20:32
ID:vKB/iKBj私は日本を利用出来ると考えていた。
黙っていても、ぼろをまとっていた我々インドネシア人が、
日本軍のおかげで勇敢な兵士に変えてもらえるからだ。

いかに敵を待ち伏せるか、いかに這った姿勢で銃を撃つか、
ガソリンを満たした椰子の殻からどうやって手榴弾を作るか。
全て日本軍が教えてくれるのだ。

                      ――スカルノ自伝より


878 :第6集 :04/03/11 20:33 ID:vKB/iKBj>
フランスは卑怯にも、我々の祖国を日本に引き渡した。
我が人民はこれまでフランスという海賊に水牛のように仕え、
今度は日本という海賊の奴隷になった。
ベトナムの二千万の人民は、このようなことに我慢出来ない。

革命の闘士よ、蜂起の旗を高く掲げよ。
祖国の聖なる呼びかけが、今、響き渡る。


427 :第6集 独立の旗の下に :04/06/07 21:03 ID:h7+o5eHk
戦いはまさに悪夢だった。
腰まで泥水に漬かった塹壕の中、我々は今すぐにでも攻め込んできそうなべトミンを待ち受けていた。
彼らはいつも同じやり方だ。
まず、若い兵士が爆弾を抱えたまま突っ込んでくる。
続いて、手榴弾の嵐の中を狂気に満ちた兵士たちがナタをもって襲い掛かる。
そして最後に、ベテランの兵士たちが機関銃を乱射する。
ベトミンの攻撃は、絶え間なく続いた。我々は、死を待つことしかできなかった。

                                 ──フランス軍兵士の証言より








Act7:The Victors Divide The World

199 :テンプレ :04/01/12 03:21 ID:G7tc8R3Z
世界の支配なんて簡単だ。
極東は蒋介石にやれば、アメリカの援助で中国を支配していくだろう。
太平洋? それは我がアメリカが頂く。
アフリカはインドルートの関係からイギリスにいく。
スターリンが欲しがっているのは、ソ連の安全保障だけだ。
もし私が彼に何でも与えて、その代償を求めずにおけば、
スターリンだって阿漕なことはしないはずだ。

                       ――ヤルタ会談前のルーズベルトの発言


224 :sage :04/01/14 18:47 ID:38vav6Av
スターリン「ドイツに賠償を支払わせるために
      工場、機械設備、鉄道車両をドイツから撤去すべきです。
      ソ連は、ドイツの重工業および生産財の80パーセントを徴収します。
      いずれにせよドイツを解体し、孤立した弱小の小国の寄り合い所帯にしてしまわなくてはならない。

チャーチル「イギリスの世論は賠償という考え方には反対です。
      第一次大戦後ドイツに巨額の賠償を課した結果、今度の戦争を引き起こしたことを
      忘れてはいないからです。

スターリン「なるほどヴェルサイユは失敗した。
      しかしあれは、あなた方が現金払いを要求したからだ。
      我々は生産財や原料といった現物を要求しているのだ。

チャーチル「そうかもしれん。が、しかしドイツという馬に
      馬車を引かせようと思ったら、馬草くらいは残してやらなくっちゃあ。
      空きっ腹じゃあ馬は動きませんぞ。

スターリン「いや、我々としちゃあ、その馬がくるりと向きを変えて
      こっちを蹴ったりしないように監視してなくちゃならないんでね。


409 :第7集 勝者の世界分割 :04/01/26 22:01 ID:QFhsw4zW
アメリカでは文学はサディズムと
ポルノを学ぶ場と化している

そして、こんな幼い時から
将来のギャングが養成されている

タクシーガールズは金のかかるパートナーだ
貧困が彼女たちをこういう行為にかりたてる

これらの生物も人類に属しているのだ
しかし、その動き方は、どんな動物とも異なっている

こういう文化はすべてアメリカから輸入されたものだ

                        ――「これがアメリカだ」ポーランド映画


643 :水先案名無い人 :04/02/16 00:19 ID:DSUwILx1
今度の戦争は、過去のどの戦争とも違った戦争なんだ。
どこの国であろうと、占領した領土に自分の社会体制を押しつける。
どこの国も、その軍隊が進撃出来る限りの範囲まで、その国の社会体制を押しつけるのだ。
その他の結果にはなりようもない。


                         スターリンの発言
                   ――――――――――――――
                    シラス著「スターリンとの対話」より


410 :第7集 勝者の世界分割 :04/01/26 22:02 ID:QFhsw4zW
今日の午前中から、ソ連軍は西側地区への電力の供給を差し止めた。
私達はラジオも無く、灯りも無く、炊事用の電気も無く、
コーヒーのためのお湯を沸かすことも出来ず、家に座り込んでいる。
夕方までにぜひともロウソクを調達しなければならない。
でも、どうやって買えばいいのか。

                             ――ベルリン市民の日記より

不審の目で見られる一方だったドイツが、共産主義の犠牲者へと変わった。
ヒトラーのベルリンが自由の前哨基地ベルリンへと180度の転換をした。
そして、ドイツ人にとっては、アメリカを中心とする西側の占領軍が防衛軍に変わった。
ベルリン市民は、もはやアメリカ軍を占領軍といえる心境ではなくなったのである。
ついこの間まで、爆弾を雨あられと落としていたアメリカ空軍の飛行機が
食料や燃料や発電所まで運んできてくれたのだ。

                             ――ベルリン封鎖の記録より


642 :水先案名無い人 :04/02/16 00:11 ID:DSUwILx1
これがドレスデンだ。
街の80%は壊れたままだ。
市民は生活必需品に飢えている。 
ドレスデンにあるのは共産主義のポスターばかりである。

一方、こちらはシュツゥットガルト。
ここにはポスターは無い。
そのかわり、店には商品があふれている。
これが、本当に自由な建設の成果である。


                             ――映画「二つの都市」より


433 :久々テンプレ :04/06/08 11:44 ID:gLZsVIz+
大掃除をするにはもう少しの時間がかかるが、ドイツはもはや負けだ。
これからの問題はソ連だ。
口を酸っぱくして説明をしても、アメリカ人にはこのことが分かってもらえないのだ。

−−ヤルタ会談前 チャーチルの発言

434 :久々テンプレ :04/06/08 11:48 ID:gLZsVIz+
私はスターリンと上手く歩調を合わせてやっていけると信じている。
私は理想主義者のチャーチルとよりも、私同様に現実主義者のスターリンとの方が
馬が合うので、我々の間で現実主義的な基盤の上で合意が成立することについては、
まず問題がないと思う。


                     ――ヤルタ会談前 ルーズベルトの発言


435 :久々テンプレ :04/06/08 11:53 ID:gLZsVIz+
イギリスの同盟国となったからといって、イギリスの本質やチャーチルがどんな奴かを忘れてしまってはならない。
チャーチルというのは目を離したが最後、懐から1カペイカでも盗み取る男だ。
では、ルーズベルトはどうか。ルーズベルトはそんな男ではない。


                        ――ヤルタ会談前 スターリンの発言


436 :久々テンプレ :04/06/08 11:58 ID:gLZsVIz+
我々にとってのポーランドは生死に関わる問題です。
歴史を通じてポーランドは、ロシアを攻撃するための通り道となってきたからです。
我々は、独立したポーランドが誕生することを望んではいますが、
それはあくまで、ソ連を守ることに役立たせるためでなくちゃならない。


                          ――スターリンの発言より


437 :久々テンプレ(第7集) :04/06/08 12:06 ID:gLZsVIz+
蜂起当初の日々は、志願する兵士も続々とあり、高揚した雰囲気に満ちていました。
誰も彼も、憎き侵略者と断固戦うのだという気概で高まっていました。
子供から老人まで、みんな隊列に加わってきました。
主な武器は火炎瓶で、それを戦車に投げつけました。
武器は不足していましたが、それでもみんなドイツ軍の武器を奪いながら、激しく英雄的に戦いました。


                            ――ワルシャワ市民の回想より


438 :久々テンプレ(第7集) :04/06/08 12:14 ID:gLZsVIz+
今日は美しい天気。なのに、やっぱり、爆撃が始まった。
悔しいが、これには味方は手が出ない。高射砲がないのだ。
それをいいことに、あの恥知らずの鬼どもは高度をグッと下げ、好きなだけ機銃掃射する始末だ。
イギリスかソ連の飛行機を絶えずじりじりと待ち受けているのに、いっこうダメ……。
私達の上を飛び回っているのは、ただ、ドイツの黒いカラスばかりなのだ。


                            ――ワルシャワ市民の日記より


439 :久々テンプレ(第7集) :04/06/08 12:27 ID:gLZsVIz+
私はスターリンに向かって切り出した。
「我々のバルカン問題を片づけましょう。
 ソ連の軍隊は既にルーマニアとブルガリアに入っている。
一方、イギリスもバルカンの国々に利害関係を持っている。
 我々がぶつかり合うことは避けましょう。

