数ヵ月後・・・・真知子が家に帰ると、エアメールがきていた。
「まいからだ!!」
真知子は、急いで中の便箋をあけた。
真知子へ
私は、今ウィーンにいます。
真知子のお父さんの友達の紹介でラッキーなことにこちらの音楽学校にはいることができそうです。
私はいつの間にか自分の夢から逃げていたのかもしれません。
しかし、それを思い出させてくれたのは、真知子あなたです。
今、毎日自分の夢にむかってがんばっています。
今は、一日中ピアノを弾いていても全然苦しくありません。
楽しいです。
今こんな気分でいれるのも真知子のおかげです。
面と向かってありがとうというのはちょっと恥ずかしいから手紙でごめん。
真知子ありがとう。
真知子の頬には、涙がつたっていた。
初めてまいの近くにいれた気がした。 |