その他の解離性障害について

■特定不能の解離性障害

解離症状の中で特定に満たない物を言います。
・解離性昏迷…すわったり、横になったままの状態が長時間続く。
話したり、意味のある行動をとることはなく、音や光などの刺激にも反応しません。
・解離性運動障害…手足の運動が損なわれ、奇妙な歩き方をしたり、
介助なしに立ったり出来なくなります。
・解離性知覚麻痺…皮膚の感覚が無くなったり、視野がぼやけたりします。
・解離性幻覚…現実と幻覚の境目がわからず、かつ臨場感のある幻覚が見えます。
幻聴も併せて現れる場合が多いとされています。
・解離性幻聴…解離性同一性障害の場合、幻聴は別人格の声でもありますが、
そのほかの解離性障害の場合でも幻聴は見られます。
・解離性転換性障害…転換症状を示す解離性障害です。
一度倒れると2、3時間〜6時間ほど意識を失うことが多いです。
身体症状としては手足が麻痺したり、声が出ないなど運動系の症状や、
目が見えないなど感覚系の症状が現れます。
精神症状としては、あたかも体と心が分離したかのような状態になり、
本人はある時間内に自分がとった行動についての記憶がなかったりします。

■解離性フラッシュバック

PTSDの定義とされており、多種類の外傷によって起こります。
外傷体験を思い出させるような音、場所、匂いなどに反応して、
また、何も関係のない場面で、嫌な思い出したくない記憶が回想され、
その当時感じた恐怖や生理反応と共に、そのままよみがえって体験する事を言います。