 そこで提案しますが、
 ルーマニアはソ連の優先権90%、一方、ギリシャはイギリスの優先権90%
 と、したならば、貴方の意見はいかがですか?」

 私は紙に書き留めて、スターリンの前へ押しやった。

 ……しばしの時間が過ぎた。
 スターリンは青い鉛筆を取ると、「承認」というように、そこに一本の太い線を引いて返してよこした。


                            ――チャーチルの発言
                            「第二次世界大戦回顧録」より


442 :久々テンプレ(第7集) :04/06/08 20:08 ID:hHQoiBJw
私は、機密の書類を読んで事態の全貌が分かった。
ソ連は完全にポーランドを軍事占領しており、
いわゆるルブリン政権―ソ連側が作った傀儡政権に全面的支持を与えていたのだ。
ソ連はヤルタでの協定に従って行動していなかった。
これは、直ちに片づけなければならない問題だと、私は考えた。


                                 ――トルーマン回顧録より


443 :久々テンプレ(第7集) :04/06/08 20:15 ID:hHQoiBJw
トルーマン米大統領
「ロシア人は、ヤルタでの取り決めの一字一句を尊重しなくてはならない。
 アメリカとソ連の関係においては、今後は、一方通行の恩恵はまかり通ることを許さないであろう」

モロトフ露外相
「私はこれまで、人からかかる口調で物を言われたことはありません」

トルーマン米大統領
「とにかく、約束を守ることだ。そうすれば、誰もこのように言う者はいなくなる」


                          ――ポーランド問題についての会談


444 :久々テンプレ(第7集) :04/06/08 20:20 ID:hHQoiBJw
ポツダムで、スターリンと直に会って私はソ連は無情な取引者であって、
常に自分だけ利益を得ようとするものであることを見抜いた。
ソ連の外交政策は、我が方の行き詰まりに乗じて利益を得ようと企むものであると明白となったのだ。


                        ――ポツダム会談後 トルーマンの発言


445 :久々テンプレ(第7集) :04/06/08 20:30 ID:hHQoiBJw
私達は、恐れ続けてきた。
最初はゲシュタポ、その次にソ連軍に占領されたドイツでソ連に反対する言葉を喋ることを。
平和の笛から吹き鳴らされる音色は、私達の耳にはあまりに疑わしく聞こえる。
私達をどこか牢獄に閉じこめるための音楽にように聞こえる。
ソ連の影響下にある国々は皆、西側世界から切り離されている。
そして、この牢獄の扉の背後でそれらの国々の権力者と別の意見を持つ人々が次々に姿を消している……。



                             ――ベルリン市民の日記より


446 :久々テンプレ(第7集) :04/06/08 20:40 ID:hHQoiBJw
我々連合国の勝利の上に、暗い影が落ちている。
バルト海のシュテッテンから、アドリア海のトリエステまで
大陸を横切って鉄のカーテンが下りている。

                  ――チャーチル「鉄のカーテン」演説


チャーチルの演説は、アメリカ、イギリスとソ連との間に不和の種をまき、
協力を一段と困難にする危険な行動だ。
チャーチルは戦争屋だ。彼は一人ではない。
イギリスだけではなく、アメリカにも彼の友人がいる。
チャーチルとその友人達は、不思議なほどヒトラーとその一味に似通っているではないか。


                             ――スターリンの論文
                             「ソ連共産党機関紙より」


447 :久々テンプレ(第7集) :04/06/08 21:09 ID:hHQoiBJw
私はロナルド・レーガンです。
去年は1600万人が「自由十字軍」に参加しました。
「自由十字軍」は、あなたが共産主義者と戦うためのチャンスです。
今すぐ、ニューヨークのエンパイアステートビルか、地域の「自由十字軍」に募金して下さい。


                         ――宣伝映画「自由十字軍」より


448 :久々テンプレ(第7集) :04/06/08 21:16 ID:hHQoiBJw
査問官「いつどこで生まれたか?」
ゲーリー・クーパー「1901年、モンタナの生まれです」
査問官「職業は?」
ゲーリー「……俳優です」
査問官「共産主義を非合法とする案をどう思うか?」
ゲーリー「いい考えだとは思いますが、よくは分かりません。
     私はマルクスなど読んだこともありません。
     共産主義については、人から聞いた以外のことは分かりません。
     しかし、好きにはなれませんでした」


                    ――共産主義非合法化議案の公聴会記録より








Act8:Peace Under Fear

91 :テンプレ :03/12/29 17:07 ID:pTWU4qgF
爆発の瞬間、辺りは真空状態の様に感じられた。
全てが死に絶えたように静まり返った。
そして猛烈に明るい光。
僕はとっさに手で目を覆った。
だがまるでX線を浴びた様に指の骨が白く透けて見えた。
その後大音響と共に地面が激しく振動した。
耳を塞いでも轟音が響き、頭が破裂しそうだった。
空を見上げると巨大な火の玉が僕達ちょうどの真上にあった。
原爆を知るまで僕は健康的で無邪気な17歳の若者だった。
しかし爆発の瞬間、僕は悪魔の存在を想い以前の自分では無くなってしまった。
この世は死の世界と幸福の世界からできている。それらは薄い膜で隔てられている。
僕はその膜を突き破り、死の世界を覗いてしまったのだ。

僕達は爆発の後前進し、強い放射能の中に入っていった。
この演習からまもなくして、僕の髪は抜け始めた。

                        ――原爆演習参加兵士の回想より


217 :214じゃないが :04/01/13 22:56 ID:QEHd7SmT
ニューヨークはバカでかくて、やかましくて、ネオンサインや自動車がやたら多くて、
熱気がムンムンしていて息がつまりそうな街だった。
巨大な富と贅沢。その一方に恐るべき貧困が同居していた。
観光客が必ず見物するという世界一高いビルにも行ったが、
摩天楼などというものはどれも同じようなものだった。

カンカンという、この特殊な踊りについては何と言ったらよいだろう。
はっきり言ってしまえば、まったく淫らなものだ。
言い換えれば、
成人向け映画のようなものだった。

                             ――フルシチョフの回想より


226 :水先案名無い人 :04/01/14 22:56 ID:3ltLgae/
ニクソン「あなた達の方が優れているものも確かにある。
例えばロケット開発がそうです。宇宙探査のね。
しかし、例えばこのカラーテレビ。
これは我々の勝ちです。でも、とにかく我々双方のためには…

フルシチョフ「いやいや。いずれにせよ我々はあなた達を完全に追い抜いたんです。ロケットでね。
ロケットの開発技術でね。これは譲れません。

ニクソン「いやぁ、ちょっと待ってください。これなんですよ。私が言いたいのは。
おわかりですか?ここで使っているビデオテープというものは、
今ここで話している会話を即座に録画し、他に伝えることができるんです。
つまり、コミュニケーションが増える。
コミュニケーションが増えれば我々が学ぶこともあるだろうし、あなた達が学ぶこともあるでしょう。
あなたは何でも知ってますか?

フルシチョフ「私に知らないことがあるとすれば、あなたはどうなんです。
共産主義について何もご存知ない。ただ恐れているだけです。
我々の国ができてまだ42年も経っていない。
しかし、あと7年もしたら我々はアメリカと肩を並べることになるでしょう。
そしてアメリカを追い抜いていきますからね。
追い抜く時にはこうやってね、挨拶しようではありませんか。
バイバ〜イ。


306 :『恐怖の中の平和』より1 :04/01/21 11:34 ID:PS4cMFxC
「西側の軍隊がいつ攻撃してくるのか、とても心配でした。
 だから、自分たちの役割は平和のための救済者だと確信していました。
 壁の向うから酷い言葉で罵る西側のデモ隊を見ると、それは正に
 『階級の敵』
 という言葉がぴったりでした。
 彼らが汚い手足で、我々の清潔な街に来ることは、
 何としてでも阻止せねばなりませんでした。」

                      ――東ドイツ国境警備隊員の回想より


310 :『恐怖の中の平和』より2修正 :04/01/21 14:32 ID:PS4cMFxC
「…大統領の表情はひきつり、目は苦悩のため、ほとんど灰色に見えた。
 彼は、戦争を引き起こす色々な誤算について語った。
 
