ミニツーリング その24

日時 : 2001年 5月 29日 火曜日 7:15〜8:15
所要時間,走行距離 42km
コース: 埼玉県/自宅→飯能市,東峠→鳩山

少し前から天気の悪い日が多く,そろそろ梅雨の気配が濃厚になってきた昨今,前日のよい天気に刺激され,はたまたOUTRIDERのツーリング記録に刺激され,どこでもよいどっかにちょこっと行きたい!と心が騒ぎっぱなしだった。 昨夜はふとしたことから近所の地図を見ることになり,その用が終わってからも何気なく地図を眺めていたらまだ見ぬ峠を発見してしまった。 その峠は近所でしかも車も入って行けそうな様子である。林道の距離も短いので通勤途中の朝ツーには丁度よいか,あるいは少し足らないくらいである。 天気もこの機を逃したら梅雨に突入してしまうというぎりぎりの中で,ピーカンでなくても雨にはならないまさに最後の瞬間にふさわしい状態のようだ。 少し早く起きて出かけてみるか..という気分になった。
そして今日。やはり天気予報の通り,朝から厚そうな雲が空を覆っていた。雨はすぐには降らないだろう。でも夕方には雨になってもおかしくないような感じである。 その時はその時と覚悟を決めて出発することにした。

出掛けに少々トラブって,出発が大幅に遅れ7:15にようやく家を出た。お空は相変わらず雲で覆われている。R299を飯能市街まで行き,駅前から県道70に入った。 生憎回送のバスに行く手を阻まれ,暫くの間30km/h程度の低速走行を強いられた。しかも真っ黒の排気ガスを吸わされながら..。ジーゼル車はこれだから嫌いだ。 道が細いので対向車が大型だと必ず一旦停止状態になる。そんなに走り難いなら中型バスを運行すればいいのにと思うがそれでは用をなさないのだろうか? 色々なことを考えながら走っていくとバスが右折してくれるようだ。飯能日高団地の中にバスの車庫があるのだろう。ほっとしてバスを抜いた。しかし,少し前にも車のお尻が見えている。 あそこまで元気に行って,またのんびりしようと諦めた。

ちんたらちんたら走って行き,やっと「新福寺」のバス停の交差点に到着。ここを右折する。前に初心者マークの軽自動車が居て,対向車線が開いたにもかかわらず出発しないので,悪いとは思ったがお先に失礼させてもらった。
ここを曲がって2つ目の「堂西」のバス停手前を右折で林道に入る。入り口を通り過ぎないよう,注意しながら進んだ。 ここだろうと思ったところで右折。林道の看板があったので写真に撮った。林道は「長尾坂・野口入線」というらしい。 朝の通勤,通学ラッシュの時間帯に突入していたらしい。小学生は道を列して歩いているし,高校生くらいの子は自転車で林道から下りてくるし,ご主人やお子さんを助手席にのせた乗用車は行き来するし,林道入り口は結構混雑していた。 この辺りの山もそのうち平らになって,家が建ってしまうんだろうなぁ。そのうちこれから行く,「東峠」も無くなってしまうのかも知れない。そう考えると少し寂しい思いがした。

林道の入り口から少しは結構車や人の行き来があったが,峠に近づくにつれそれもなくなってきた。道はつづら折れだ。ぐるっと曲がると目の前の崖が崩れていた。土砂の一部が道路に溜まっていた。 おもわず記念写真を撮ってしまった。迫力の土砂崩れではないがこれくらいの方が見ていて安心だし,珍しい感じがしてよい。決して災害を喜んでいるわけではない。ただ,何の被害も無い自然現象に触れた驚きが貴重な気がしたのである。

そして,道はつづら折れ。これで対向車が全く来なければかなり楽しくタイトカーブを攻められるだろう。しかし,この林道は東吾野からの近道でもある。時折乗用車とすれ違うので注意が必要で有る。当然気持ち良く攻めるなんてできない。 観光を決め込むにもスポットがない。ただ雑草と雑木林の中をのろのろと走るのみ。だからこのルートを走ってみようかと思う人はあまり期待してはいけない。

