白い街の思い出
第4話
 星が降る夜のことだった。小さな女の子が浴衣を着て星を眺めていた。
「キラキラー。」
女の子が歌いはじめた。
「キラーキラー♪キラキラー♪」
その声は、天使にも聞こえた。
「あの子が歌っているんだ。かわいいなあ。」
天使は、星影からそっとのぞいた。
女の子は、小さなもみじのような手をひらひらと振って歌っている。
その姿を見て家族も微笑んでいる。
天使は、星をまたたかした。
「あっ。お星様が笑った。わたしを見て笑った!!」
女の子がそう叫んでいる。
それは、天使からのプレゼント。
          小説家のた・ま・ごTOP
このホームページの小説はフィクションであり、実在の人物、場所などとは関係がありません
小説の無断転載はご遠慮下さい。作品の著作権は作者にあります。