 我々が戦いたくないのと同様、ソビエトも戦いたくないのだ。
 彼らは我々との戦争を望まないし、我々も彼らとの戦争を望まない。

 しかもなお、ここ数日来の出来事が今後も続けば、
 戦いは全人類を巻き込み、世界を破壊してしまうだろう。

 大統領を一番悩ませ、戦争の見通しを恐ろしい物にしたのは、
 アメリカと、全世界の子供たちが死んでいく幻影であった…。」

                          ――ロバート・ケネディの回想より


464 :第8集 恐怖の中の平和 :04/01/29 19:23 ID:Y2Zd+lzL
西側の食料援助には本当に助かりました。
東ベルリンで物を買うためには、朝8時には行列に並ばなければなりません。
主婦は子どもたちの牛乳を買うために並びますが、
8時15分には全て売り切れてしまうのです。
今日は私も牛乳を飲むことが出来ました。
オレンジやチェリーを見たのも随分久しぶりでした。
私が最後にヨーグルトを食べたのは、もう半年も前のことです。
レバーに至っては、戦後8年間、一度も食べてないのです。

                          ――東ベルリン主婦の証言より


465 :第8集 恐怖の中の平和 :04/01/29 19:23 ID:Y2Zd+lzL
私はもう、人々の熱狂を誰も止めることは出来ないと思いました。
群集はだんだん過激になっていきました。
秘密警察や政府の役人を見つけると、人々は容赦なく殴りつけたのです。

その時でした。ソビエトの戦車が現れたのです。
何人かが石を投げつけ、ある人はキャタピラにパイプを突き刺しました。

突然一斉射撃の音が響きました。
叫び声が幾つも上がり、広場は騒然としました。
なぎ倒された何人かが、血だらけになって、地面を転げ回っていました。

                        ――東ベルリン労働者の証言より


466 :第8集 恐怖の中の平和 :04/01/29 19:24 ID:Y2Zd+lzL
狂気と混乱が僕の周りを支配し始めた。
機関銃のバチバチという音。
あちこちの爆発音。
戦う人達の叫び声。
あらゆる音が、死を予感させた。

だが僕には、僕らは自由への扉に近づいているのだと感じられた。
翼が与えられ、空をも飛べるような気がした。
僕らは再び、ハンガリーの土の上で、ハンガリー人になることが出来るのだ。
僕らは共産主義を望んではいなかった。
完全に独立した、自由なハンガリーを望んでいたのだ。

                          ――ブタペスト市民の日記より


633 :第8集 恐怖の中の平和 :04/02/15 16:05 ID:yOLbx0p0
西ベルリンにはいろんな自由がありました。
東にはない自由です。
西では行きたいところへはどこにでも行けたし、
考えることを自由に口に出せました。

最後のチャンスでした。
今日逃げなければ、一生ダメだと思ったんです。
私は何も持たず、命の危険さえ顧みず、
自由に向かって走り出していました。

                        ――西側への脱出者の回想より


634 :第8集 恐怖の中の平和 :04/02/15 16:05 ID:yOLbx0p0
ケネディ
 「様々な調査を見れば、私はこう結論づけるしかないだろうと思っています。
 アメリカが10年前20年前のような、明るい未来を持った活力に満ちた国であると、
 もはや誰も思っていません。
 その理由はソビエトが宇宙開発でリードしたため、世界中の人々が科学の分野で
 アメリカがナンバーワンかどうか、疑うようになったということです。
 我々は他の分野では進んでいるかもしれません。
 しかし、宇宙科学という新しい分野では負けたのです。」

ニクソン
 「さて、例えばここにケネディ候補のような人物がいて、
 何度も何度もアメリカが宇宙開発で遅れていると言います。
 ところが現実は、アメリカが28回の打ち上げに成功しているに対し、
 ソビエトは8回成功したにすぎません。
 彼がこのようなことを言うとき、アメリカの威信はどうなるのでしょうか。
 当然、地に落ちてしまうでしょう。」

ケネディ
 「私はやはりソビエトが宇宙開発では一番だと思います。
 あなた自身負けを認めたではありませんか。
 あなたはフルシチョフとの討論で、ロケットはソビエトが上だが、
 カラーテレビでは我々の勝ちだと言ったはずです。
 私はロケットの方がカラーテレビなんかよりずっと重要だと思いますが。」

                            ――テレビ公開討論より


647 :第8集 恐怖の中の平和 :04/02/16 21:19 ID:CGVjFG4f
スターリンは、アメリカを初め、資本主義諸国がソビエトを
攻撃するだろうと恐れていた。
彼がどんなに震えおののいていたことか。
戦争となれば、我が国がアメリカより弱いと知っていたのだ。
アメリカは強力な空軍を持っていたし、何よりも重要なことに、
多数の核兵器を持っていた。

それに対して我が国は、やっと原爆を開発したばかりで、
完成した原爆はまだわずかしか無かった。
この状況はスターリンに重くのしかかっていた。
彼は臆病なほど震え上がり、我々の技術的努力の全てを
核兵器の開発に振り向けるよう命じたのである。

                          ――フルシチョフの回想より


648 :第8集 恐怖の中の平和 :04/02/16 21:20 ID:CGVjFG4f
スターリンは世を去った。
彼の死は恐ろしい悲劇のように思われた。
私は何か悪いことが後に控えているのではないかと恐れていた。

我々は非常に弱い立場になった。
アメリカは当時、ソビエトに対して攻撃的な政策を取り、
優越さを示す機会を絶対に逃さなかった。
アメリカの全力を挙げての攻撃が、今にも始まりそうに思われた。

                          ――フルシチョフの回想より


649 :第8集 恐怖の中の平和 :04/02/16 21:21 ID:CGVjFG4f
確かに我々は具体的な成果を挙げることが出来なかった。
しかし、我々が相手を恐れるのと同じように、
敵もまた、我々を恐れていると知って勇気付けられた。
我々は自分達が国際舞台で自立しうることを、名実ともに明らかにしたのである。

                          ――フルシチョフの回想より


650 :第8集 恐怖の中の平和 :04/02/16 21:21 ID:CGVjFG4f
人類は自らを破滅させる手段の開発にエネルギーを浪費している。
世界は二つの陣営に分割され、互いに相手を絶滅させるための準備を進めているのだ。
しかし、戦争は避けることが出来る。
核の時代においては、平和共存こそが唯一の合理的選択なのだ。

                          ――フルシチョフの回想より


651 :第8集 恐怖の中の平和 :04/02/16 21:21 ID:CGVjFG4f
スターリンが帝国主義の敵を恐れていた頃よりは、我々ははるかに進歩した。
スターリンの恐れはもはや我々にはなかった。
今や我々の敵が恐怖に震えおののく番だった
もちろん我々は最初に人工衛星を打ち上げた事実を、
最大限政治的に利用するつもりだった。
アメリカの軍国主義者に圧力を加え、我々に対する扱いを改めさせようと思った。

                          ――フルシチョフの回想より


652 :第8集 恐怖の中の平和 :04/02/16 21:22 ID:CGVjFG4f
公開の演説で、我々はどんな距離の物体にもミサイルを命中させることが出来る、
と言うのはいつも気持ちの良いものだった。
しかし実際は、我々のミサイルはまだ性能が不完全で、数も少なかった。
我々は宇宙開発ではアメリカより進んでいたが、
核兵器の数ではまだ立ち遅れていた。
実験中のミサイルだけでは、アメリカにとって大した脅威にはならなかったのだ。

                          ――フルシチョフの回想より


653 :第8集 恐怖の中の平和 :04/02/16 21:23 ID:CGVjFG4f
両国の国家が吹奏され、21発の礼砲が鳴った。
私は体が震えた。
今や世界最大の資本主義国であるアメリカが、彼らの目から見るならば、
疫病か何かのように忌まわしいものと思ってきた社会主義の本家本元のような
我が国の代表に対して、こうして敬意を表しているのだ。

                          ――フルシチョフの回想より


654 :第8集 恐怖の中の平和 :04/02/16 21:23 ID:CGVjFG4f
最後にケネディに会った夜、彼は非常に落ち着かない様子だった。
この時の彼の表情を、私は今でもはっきりと思い出す。
私はいささか気の毒な思いを禁じえなかった。
しかし、どうすることも出来なかった。
西ベルリンの問題は、健康な肉体に出来た腫れ物のように膨れ上がってきていた。
この腫れ物を取り除くことが、今までよりも一層重要になっていた。

                          ――フルシチョフの回想より


655 :第8集 恐怖の中の平和 :04/02/16 21:24 ID:CGVjFG4f
アメリカはカストロのキューバが存在するという事態を
決して容認しないだろうと我々は確信していた。
しかし、もし、我々がキューバを失ったならば、
それが共産主義に対する手痛い打撃になり、我が国の威信は失墜する。
我々はカリブ海へのアメリカの介入を効果的に食い止める措置を
講じなければならなかった。
その答えがミサイルだった。

我々のミサイルは、西側が好んで口にする
力の均衡の釣り合いを取ってくれると思われた。
アメリカは我が国を軍事基地で包囲し、核兵器で脅かしているが、
敵のミサイルが自分に向けられていればどんな気がするか、
今や彼らが知るべき時だった。

