| 北緯36°00'12'' 東経139°12'14'' | ウェイポイント |
| トラックデータ | |
| 県道172の『七重橋』の少し手前に県道からまっすぐ入れる林道がつながっています。 トラックデータはそこから始まって,林道を上がっていくルートを示しています。 なお,トラックデータは帰りに取ったので,逆順になっています。ご注意ください♪ 2006年現在は七重地区内に9箇所の案内板があるようです。 |
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この桜を発見するのに3年かかってしまった。
見つけてみるとこの桜の前を何度も通っていたんだ。
ひょっとして僕のことを覚えてくれたかも知れない。
県道172から七重に向かう林道を登り,Y字路を大きく右に曲がってさらに登った先にある風景が上の写真だ。
ここはT字路になっている。右手は腰越地区方面。山桜は左である。
林道を行くと途中からダートになる。ここは現在拡幅工事中で,車はこの先100mほどで通行止めになる。
大型ダンプなども往来するので,できればT字路辺りに路駐して歩くほうがよい。
バイクなら山桜のすぐ横まで行かれる。

林道を登っていくと,途中でT字路に出会う。右手にいくと笠山方面(七重峠)に向かう。
山桜はまっすぐ行く。森林が深くなってくるころ右手に山桜を見つけた。ここだったのかぁ♪
この先は何かの建物とY字路があるが,そこまでいくと20mほど行き過ぎである。
さて,林道をはさんで反対側に折れた太い枝があった。おそらく山桜のもの。
桜の木は,恐ろしいことに根っ子が丸出しになっていた。
林道脇の少し斜面にその木はあったが,林道に削られた地面が大きく風化して崩れ,根っ子がむき出しになっていたのだ。
見るも無残である。

木は,『水と樹へ』という本にあるように,ねじれ,束ねたようになっていた。
とても迫力のある立派な木である。どうしても周りを回って見たかったので,林道脇の崖を上ろうと思った。
先のY字路辺りまで行くと林道と山の斜面がつながっていたので,そこから登って戻った。
複数の枝がねじられて束ねられたような見事な幹。幹周りは4.1mという。
上右手の写真は露出した根っ子。
1997年の『水と樹へ』の著者によるレポートでも,すでに根っ子が露出しているということだから
このままの状態で7年も放置されているようだ。
落ちていた大枝が樹勢の衰えによるものでないことを祈りたい。
本当に痛々しい姿だ。助ける手立てはないんだろうか?
これからも毎年美しい花をつけてもらいたいのであるが..
取材を終えてあまりにも根っ子が痛々しかったので,帰宅後,都幾川村村長宛にメールを出した。
その後,2年が経過した。
久しぶりに行ってみたら,綺麗に修復され,樹勢回復処置も行われたらしい。

案内板もいくつかできていた。
そして山桜の前には解説板もあった。

「水と樹へ」の著者,大久根茂さんが文章を考えたらしい。
すてきな文章に大満足だ。
大久根さんに,またまたずうずうしく感謝のメールを送らせていただいた。
するとご丁寧なお返事を頂いて,これまた超感激だった。
今回の樹勢回復処置などは,もちろん僕のメールが直接のトリガでなく,微力の中の一つにすぎない。
でもなんだか協力できたことに大満足だった。
これからも末永く綺麗な花を見せて欲しい。