ミニツーリング その15
日時 : 2000年8月4日金曜日 午前6:00〜8:30
所要時間,走行距離,走行中の平均速度 2時間半,78km,39km/h
コース: 埼玉県/自宅→高山不動尊→関八州見晴台→奥武蔵G.L.→定峰峠→小川町→鳩山
今朝のミニツーの目的は高山不動尊参拝である。その後はちょっと目覚ましに,走りなれた奥武蔵グリーンラインを通って職場に向かう。だから出発のとき,高山不動尊関連は全て巡るつもりだった。 ..が後でも書くが,「体力の限界」を感じて,結局不動尊そのものしか見てこなかった。
さて,6:00に自宅を出てすぐの国道299号線に乗り入れた。今はとっても空いているが,後2時間もすると朝のラッシュとなる。そう言えば,雑誌アウトライダーのように,いつかこの国道を端から端まで走ってみたいと思っている。一方の端は,我が家からすぐの狭山市にあり,もう一方の端は地図で見ると長野県の茅野市にある。だれか一緒に行ってくれる人は居ないだろうか?一泊程度でのんびり走って見たいと思っている。(参加者募集中:メールにてご連絡ください。)
飯能市から一旦日高市(武蔵横手駅付近)に入って,また飯能市に戻る。ゆるやかなワインディングを気持ちよく駆け抜けて行く。西武秩父線の線路を2度くぐるとすぐに県道61号線の分岐がある。ここを右折して一旦県道61号線に入る。入ってすぐに「顔振峠」方面と,「高山不動尊」方面に分かれる分岐がある。「高山不動尊」方面は左である。これは後で分かったことだが,実はこのときどっちに行っても「高山不動尊」に行きつける。
そのまま道なりに進む。民家が多いのでスピードは出せない。かなり奥の方まで民家があるので,途中屋根が見えなくなっても,安心してぶっ飛ばさないように注意したい。
森林が深くなり,辺りが薄暗くなってくると,道が極端な登りのつづら折りになった。道全体の幅は軽自動車の幅程度であり,その真中にはライン状に小石が堆積している。そこを避けると走る所が恐ろしく細くなる。何度かバンク中に小石のセンターラインを踏み越えてしまい怖い思いをした。とにかく前を見ながら慎重に進んだ。
道がスーっと広くなると,目の前に高山不動尊入り口の看板が立っていた。矢印は左を向いていたが,左の奥に見える看板には車両通行止めと書かれていたので,右の少し広い道を進んでみた。出掛けに見た地図によると,道は高山不動尊を一周するだけで元の分岐点に戻ってくる。
右に行ってみる。とてもキツイ登りでバイクを止めることもできない。どんどん登って行ったら,なんと道は鳥居茶屋の真横に出た。ここは奥武蔵グリーンラインに行くときいつも通る所だ。と言うことは,高山不動尊に行くのに,顔振峠を通っても行かれるということだ。
暫し,鳥居茶屋の前で呆然としていたが,こんな所でぼーっとしていても仕方ない。取り合えず高山不動尊を参拝しよう。と,登ってきた道を2速のエンジンブレーキを掛けながら降り始めた。
登ってくる時,駐車スペースがあったので,そこまで行ってバイクを止めた。120mほど歩くと不動尊があると看板に書かれていた。細い道をとぼとぼ歩く。今日は朝から蒸し暑く,少し歩くだけで汗が出てくる。外してきたタンクバックを抱えているのも結構大変だ。以前はナップザックを背負って出かけたが,走っているとき負担になるし,暑かった。でもこうゆう風に歩くときはナップザックの方が良いみたいだ。なかなかオールマイティーなグッツはない。
神社の屋根が見えてきた。かなり古い感じで,屋根は僅かに朱色で床はほとんど土色である。中に入ると,おみくじと,願い事を書く棒を売っていた。お金は賽銭箱に入れてくれと書いてある。今後の朝ツーの安全を願って,棒を一本(200円)と思ったが,生憎小銭が見当たらず断念した。棒に願い事を書いて所定の器に入れると,後で奉納してくれるということだ。
さ〜て,次の所に行ってみようと,さっき見つけておいた下りの階段の所に戻った。階段を見つけたときには行ける気がしたのだが,今,その坂がとてつもなく急であることに気づいた。ここを下りると常泉院に行けるのだが,行ったっきり戻って来れないと思った。一度たじろぐともう行けない。集団なら誰かが行こうぜ!って音頭をとってくれるのだが。結局,バイクまで戻り,走ることにした。
もう一度,鳥居茶屋の前を通り奥武蔵グリーンラインを飯盛峠に向かって走る。途中で,高山不動尊の奥の院の入り口を発見した。今度こそは行ってみようとバイクから降りた。
入り口の立て札をよーく見たが,奥の院までの距離や所要時間が一切書かれていない。道は人が歩くしかない道。しかも結構登っている。「運動不足解消!」と念じて体を動かした。入り口から奥を見ると50mほど向こうが明るくなっている。「あそこら辺が奥の院かな」とはかない希望を抱きながら歩く。ちょっと歩くと汗が出て,息が荒くなった。もう少し歩くと足が張ってきた。光の見えた場所まで来て,そこが終点でなく,さらに道が果てしなく続くのを見た。何の迷いもなくUターンした。今度体調の良いときにまた来よう。
再びバイクに跨ると,そのまま刈場坂峠まで飛ばした。刈場坂峠には休憩所がある。バイクを止めて椅子に寝そべった。あぶ(私の愛称と同じ虫)が顔の上をぐるぐる回ってる。鳥が数羽トタンの屋根の上で跳ねている。林の中ではウグイスが「ホーホケキョ」とさえずっている。今日が休日だったらと願った。10分ほど目をつぶって物音を聞いていた。その後,立ちあがり辺りを見物してみた。ここは正丸峠からも登ってこられるが,今は途中の道が崩落したので通行禁止になっている。通行禁止の看板を記念に撮った。その看板のすぐ横にコーヒーショップが建っていた。営業するのかどうかは不明だ。記念に写真に撮った。
そうこうしているうちに元気が出てきたので,帰路を急ぐことにした。別に急いでもしょうがないが,峠道が僕を強烈に呼んでいる。一気に定峰峠まで行き,止まりもせず県道11号線を下って行った。後は今まで何度も通った道だ。特に止まって見たい場所も無いので,一直線に職場に向かった。
今日は,これと言ったトピックは残念ながら無かった。朝ツーの魅力はほんのたまに起こるトピックである。奥武蔵グリーンラインで野生のバンビに出会ったり,子の権現で4頭のウリボウに出会ったりした。いつも出会えないから出会ったことが貴重なんだけど,もう少し会いたいし,証拠写真も撮りたい。今度はいつ,どんな出会いがあるかな?楽しみにしている。
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