                          ――フルシチョフの回想より


467 :テンプレ追加(第8集) :04/06/09 20:25 ID:XuNvAYdd
我々に敗北主義の考えは無用です。
クレムリンの支配者は超人ではない。
彼らが理解できるのは力という言葉だけです。


                   ――アイゼンハワー大統領就任演説より


468 :テンプレ追加(第8集) :04/06/09 20:39 ID:XuNvAYdd
我々は原爆も水爆を持っている。
軍事ミサイルも開発した。
もし愚か者が我が国や社会主義国を攻撃すれば、
我々はその国を地上から抹殺できる。
戦争は侵略者ばかりか、資本主義を滅ぼすでしょう。


                      ――フルシチョフ議会演説より


469 :テンプレ追加(第8集) :04/06/09 20:41 ID:XuNvAYdd
もう言い飽きたことだが、
国防費だからといって予算の無駄遣いは許されない。
もう1セントも増やす必要はない。
我々の防衛力は物凄いものなのだ。


                    ――アイゼンハワー大統領記者会見より








Act9:The Shock Of Vietnam

95 :テンプレ :03/12/30 00:55 ID:eFYTQSyg
前途に困難な日々が待ってます。
でも、もうどうでもよいのです。
私は山の頂上に登ってきたのだから。

私も長生きがしたい。
長生きするのも悪くないが、今の私にはどうでもいい。
神の意志を実現したいだけです。

神は私が山に登るのを許され、
私は頂上から約束の地を見たのです。
私は皆さんと一緒に行けないかもしれないが、
ひとつの民として私たちはきっと約束の地に到達するでしょう。

今夜、私は幸せです。心配も恐れも何もない。
神の再臨の栄光をこの目でみたのですから
             
            ――マーチン・ルーサー・キング2世 最後の演説より


172 :テンプレ 第9集より アポロ月到達について :04/01/08 00:57 ID:gNTmZaBn
ほんとに素晴らしい。
信じられないこと、まったく不可能だったことが可能になったのです。
アメリカはやはり偉大な国、世界一の国です。

                          ――アメリカ人主婦の感想

宇宙を支配するために人類が作った手段が大成功を収めた。
この啓示的な日に我々が忘れてならないのは、人類が必要とするものをよく認識し、人類自らを支配し律していくことである。

                    ――ローマ法王パウロ6世のメッセージ

それは、ひどく不気味な光景だった。
アメリカという国は、ベトナムの泥沼を這いずり回って暮らす数十万の我々全員よりも、月面にいるたった二人の男のことのほうをずっと心配していたのだ。
得体の知れない感情がこみ上げてきた。

                       ――ベトナム前線の米兵の手記


173 :テンプレ 第9集より アメリカ軍兵士の回想 :04/01/08 01:02 ID:gNTmZaBn
その1

ジャングルに入っていくのは冷たい海に飛び込んでいくみたいでなんだか怖かった。
ドアが開いて叫びながら走って振り返ると、小さな宇宙船みたいな弾がひゅうひゅう飛んでいる。
腕を伸ばせば取れるんじゃないかという気がする。
自分がどこにいてこれからどこにいくのかという現実が初めて見えてきた。
これは戦争なんだ。
僕は本当にこんなとこで死んじまうかもしれない。
悪夢のようだった。
とにかくショックだった。

その2

確かに、俺たちは攻撃されている。
不注意に頭を上げれば弾がひゅっと耳を掠める。
だけど、敵が見えない。
奴らはどこかにいて俺たちを見ている。
奴らは俺たちがどこに行くのかさえもちゃんとわかっている。
俺たちは常に敵の仕掛けた罠で犠牲を払っていたんだ。
作戦に出るときは長い列になって歩いていくんだ。
自分の足が踏もうとする地面を見つめながら、今日は誰が罠にかかるだろうか、やられるのは誰だろう、と思っている。
精神がほんと、くたくたになる。


367 :ゴ・ディン・ニュー夫人 :04/01/23 00:12 ID:f9RptJvn
仏教徒たちが何をしました?
彼らがしたことといえば、僧侶の一人をバーベキューにしただけ。
あの僧侶はそそのかされて陶酔状態だったのよ。
あのバーベキューも矛盾してるわよ。
反米運動なのにアメリカ製ガソリンを使うなんて。


414 :第9集 >>411ドゾー :04/01/27 00:43 ID:e8dWt631
我々は敵ほど武器を持っていなかったから、頭を使う必要があった。
罠をしかけ、待ち伏せし、単純だが必殺の武器を使った。
アメリカ兵はのろまで不器用だった。
ジャングルを通り抜ける時は特に、象のように動きが鈍かった。
我々は3人1組で行動したから、武器も簡単で、物音を立てずに素早く動けた。
アメリカ兵を1人でも負傷させるか殺すかして、また1日戦えるなら、それが勝利だった。
水滴が石に穴をうがつように、アメリカの軍隊を磨耗させるつもりだった。

                        ――解放戦線兵士の回想より


415 :第9集 ベトナムの衝撃 :04/01/27 00:44 ID:e8dWt631
誰が敵で、誰が味方なのか、見分けられない。
みんな同じように見えた。
着る物も同じだった。
みんなベトナム人だ。
その中にベトコンがいた。

村人は地雷が埋めてあることを知っていても、注意もしてくれない。
地雷を埋めたのは彼ら自身だったかもしれない。
フットボールの試合と違って、敵と味方が区別出来ないのだ。
周囲は敵だらけだった。

                       ――アメリカ軍兵士の回想より


533 :水先案名無い人 :04/02/05 12:18 ID:65aXkXa8
The Goverment is responsible!!
The Goverment is responsible!!


439 :第9集 ベトナムの衝撃 :04/01/28 18:59 ID:Mi6Y7bs/
あの頃アメリカ人は何のためにベトナムにいるのか、
ということが話題になると、
我々は内部からの侵略と戦っているこの国を助けるために来ている、
というのが決まり文句だった。
だがベトナムん助けるという夢は時として神話となり、
自分についての幻想を生み出す。
私は我々の側が勝利することを願っていたし、アメリカ的価値も信じていた。
だがアメリカは勝ってはいなかった。
アメリカ人は平等を謳い、民主主義を信奉し、共産勢力と戦うベトナム人を助けようと躍起になっていた。
がベトナムの農民の目にはアメリカ人金持ちの白人であり、
かつて植民地支配にしがみついたフランス人の友人なのだ。
我々が思い描くアメリカの姿は彼らの目にはまったく逆のものに映っていたのだ。

                    ――ハルバースタム 娘への手紙より


864 :第9集 :04/03/09 06:08 ID:DzzmcgwK
ハーレムの住宅環境が悪いのは政府の責任だ。
子供をかじるネズミ、人間の食料を横取りするゴキブリ、みんな政府の責任だ。
まずい食料がものすごく高いのは政府の責任だ。
すべてはアメリカ政府が悪いのだ。

マルコムXの演説より


179 :第9集ベトナムの衝撃 :04/04/15 00:01 ID:cE2v6rW+
10月15日
ベトナムでの戦死者を弔う反戦デモが全米で行われ、
一般市民も参加。
100万人規模の静かな反戦デモとなりました。

この頃ニクソンは、アメリカの和平提案に対する
北ベトナムからの回答を待っていました。
より良い回答を引き出すため、11月1日の回答期限を過ぎれば
アメリカは徹底的な武力行使に出ると、北ベトナムに
最後通告をしていたのです。


180 :第9集ベトナムの衝撃 :04/04/15 00:01 ID:cE2v6rW+
10月15日の夜、私はこの平和を求める抗議行動がもたらした
皮肉な状況について考えた。

今年中にベトナム戦争を終結させる可能性が少しはあったとしても、
この集会の結果、その可能性は完全に無くなってしまった。
北ベトナムがアメリカ国内の反戦運動の盛り上がりを見て
私の最後通告を信じなくなったことが私には分かっていた。

私が劇的な措置を取らないという状況が、私の弱さの現れであると
共産側に誤解されないようにしなければならなかった。

                    ――ニクソン大統領の回想より


181 :第9集ベトナムの衝撃 :04/04/15 00:02 ID:cE2v6rW+

NOV.3,1969
沈黙を守っている大多数のアメリカ国民の皆さん
あなた方の支持を求めたい

名誉ある平和を勝ち取る方法で
戦争を終結すると私は公約した

国民の支持が得られれば
早く公約を履行できる

国内が分裂していれば
敵は交渉に応じようとしない

           ――ニクソン大統領の演説より


182 :第9集ベトナムの衝撃 :04/04/15 00:03 ID:cE2v6rW+
俺達は自分達がどう感じてるのか、示したかっただけさ。
つまり、俺達がニクソンを支持してるってことをさ。

