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「ええか、女は作るな。クラブと勉強と女、三つ一遍にはムリや!」 試合会場で他校の女子を見て、別の先輩のセリフ。 「よう見とけよ、今は華奢でも後一年もたてばみんな岩みたいになるからな」 ・・・・・私の高校は男子校でした・・・・・。 そんな先輩の牽制とも取れる忠告も空しく、私達は基本的に浮いた話も特に無く 高校生活を終えていったものでした。 しかしここ最近、状況が変わり始めています。 今年から私達の高校が共学になったらしいのです。 「あの(悪い意味で)ファンキーなアーチェリー部にも、 女子部員が入ることになるのか!」 私達が使っていた射場はつぶれ、今の部員は新しい射場で練習しています。 加えて女子が入部するとなると、私達が知っているクラブとはもはや異質の 物となってしまうのではないか。 そう思うと、多分に感慨深いものがありました・・。 ある日、機会があって高校のクラブを訪問しました。 部活としての練習は終わっていたのですが、何人かは残って練習をしていました。 私は近くにいた男子部員に声をかけました。 私「なあなあ、今年からこの高校、男女共学になったんやろ?」 近くの後輩(以下、後輩A)「はい、そうです」 私「じゃあ女子部員も入ったんちゃうん?」 後輩A「いいえ」 私「あっ、そうなんか。まあ、最初の年やしな」 後輩A「いえ、募集しなかったんです、顧問が」 私「え?なんで?」 他の後輩(以下、後輩B)「更衣室が無かったんですよ」 私「そんなもんなんかなぁ・・。 けど、クラスには普通に女の子がおるんやろ?」 後輩A「いません」 私「えぇ!?なんで?」 後輩A「女子がいるのは特進クラスだけなんですよ」 後輩B「僕らは総合クラスです」 私「はぁ、そうなんか・・。じゃあ君ら、来年は勉強して特進に上がらな あかんなー」 後輩B「無駄です」 私「えぇ!?」 後輩B「総合クラスから勉強して特進クラスに上がった人は、そういう人だけ の一つのクラスにまとめられるのです」 私「じゃあアレか、君ら共学高校にいながら、3年間女子と同じクラスになる ことが無いのか?」 後輩A「そういうことです」 後輩B「ちなみに今年のクラブの一年生、みんな総合です」 私「・・・・・・。」 我らが母校、バンザイ! |