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スロベニアのサモ・メドベドです。最初彼の姿を見たとき私は思いました。「ジャクソンに似ている!」この写真では判りにくいのですが、彼はジャクソンに勝るとも劣らない巨漢系ダイナマイト・バディの持ち主です。そんな彼のエピソードと言えば、これはもうアトランタのシュートオフに尽きるでしょう。
アトランタの個人戦、第二回戦でフィンランドのヤーリー・リポネンと当たった彼は18射時点で161点対161点の同点でした。当然シュートオフが行われたのですが、一回目は両者9点、2射目も同じく両者9点。シュートオフ三射目は中心からの距離が近い方が勝利するため、最初にリポネンが射って10点に入れた時には会場の誰もが彼の勝利を確信したことでしょう。 しかしメドベドはその状況下で10点に入れました。勿論ターゲット上でジャッジによる測定が行われます。その結果・・なんと二人の10点の中心からの距離は全く同じ、前代未聞の四回目のシュートオフが行われることになったのでした。最初に射ったメドベドが9点。対するリポネンは8点を射ち、22射に及ぶ戦いはメドベドの勝利に終わりました。 三回戦ではバーメイレンに159対161で敗れたわけですが、アーチェリー史上に残る熱き戦いを我々が忘れることはないでしょう。彼も今年で42歳。シドニー出場はしていませんでしたが、肉弾系アーチャーの灯を絶やさぬためにも選手でありつづけて欲しいです。 |