あの金持ち連中の息子達は、うまいことやって徴兵を逃れて
反戦だなんてやりたい放題だ。
まるで自分達が国を動かしているかのようだ。

奴等が抗議する権利のあることは認める。
しかし、星条旗を汚すような行為は絶対に許すことは出来ない。

              ――ニクソン支持派労働者の証言より



470 :テンプレ追加(第9集) :04/06/09 20:52 ID:XuNvAYdd
どのような平和を我々は求めているのか?
アメリカが武力で世界に強制するアメリカの平和ではない。
私が言いたいのは真の平和。
生き甲斐のある生活を保証し、人類と国家が栄え、子孫により良い生活を約束する平和。
アメリカ人のための平和ではなく、全人類の永遠の平和である。


                           ――ケネディ大統領演説より


471 :テンプレ追加(第9集) :04/06/09 21:00 ID:XuNvAYdd
我々は世界で自由の価値を説き、国内でも自由を尊重している。
にもかかわらず――
「わが国は自由の地だが、黒人は例外」
「差別はないが、黒人は例外」
「階級制度やスラムはないが、黒人は例外」などと言えるだろうか。
今こそ真の自由をもたらすべき時だ。


                       ――ケネディ大統領公民権法演説より


472 :テンプレ追加(第9集) :04/06/09 21:08 ID:XuNvAYdd
「なぜ、直接行動を、なぜ座り込みやデモ行進などをするのか?
 交渉というもっと良い手段があるのではないか」
と、貴方方が問われるのはもっともです。
 実に、話し合いこそが直接行動の目的なのです。
 非暴力直接行動の狙いは、話し合いを絶えず拒んできた地域社会に、
争点と対決せざるをえないような危機感と緊張を作りだそうとするものです。
 苦しい体験を通して我々は、自由は決して迫害者の側から自発的に与えられることはなく、
迫害に虐げられている側が、自ら要求しなければならない、と悟ったのです。


                           ――キング獄中からの手紙より


473 :テンプレ追加(第9集) :04/06/09 21:15 ID:XuNvAYdd
トンキン湾の公海上で――
アメリカの駆逐艦が通常のパトロール任務に就いていた。
北ベトナムの魚雷艇3隻が、いわれのない攻撃を仕掛けてきた。
ただちに我が駆逐艦は反撃した。

8月4日夜、北ベトナムの魚雷艇は2度目の攻撃を仕掛けてきた。


                        ――再現映画「NAVY SCREEN HIGHLIGHT トンキン湾事件」より


474 :テンプレ追加(第9集) :04/06/09 21:18 ID:XuNvAYdd
アジアの非共産国家の多くは、共産主義勢力の拡大を自分達の力で阻止できません。
アメリカの力こそが頼りなのです。
もし我々がベトナムから退くならば、アメリカの約束や反故を信用する国はなくなるでしょう。
親愛なるアメリカ国民の皆さん、だから我々はベトナムに介入するのです。


                              ――ジョンソン大統領声明より


475 :テンプレ追加(第9集) :04/06/09 21:26 ID:XuNvAYdd
ハーレムの住宅環境が悪いのは、政府の責任だ。
子供をかじるネズミ、人間の食料を横取りするゴキブリ、みんな政府の責任だ。
まずい食料がものすごく高いのは、政府の責任だ。
すべてはアメリカ政府が悪いのだ。

わが教祖は黒人至上主義者と呼ばれている。
我々が白人と同等どころか白人より優れていると説くからだ。
そう、白人より優れているのだ。
言うまでもないことだが、我々は白人より優れているのだ。
肌の色を比較してみよ。
あなたたちの肌は黄金のように輝いて見える。


                          ――マルコムXの演説より


476 :テンプレ追加(第9集) :04/06/09 21:38 ID:XuNvAYdd
私は、この無意味な人殺しを終わらせるために、可能なあらゆる手を尽くし、この戦争に荷担すまいと決心した。
もはや、徴兵カードを携帯せず、平和運動に挺身するつもりである。
私は、私の国を心から愛している。
この愛故に、人々が自由の名において殺されるのを、黙って見てはいられないのだ。


                           ――徴兵拒否者から政府への手紙より








Act10:Everlasting Grief Of Races

107 :テンプレ :03/12/31 02:53 ID:v+8fay/Z
我々は独自の世界を建設している。新しい理想郷を建設するのである。
したがって伝統的な形をとる学校も病院もいらない。貨幣もいらない。
たとえ親であっても、社会の毒と思えば微笑んで殺せ。
今住んでいるのは新しい故郷なのである。
我々はこれより過去を切り捨てる。
泣いてはいけない。泣くのは今の生活を嫌がっているからだ。
笑ってはいけない。笑うのは昔の生活を懐かしんでいるからだ。

当時ポル・ポトが子供たちに掲げていたスローガンです

                    ――ポル・ポト政権の指令文書より


112 :テンプレ :04/01/01 00:43 ID:QC/yrpR6
この国にはクロアチア人しか住むことはできない。
私は老人から子供そしてセルビア人が育てた家畜にいたるまで綺麗に片づけるつもりだ。
私が神父の格好をしているからといって機関銃を乱射しないと思ったら大間違いだ。
私はクロアチアに反するものは何でも殺してやる。
それがたとえ7歳の少年であっても
汚れたセルビアの血が流れているものは浄化しなくてならないのだ。

                     ――クロアチア人神父の証言より


249 :第10集より :04/01/16 01:13 ID:SHvIPV55
ソ連国策映画 1949年製作

これは第二次大戦の終結から4年後、ソ連で作られた国策映画です。
役者の演じるスターリンがドイツ降伏後のベルリンを訪れるという設定です。

 「我が父 スターリン」(ロシア語)
 「スターリン万歳」(イタリア語)
 「スターリンに栄光あれ」(フランス語)
 「スターリンよ 永遠に」(英語)

映像にはスターリンを歓喜で迎える様々な民族の姿がありました。

 「祖国解放の英雄であるあなたに敬服のキスを贈ってよろしいでしょうか」
 (スターリンを讃える熱狂的な民衆達の様子が映し出される)

これがスターリンが掲げた他民族国家ソ連のあるべき姿でした。


311 :第10集より :04/01/21 14:40 ID:akvkzelJ
私はこの目で見てきました。
ロシアの市場では、公然と塩漬けにされた人肉が売られています。
数百万もの人間が、飢えと寒さで残酷なほどゆっくりと死を迎えているのです。
今、我々は一人になって考えるべきです。
何もしないで黙って見ていることが、はたして許されるのでしょうか。
ロシアの凄まじい冬は、刻一刻と近付いています。
もう一刻の猶予もないのです。

                          ――ナンセンの語録より


312 :第10集より :04/01/21 14:41 ID:akvkzelJ
これ以上、何ヶ月もかけて議論するのは止めていただきたい。
こうしている間にも、ロシアの人々は息絶えているのです。
皆さんにも家族が居られることでしょう。
自分の妻や子供たちが、餓えて死ぬのを見ているのはどんな気持ちでしょうか。
それでもソ連政府を助けるぐらいなら、2000万人の人々が餓死したほうがよいと言いきれる人が
いるでしょうか。そうだと言うなら、この場ではっきり申し出ていただきたい。

                        ――ナンセンの演説録より


313 :第10集より :04/01/21 14:42 ID:akvkzelJ
我々は、優秀なるドイツ民族に相応しい領土を確保すべきである。
自らの民族のために流す血は、必ずや正当化される。
たとえ今、一人の血が流されても、将来においてドイツを担う
千人の子供の血が流されないのであれば、それは必ずや賞賛される。
責任ある政治家と言うものは、たとえ現在において攻撃されようとも、
いつかは無罪判決を勝ち得るのである。


                             アドルフ・ヒトラー
                            ―――――――――
                             「我が闘争」 より


314 :第10集より :04/01/21 14:43 ID:akvkzelJ
ドイツ兵はあのとき、地下壕に隠れていた私たちを見つけると、手榴弾を投げ込みました。
煙が立ちこめ、父が外に出たとき、銃声が聞こえたのです。
地の海にうずくまっていた父・・・。
母と私は、声をあげていつまでも泣いていました。

                     ――ポーランド難民の証言より



315 :第10集より :04/01/21 14:44 ID:akvkzelJ

金融界を独占するユダヤ人は、ドイツ経済の破壊を企んでいる。
しかも、寄生虫であるユダヤ人は、ドイツの若いブロンド娘を辱め、
かけがえのない優秀な血を汚し続けているのだ。
先の大戦でドイツが破れたのは、我々ドイツ人の血の純潔が守れなかったからである。
戦争にはいる前に、我々はユダヤ人を毒ガスで殺してさえ置けば、
かくの如き屈辱を受けることなどなかったのである。

                                  アドルフ・ヒトラー
                                 ―――――――――
                                  「我が闘争」 より


