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「ハーイ、みんな注目。こっち向いて。では今からアーチェリークリニックを
始めるヨ。こんなに沢山の選手が来て、私も嬉しいネ。あ、申し遅れましたが、私が今回皆さんの技術の向上のために来た、リー・ベンレンコーチでス。私、今までゴールドメダリストを20人育ててきタ。私に任せれば、何の間違いも無いネ。 さ、それでは始めましょウ。さあ、みんなここに並んで、 引いてみテ。はい、なるほド。わかりましタ。あなたネ、肝心な部分がリラックスできてないヨ。 アーチェリーで一番大事なのは、リラックス、判る?アーチェリーで力を入れてはいけないポイントは三つあるネ。はい、そうね、首と、手首と、乳首ネ。どれ、アナタの乳首はリラックスしているのかどうか・・なんで殴るネ! これ、私やらしい気持ちで触ってるんではないヨ!アナタ達の技術の向上のために、これ、やってるのヨ!今日女子選手だけのクリニックにしたのも、この国のの女子を世界レベルまで持ってくるためのものなのヨ!そこを判って欲しいヨ!全く・・ブツブツ。 さあ、あなたもう一回引いてみるね。はい、そう。ここでアンカーについて注意することがあるネ。アンカーで大事なのは一定であること。 一定であるためにはチェックポイントを 作ること。はい、ここ注意。一定のアンカーにするためには、胸に弦を付けるのヨ。特に乳首に付けるのが最も良い方法ネ。どれ、ちゃんと乳首に付いているか・・なんで殴るネ! 私、世界的なアーチェリーコーチヨ!20人メダリスト育ててるのヨ!判ってんノ、そこの所!これ、世界チャンピオンの八割が 実践して成功しているのヨ!繰り返し言うけど、私やらしい気持ちでやってるわけでは無いわけヨ。なにもアナタの胸を触ろうとしているわけでは無いのヨ。アナタの乳首をチェックしようとしているだけなのヨ! やれやれ、それでは皆さん、もう一回引いてみて下さーイ。ふんふん、なるほど。はい、もういいヨ。はい、そこの彼女。ちょっと体が反り気味ネ。こうやって、尻をもっと・・なんで殴るネ! 私やらしい気持ちで尻を触ってるんでは無いのヨ!これは言葉で言って判るものでは無いネ。アーチェリーで一番大切なのは感覚ネ。逆にいうと、この国のアーチャーはフォームにこだわって大切な感覚をおろそかにしてるネ。それを効果的に意識させて、感覚を教えるには、メダリスト20人育てた世界的名コーチの私の指導が最も有効ネ。 アナタ達、私は触ってあげてるのヨ。全く、そんなに尻を触られるのが嫌なら今度から前を触る様にするヨ・・ブツブツ。」 ―――Archery scope 1980年一月号より引用
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