のろのろと走って来たらどうやら峠に差し掛かったようだ。登りが反転,下りになった。峠の印は何も無かったのは,この林道が生活道路であることを物語っている。林業も盛んなのか,山の上の方でなにか作業をしている姿が見えた。峠なのに見晴らしも悪く,休憩場所も無く,何も無い。ただ道が鞍のように上下にひん曲がっているだけの場所。
ちょっと写真を撮って見たが,この場所を上手く表現するにはどう撮ればよいのか分からなかった。こんど写真が趣味のやつに相談して見よう。せめてもの救いは,道の行方が分かることであった。なんとかスカイラインのごとく,自分がこれから走るであろう道が,今ここからうねって見えている。こうゆう風景は割合好きだ。でも,かなり貧弱に見えるのが残念であった。

さて,峠を越え,下りのつづら折れを行く。途中から横に沢が現れた。覗き込むと結構綺麗な水が流れていた。飲むことができるのか分からなかったが,涌き水なんだから大丈夫かなぁ。薄ら涼しかったので飲みたいという欲求は湧かなかった。 沢の傍らにバイクを止めてちょっと一休みした。トイレ休憩である。ふと空を見上げると,厚く見えた雲が明るく見え,時折木漏れ日が降り注ぐようになっていた。天気は好転に向かっているようだ。 周りを見まわしてもずいぶん明るくなっているし,もう少し遠くまで行きたくなってくる。気を取り直してバイクに跨った。R299はもうすぐである。

林道を下がりきるとまた登校途中の小学生軍団に出会った。そして西武秩父線「東吾野駅」が見えてきた。ちょっと見ると無人駅のような感じである。むき出しのプラットホームの両脇にレールが引かれている。プラットホームには数人が電車待ちのためたたずんでいた。 ちょっと外れた所に駅舎のような平屋が見えたが,はたしてそれが駅舎なのか?不明である。自分が走って来た道は山からの下り道なので,始めプラットホームより高い位置をバイクで来たのだ。だから余計にホームがおもちゃのような感じがしたのかも知れない。何か可愛らしい感じがする駅だった。
駅の突端で道は駅を回るように踏み切りを渡る。踏み切りを渡ると二股に分かれ,駅から離れる道と駅に横付けになる道になった。僕は駅から離れる道を選んだ。そして間もなくR299にぶつかった。

この時間のR299は混んでいた。上りも下りもである。押しボタン式の信号があるので,信号を使ってR299に割って入ることも可能だが,僕は暫く待つことにした。ちょっとの間で無事にR299に出られた。こんなにあっさりでられると思っていなかったのでビックリした。思ったより下りがつながっていなかったのと,上り車線に右折の車が居たからだった。どうやら,僕が到着する直前に誰かが押した信号が青に変わってしまったみたいだ。だからやたらに混んでいるように感じたようだ。

R299の上り車線に入った僕は,今度は武蔵横手の駅前を左折し,五常の滝を通って鎌北湖方面に出ようと企んでいた。もう少しきちんと林道を走りたかったし,五常の滝に至る林道の名前もきちんと記録して置きたかったからである。また,その林道を抜ければ混雑した県道を走らなくて済む。 しかし,それは叶わなかった。林道の入り口に工事関係者が見張りに立っていたからである。看板には工事のためとかなんとか書いてあった。残念,泣く泣くR299を進む。
やはり朝のR299上り車線は混んでいる。最近は車のほとんどがオートマチックになっているから,混んでいると這うような速度でのろのろ進むことが多い。誰か一台がそれをするとその後ろもそうなってしまう。 バイクやマニュアル自動車のドライバーにとって,このような走り方はとってもイライラするんだ。オートマドライバーはそのことを知らないんだろうなぁ。まったく腹立たしい。特にバイク,それも排気量が大きいとクラッチが重いから嫌なんだよね。やめて欲しいです。

なんて文句をつぶやきながら県道を目指した。途中,左折の小道があった。幸い渋滞だったから地図を見る時間があって,その道がバイパスになっていることを発見した。すかさず左折,その後もう一度5mほど渋滞に合流したが,また左折で切りぬけた。
この道は割合有名な「高麗神社」の前の道である。高麗神社はかなり大きくて,バイクで暫く走らないと端から端まで到達しない。僕は中に入ったことがないけど,お正月などはこの近くが渋滞になるほど近郊から参拝者が駆けつける。その一部を写真に撮って見たのでここに載せておきます。

さあ,僕のツーもこれで終わり。後は職場に一直線である。この頃には日差しがはっきりしてきて暖かくなってきた。これから出かけるには最高であるが,残念ながら時間がない。でも,入梅前の大切な記録が出来たのでよしとしよう。次の朝ツーはいつになることか。梅雨の中休みにでも出かけられる場所を探しておくことにしよう。

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