316 :第10集より :04/01/21 14:44 ID:akvkzelJ
父は涙を流していた。父が泣いているのを見るのは、私にはこれが始めてだった。
母はというと、こわばった顔つきをして、一言も口をきかなかった。
7歳になる妹は、歯を食いしばって、重すぎる荷物を背負っていた。
泣き言を言っても何にもならないのを、この子は既に知っていたのである。

                        ――ユダヤ難民の証言より


317 :第10集より :04/01/21 14:51 ID:akvkzelJ
ユダヤ民族とアラブ民族は共存できるか。
大英帝国はこの問題を、誰をも傷つけることなく公平に取り扱うことを約束する。
世界に散っているユダヤ人が民族的な郷土を持ちたいと願うのは、至極当然である。
だがそれによってアラブ人が苦しめられたり、追いたてられたりすることがあってはならない。
アラブ人は何も恐れなくてもよい。大英帝国がユダヤ人の入植をコントロールしていくからだ。
ユダヤ教の聖書にもあるように、将来必ずや
パレスチナはミルクと蜜が流れる永遠の地として発展するだろう。

                       ――チャーチルの演説録より


318 :第10集より :04/01/21 14:52 ID:akvkzelJ
食べ物もろくに与えられなかった。仲間同士で自由に話すことも出来なかった。
私は何度か、クロアチア人の兵士が我々の仲間の歯を調べている光景をみた。
彼等は、金歯がないかを調べていたのだ。見つかればその仲間は即座に殺された。
クロアチア人にとって、我々セルビア人よりは一本の金歯のほうが価値ある物だったのだ。

                        ――セルビア人の証言より


319 :第10集より :04/01/21 14:52 ID:akvkzelJ
私たちは、2000年にわたるユダヤの血を受け継ぎ、全ての歴史を背負っていました。
誰の励ましにも笑顔にも応える必要はなかった――
ただ静かに時が過ぎ、パレスチナにたどり着くのを待っていたのです。
ある母親は、片時も子供を離そうとはしませんでした。
三人の子供をヒトラーに奪われたと言うのです。
彼女もまた、自分しか信じることが出来なかったのです。

                       ――ユダヤ難民の証言より


320 :第10集より :04/01/21 14:53 ID:akvkzelJ
我々ユダヤ人が独立を勝ち得たのは、世界の慈悲のおかげではない。
我々が自らの汗と労働によって国家を創設したのである。
しかし、まだ戦いが終わったわけではない。
我々は、自信に満ちた態度で明日に備えなければならない。
国家は、国家を切望する人々の意思によってのみ築かれるのである。

                       ――ベングリオン回想録より


321 :第10集より :04/01/21 14:58 ID:akvkzelJ
このパレスチナの土地に、ユダヤとアラブの両民族を受け入れる余地はない。
この狭い土地にアラブ人がいる以上、我々ユダヤ人の安住の地は望めないのである。
唯一の解決策は、ヨルダン川の外にアラブ人を追い出し、そこを彼らの土地とすることである。
アラブ人の一村落、一部族たりともパレスチナに残してはならないのだ。

               ――ユダヤ武装組織 指導者の証言より


322 :第10集より :04/01/21 14:59 ID:akvkzelJ
昔はよき隣人だったのに、戦争によってユダヤ人は残虐な侵略者となりました。
我々は、ただ戦争を避けるために一時的に逃げたのです。だから着の身着のままでした。
誰もが、2〜3日もすればまた村に帰れると思っていました。
しかし、我々は二度と自分の家には帰れませんでした。
我々の中には、イスラエル兵の目を盗んで村へと帰ったものもいました。
しかし、彼等はやがてイスラエル兵に捕まり、
殺されるか、よくてもトラックで国境線まで運ばれ、鉄条網の外に放り出されたのです。

                     ――パレスチナ難民の証言より


323 :第10集より :04/01/21 14:59 ID:akvkzelJ
市民が群れとなって動き始めた。私は身震いがした。
ある共産党の男が言った。
「地面が動いている。」
市民は、いくつかの旗を掲げていた。
理想に燃える勇気、怒り、そして自暴自棄の気持ちが
まるで魔法のように混ざり合った。
ハンガリー市民を縛りつづけてきた共産主義の潮流が
逆流しようとしていた。

                  ――ハンガリー共産党員の証言より


324 :第10集より :04/01/21 15:04 ID:akvkzelJ
その1

滑る泥道に苦しみながら、私たちは歩きつづけていました。
大きなリュックの中には、父から貰ったブランデーが入っていました。
ソ連兵士に見つかったとき、パスポート代わりになると思ったからです。
国境のあたりは広い湿地帯でした。
履いていたゴム靴が何度もはまりました。
あと少しで国境・・・・・・あと五百歩で国境・・・・・・
あそこにたどり着きさえすれば、自由の空気が吸える・・・・・・
私は、そう何度も自分に言い聞かせていました。


その2

革命後、投獄された私の長男は、拷問を受け、神経をずたずたに破壊されました。
次男が同じ目に合うのも時間の問題だった。
罪もない多くの若者が、理由もなく拷問されたのです。
私たちは何度も家族で話し合いました。
しかしこの国を出ていかなければ、神が与えた二人の息子の運命は砕かれてしまう。
私たちはただ、息子の命を守りたかったのです。

                     ――ハンガリー難民の証言より


325 :第10集より :04/01/21 15:04 ID:akvkzelJ
私はその頃、クメールルージュは純粋無垢で腐敗していない、
彼等は、私と違ってインテリなのであり、遅れたカンボジアを救う
革命戦士だと信じていた。
しかし不思議なことに、私とクメールルージュは一度も心が通い合ったことはなかった。
訪問中、ずっと私は隔離されているような気分だった。
若い兵士に話しかけても、彼等は作り笑いを浮かべるだけだったからだ。

                       ――シアヌーク回想録より


326 :第10集より :04/01/21 15:05 ID:akvkzelJ
難民キャンプで生まれ育った子供たちには、祖国もなければ故郷もありません。
祖国カンボジアがどんな国で、自分がカンボジア人であるという自覚すらないのです。
インドシナに生まれ育ちながら、木になっているマンゴーを見たこともなければ、
稲の植え付け方も知らない。おじいちゃんやおばあちゃんがいたということも知らない。
キャンプで育った子供たちが知っていることと言えば、戦いに行くことだけです。
それが、彼らが選ぶことのできる唯一の道なのです。

                    ――カンボジア難民の証言より


329 :第10集より >>327微修正 :04/01/21 15:27 ID:akvkzelJ
私のおなかの中には、私をレイプした兵士の子供が宿っています。
民族浄化と言う名のもとに、彼等は私を力ずくで破壊したのです。
この赤ん坊はいったい、誰の子なんでしょう?
私には今、養う自信はありません。
この赤ん坊を生かすべきか、それとも殺すべきか、
私は毎晩、家族と口論する夢にうなされています。

                  ――旧ユーゴ難民女性の証言より


368 :クロアチアTV製作 :04/01/23 03:20 ID:xNW7jLWw
クロアチア 我らの祖国
武器を取れ 
武器を取れ 戦うのだ
祖国を守れ 敵を破壊せよ
今こそ勝利の時だ
死力をつくせ
戦え 戦え
戦え 戦え
死ぬまで戦え
祖国を救うのだ








Act11:JAPAN

348 :11集だけないのは気の毒だ :04/01/22 09:52 ID:jCVClbH5
何もかもが言いようもなく愉快で、目新しくてたまらない。
はるか極東のこの国に、自分は今、本当にいるのだ。

人力車というやつに乗っている私の目の前では、
車屋のかぶっている笠が、ひょこひょこと上下に踊りながら駆けていく。

青い屋根を乗せた小さな家並み、青いのれん、青い着物を着て
始終にこついている小さな人たち。
私をさも物見高そうに眺めていくその目には、敵意などは少しも無い。
大抵、にこやかに微笑んでいる。

        ――知られざる日本の面影より ラフカディオ・ハーン


378 :第11集JAPAN :04/01/23 20:53 ID:RKt28EV3
「KNOW YOUR ENEMY-JAPAN」
 (汝の敵 日本を知れ)  アメリカ軍の兵士教育用映画

日本人は昼間 近代的な生活をしているが
家に帰ると、キモノを着て中世の生活に戻る

この男は週72時間もわずかな賃金で働く
40歳で、結核のために命を落とす人も多い

なぜ日本人は黙っているのか
なぜ反抗しないのか

義務教育のもと日本人の97%は読み書きができる
しかし、日本の学校では政府が認めたことしか教えない
同じように考える生徒を大量生産するのだ

日本人は神の子孫であり――
天皇に命を捧げるのだと教えられるのだ


379 :第11集JAPAN :04/01/23 20:53 ID:RKt28EV3
雲一つない、よく晴れ渡った日だった。
素晴らしい秋の訪れを感じ始める頃だった。

