次の日二人は、地元の穴場ツアーに参加した。
まいは、とても楽しそうだった。
二人で、野生のロックワラビーの餌付けをしたり、地元のレストランでの食事はとても美味しかった。
真知子は、現地の人と流暢な英語で話すまいがとてもいきいきしているように思えた。
ホテルに戻ると、真知子は寂しそうに言った。
「明日帰らなきゃならないね。」
「うん。でも真知子、ありがとう。とても楽しかった。」
それはまいが初めて口にする真知子へのお礼の言葉だった。
「真知子、またどっかに行こうね。」
まいが言った。
真知子は、ケアンズの夜景をホテルの窓越しに眺めていた。 |