横浜へ向かう途中、日本兵が沿道を護衛していた。
しかし、彼らは私達に背を向け、決してこちらを見ようとはしない。

水田の間を進んでいくと、青いパラソルをさした女性が歩いていた。
我々が見た最初の日本人女性だった。
しかし、彼女は好奇心に駆られて我々に近づいてくるようなことはしなかった。

他の日本人も皆、恐怖におののいていたのか、或いは、
占領されることを恥じていたのか、家の中に閉じこもったままだった。

                 ――イギリス人従軍記者の手記より


380 :第11集JAPAN :04/01/23 20:54 ID:RKt28EV3
私達は今、92年前の同胞ペリー提督と同じ立場にいる。
ペリー提督の目的は、日本に英知と進歩の時代をもたらし、
世界の友情と貿易と通商に向かって孤立のベールを取り払うことであった。

しかし恐ろしいことに、日本は開国によって、西洋の科学から得た知識を利用し、
迷信と武力に訴えることによって、言論の自由、さらには思想の自由までも
否定したのである。

私の目的は、再び日本民族のエネルギーと才能を建設的な面に向けることだ。
私達の指導によって、この国は現在の惨めな状況から立ち上がり、
尊厳に満ちた地位を獲得することが出来る。

                     ――マッカーサーの演説より


446 :第11集 JAPAN :04/01/28 19:51 ID:Mi6Y7bs/
私はあなた方日本人に悪意を持っているわけではございません。
あなた方日本人はアジア人のアジアという崇高な希望を持っていました。
しかし今ではそれも帝国主義の野望に過ぎません。
そしてその野望を実現できずにアジアを解体する張本人となってしまうかもしれません。
世界の列強と肩を並べたいというのがあなた方日本人の野望でした。
しかし、中国を侵略したり、ドイツやイタリアと同盟を結ぶことによって実現するものではないはずです。
あなた方はいかなる訴えにも耳を傾けようともなさらない、
ただ剣(つるぎ)にのみ耳を貸す民族だと聞いています。
それが大きな誤解でありますように。
あなた方の友 ガンジーより

     ――「すべての日本人に」より ガンジーの公開状1942年


510 :第11集 JAPAN :04/01/31 20:06 ID:zIsgngG8
極東国際軍事裁判法廷 1946年(昭和21)年5月

キーナン主席検察官

「地球の半分以上の人々が
この侵略戦争の殺人行為によって
多大な量の資源を失い 計り知れないほどの血を流した
この世界を巻き込んだ戦禍の責任者を
裁判によって罰しないということがありえようか?」

ブレークニー弁護人

「戦争での殺人は罪ではない
戦争は合法的であるからだ
この合法的な殺人は いかに残忍で、非人道的でも
犯罪として責任を問われたことなかった
真珠湾攻撃によるキッド提督の死が殺人罪になるならば
広島に原爆を落とした者の名も挙げなければならない」


511 :第11集 JAPAN :04/01/31 20:06 ID:zIsgngG8
NEW RED MENACE FOR JAPAN!
 アメリカのニュース映画 1949(昭和24)年

驚くべことに、帰還兵は
共産主義者となって戻ってきた
ソ連が、狂信的な 
赤の思想を吹き込んだのだ

占領軍と日本は
ソ連のひどさを 訴えてきたが――
ソ連は裏をかこうと、日本の捕虜に
よい服と食事を与えた

9万5千人がソ連から帰還すれば
9万5千人のソ連の手先が増える

極東での共産主義の攻撃に
立ち向かわなくてはならない


512 :第11集 JAPAN :04/01/31 20:07 ID:zIsgngG8
ソ連ののニュース映画 1950(昭和25)年

マッカーサーの命令で、アメリカの
憲兵隊が日本国民を弾圧する

これが、あの名高い
「民主主義」と「自由」だ


513 :第11集 JAPAN :04/01/31 20:07 ID:zIsgngG8
共産主義の圧力から日本を防衛しようとするならば
アメリカの支援は必要不可欠だ。
しかし、対ソ封じ込めの努力を
アメリカが単独で負担し続けることは賢明とは言えない。
それぞれの国で重荷を負担する必要があった。

アジアで最大の可能性をはらんだ舞台は日本である。
日本はアジアにおける最大の工業地域の中核である。
この日本の復興こそ、東アジアの安定の為には欠くことが出来ない

この国を共産主義の圏外に置いておき、その巨大な金の力を
アメリカの為にフルに活用することが、是非とも必要であった。

                  ジョージ・ケナン回顧録より
                 ――――――――――――
                     アメリカ国務省


566 :第11集 JAPAN :04/02/08 20:36 ID:gNIXqLbV
プリンス・ヒロヒトの外遊は、日本の歴史上、最も記念すべき出来事の
一つとなるであろう。

日本国内では皇位継承者が海外へ出るなどという事はとんでもない事とされ、

日本の保守層の一部はいきり立って抗議の声を上げた。

しかし、我々イギリス人としては今回の訪問を歓迎している。
なぜなら日本が明治となる前の鎖国政策を完全に捨て去ったと
考えられるからだ。

我々西洋諸国の考えを取り入れ、新しい時代を開いた明治天皇の教えを
皇太子は忠実に実行しているのである。

            ――タイムズ(イギリス)より 1921年3月3日


567 :第11集 JAPAN :04/02/08 20:37 ID:gNIXqLbV
このような大災害に対して、東京が秩序正しく整然としていることは
実に驚くばかりです。
警官はひたすら市民の救護に全力を尽くしています。
ほとんど警察が無い状態なのに、忌まわしい行動もありません。

親を失い、子に別れ、兄弟が行方不明になった幾十万の人々が、
どこへいっても涙一つ浮かべずに、着々と後始末に取り掛かっています。
この規律正しい日本人に対する敬服の念を、新たにせずにはいられません。

                   ――アメリカ人記者の手記より


568 :第11集 JAPAN :04/02/08 20:39 ID:gNIXqLbV
ハイカラ、カフェ、レビュー、ビアホール、ダンスホール、
華麗なネオンサインのあらゆる渦の中に不思議な世界が広がっている。
あの幻想的なちんどん屋や滑稽な音楽は、ヨーロッパ人にとっては大きな魅力である。

しかし、これは本当に愉快だからやっていることなのか。
それとも、日本人は自分の不幸で他人を傷つけまいとして微笑することがあるが、
あれと同じで、そこには何か悲しみがあるのではないか。

西洋のダンスを踊る娘達は全く気の毒に見える。
彼女らワルツを踊り、ステップを踏んではいるが、個体の中には祖先の血と一緒になって、
全く異なったリズムが流れているのである。
外観はほがらかでいかなる場合も微笑していながら、その裏には哀愁と深い感傷を抱いている。

これが独自の文化を持ち、それを独自に表現している日本の姿である。

            ――「日本文化私観」より ブルーノ・タウト


679 :第11集 JAPAN :04/02/19 19:26 ID:hvL+8kK1
日本人は西洋の学問の成果を全て集めた。
そして、西洋の成果を応用し、組み合わせて使いこなしている。
この民族は我々の育んだ複雑な文明を、
わずか一世代余りの内に習得したのだ。

ロシア軍はロシア人最高の武勇を発揮している。
しかし、それを攻撃する日本人はもっと偉大と言わざるを得ない。
粘り強さ、機転、素晴らしい勇気、厳しい状況への知的な対応。
今、世界中が興奮している。
日本人は誇り高い西洋人と並び立つ列強であることを世界に示したのだ。

      ――タイムズ(イギリス)より 1905(明治38)年1月3日


680 :第11集 JAPAN :04/02/19 19:26 ID:hvL+8kK1
日本の勝利は私を熱狂させた。
私は新しいニュースを見るため、毎日、新聞を待ち焦がれた。
どんなに感激したことか。
どんなにたくさんのアジアの少年少女、そして大人が
同じ感激を体験したことか。
ヨーロッパの強国ロシアはアジアの国日本に敗れた。
だとすれば、アジアはヨーロッパを打ち破ることが出来るはずだ。
アジア人のアジアという声が沸き起こったのである。

                        ――ネルーの回想より


681 :第11集 JAPAN :04/02/19 19:27 ID:hvL+8kK1
世界に人類の運命を決する大きな危機が近づいている。
その第1回の戦争は、我ら白色人種のロシア人と
有色人種日本人との間で戦われた。
白色人種は不幸にして敗れた。

日本人は白人を憎んでいる。
白人が悪魔を憎むように憎んでいる。
しかし、我らにとって日本そのものが危険なわけではない。
統一されたアジアのリーダーに日本がなることが危険なのである。
日本による中国の統一。
それが世界に脅威を与える、最も不吉なことである。

          ――ウィルヘルム2世(ドイツ皇帝)の談話より


682 :第11集 JAPAN :04/02/19 19:27 ID:hvL+8kK1
見よ、この事実を。
鉄道が日本人の手中に有り、銀行が日本人の手中に有り、
政権がまた日本人の手中に有り、産業開発の知識と技能と資本が
日本人の手中に有る。
ただただ朝鮮人に残されているのは、労働力と土地だけである。
しかし、その土地もまた次々と日本人に手に渡りつつある。
朝鮮の経済政策は朝鮮人のために行うべきであり、
日本人のために行ってはならないのだ。

          ――「朝鮮人の生存権」より 東亜日報社説


683 :第11集 JAPAN :04/02/19 19:28 ID:hvL+8kK1
まず気がついたのは、シベリアにいる日本軍の兵力は
他の連合国軍を全て合わせたよりも数倍大きいことだった。

どの都市にも日本の兵士が配置されていた。
シベリアのアムール鉄道でも満州の東清鉄道でも
全ての駅に日本の国旗が翻り、
どの公共の建物にも日本人の歩哨が立っていた。

合衆国および連合国は日本が協定を破って約束の10倍もの軍を
シベリアに送り込んだことを直ちに知ったが、何の抗議もしなかった。
最初のうちは、日本の軍司令部を敬意を持って支持し続けたのだ。

それはなぜか。

連合国はロシアで共産勢力が広がることに深い懸念を抱き、
日本軍が共産主義勢力を打ち破ることに大きな期待を
寄せていたからである。

         ――ニューヨーク・タイムズより 1919年3月16日


793 :第11集 :04/02/27 23:27 ID:ONo+R0k2
日本人の移民は、祖国の生活を守り、天皇への忠誠を誓い続け、
アメリカ国家へ忠誠をつくそうとしない。
日本人の移民は、アメリカに同化することができない。
アメリカ生まれの者でさえも、アメリカ市民としての義務を果たそうとはしない。
アメリカにとって危険な存在なのだ。

このような外国人が異常なほどたくさんの子供を生んでいる。
勤勉で、低い生活水準に耐え、楽しみにお金をかけることもなく、
長時間働く意欲がある。
お互いに助け合い、団結するその力は異常なほどである。
日本人はアメリカ大陸に大和民族を繁栄させようと決意している。

                        ――日本人排斥連盟の陳情書より


794 :第11集 :04/02/27 23:28 ID:ONo+R0k2
日本公使館に住むようになってから、私は何度も深夜に自転車で
紫禁城のほとりまで行った。
城壁の輪郭を見つめながら、離れて間もない宮殿を思い、
思わず胸が熱くなった。

私の目には涙が溢れ、心の中で固く誓った。
「いつの日か、必ず君主として、ここにもう一度戻ってくるのだ」と。
「再見(サイツェン)また会おう。」
と低く呟いて、自転車に飛び乗り、飛ぶように駆けた。

公使館にいた3ヶ月の間、私の野心は日夜成長した。
「今のようにじっとしていては駄目だ。」
前からの考えが、またしても私の心に浮かんだ。

私は日本へ出て行かねばならない。

                        ――溥儀「わが半生」より


795 :第11集 :04/02/27 23:29 ID:ONo+R0k2
我々調査団は、日本側から「満州は日本の生命線である」と繰り返し言われてきた。
そして、日本は日露戦争において2年間の戦いを繰り広げ、幾十万もの命を犠牲にし、
莫大な費用を費やして満州での権益を手に入れたと言う。
日本独自の問題に、外国が干渉することは非常に微妙な問題であるとも言われた。

我々はこれらのことは全て承知の上である。
しかし、日本の外相に言いたいのは、世界がもっと大きな犠牲を払い、
守り続けてきた秩序があるということだ。
国際連盟によって作られたこの秩序こそ、現代文明における生命線なのである。

                                   ――リットンの意見書より


907 :第11集 :04/03/14 15:03 ID:F3RVwU3x
日本人は列強諸国のプライドを外交で傷つけるだけでは飽き足らず、
その懐にまで手を伸ばしてきた。

いろいろな条件を考えれば、日本には工業国になる力はなかった。
何か仕掛けがあったのは明らかだ。
日本は我々から産業革命を輸入し、すんなりと取り入れてしまった。
それはまるで、国民に標準サイズの既製服でも着せるかのようであった。

その結果得られたのが、欧米の資本家が舌を巻くほどの産業の効率性である。
ドイツにビール、アメリカ在郷軍人会に星条旗を売るほどであった。

こうなると、現在日本以外の国で取られている産業政策は、
資本主義であれ、国家主義であれ、共産主義であれ、
全てが面倒で、役立たずなものに思われてくる。
日本の産業制度は、他のどんな産業制度とも似ていないのだ。

                        ――フォーチューン誌より 1936年9月号


908 :第11集 :04/03/14 15:03 ID:F3RVwU3x
日本は「アジア人のためのアジア」というスローガンを掲げ、
今度の戦いを人種の戦いにしようとしている。
一方、我々連合国側は、アジア諸国の指示を得るためには
白人と有色人種の戦いを全面に押し出すわけにはいかない。
したがって、連合国側のスローガンはデモクラシーと平等でなければならない。

ところがアメリカは、まさにこのプロパガンダを自ら否定しているのである。
全ての日系人は太平洋沿岸の軍事地帯から移動させられることに
なったのに対し、同じ敵国でありながら、ドイツ系やイタリア系のアメリカ人は
そのような規制は受けていない。
日系人だけが強制収容されたのである。

                 ――ニューズウィーク誌より 1942年3月30日号


909 :第11集 :04/03/14 15:05 ID:F3RVwU3x
日本こそ、19世紀にアジアを襲った欧米の侵略を食い止めんとした、
アジアにおける最初の強国であった。
アジアが復活するには、現在においても強力な日本が必要である。

中国との紛争が勃発したことによって、確かに日本に対する
インド人の感情は少し悪くなった。
しかし、大東亜戦争が始まり、事態は根本的に変化した。

なぜならば、今日、日本はインドの敵イギリスを相手に戦っているからである。
インドの民衆はただ一筋に、イギリス支配から解放されることを熱望している。
つまり、インドの独立を支援してくれる者は、当然全てインドの友なのである。

                                ――ボースの声明より


910 :第11集 :04/03/14 15:05 ID:F3RVwU3x
日本の占領が始まった頃、日本はインドネシアに対して
兄のように親密な態度を見せていました。

しかし、新聞に日本軍勝利の記事が少なくなるにつれ、
日本は弟の私達インドネシアに向けて、苛立ちを爆発させるようになりました。
「ばかやろう!」とビンタが頻繁に飛び出すようになり、
憲兵隊は傍若無人になっていったのです。

主人である日本が、ばかやろうの原住民を監視しなければならないという
態度に変わっていきました。

                         ――インドネシア人の回想より








et cetera

31 :オリジナル :03/12/22 18:16 ID:rF34rcSp
第 1集 20世紀の幕開け:カメラは歴史の断片をとらえ始めた
第 2集 大量殺戮の完成:塹壕の兵士たちは凄まじい兵器の出現を見た
第 3集 それはマンハッタンから始まった:噴き出した大衆社会の欲望が時代を動かした
第 4集 ヒトラーの野望:人々は民族の復興を掲げたナチス・ドイツに未来を託した
第 5集 世界は地獄を見た:無差別爆撃、ホロコースト、そして原爆
第 6集 独立の旗の下に:祖国統一に向けて,アジアは苦難の道を歩んだ
第 7集 勝者の世界分割:東西の冷戦はヤルタ会談から始まった
第 8集 恐怖の中の平和:東西の首脳は最終兵器・核を背負って対峙した
第 9集 ベトナムの衝撃:アメリカ社会が揺らぎ始めた
第10集 民族の悲劇果てしなく:絶え間ない戦火、さまよう民の慟哭があった
第11集 JAPAN:世界が見た明治・大正・昭和
毎日芸術賞受賞(1995年度)
放送文化基金個人グループ部門賞受賞(1995年度)


012 :水先案名無い人 :03/12/16 06:42 ID:fNyNNpYf
              ー
            キ
          ス
        ン
      ビ
    ラ
  ト


100 :水先案名無い人 :03/12/30 09:25 ID:ryO7iFJa
>>97
デューク 
  エリントン


101 :水先案名無い人 :03/12/30 10:04 ID:uonci7DN
   陥
   落
サ イ ゴ ン


124 :水先案名無い人 :04/01/02 00:54 ID:iUE0hPSp
 関 東
大 震 災

マンハッタン
    計画

サ ラ エ ボ
   の
  銃声

毛    沢    東
革命とは暴力である

ユング
    と
     フロイト

相  対  論
    と
 量子力学

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「映像の世紀 The 20the Century in Moving Images」はNHkが製作したドキュメンタリー番組です。

第九集『ベトナムの衝撃』で年号が出る幕間で使われたシンセのカッコイイ音楽が欲しい……。羽毛田丈史さんだろうな、あれ……。