見ながらメモったもの。
リラダン「未来のイヴ」
中央のビル屋上に「狗」と「禄」、低い位置に「羅」。スカウトヘリが飛んでいる。 スカウトヘリ「觀」を覆う上下に開くカバーに八卦。 221。「レポ202より管制…」データ転送を開始。
未登録の通路内 看板「美心酒家」。ショックグリップを装着するバトー。首の無い死体。バトー視点 「A.S.P.D FIRST/SECOND/THIRD COMPANY ... FIFTH PLATOON」
百合の花を付けたハダリ。手に持つものは三つ目の首。「助けて」を二回。
♪(傀儡謡 怨恨みて散る)一日一夜に 月は照らずとも♪
タイトル「INNOCENCE」ふわっと。
3Dの卵子。分裂から機械へそして玉へ。その玉から背骨が延びる。中身がワイヤーの手。
とても細い繊維。DVDにしたらこの光繊維消える。胴体接続。一つのように見せて、実は水面に映っている。
球体関節人形型アンドロイド完成。
鏡に映った自身にキスをするような場面。片方が人間だというような説があったがそうは見えない。
海から浮上。足から繊維を纏う。円形。綺麗。頭には髪の毛が出来る。
♪生ける夜に 吾が身悲しも♪
背中に繊維を残したまま丸まって浮上。その途中で繊維が切れ、背中のハッチが閉まる。
顔。化粧済み。眼のアップ。ハダリの眼には女の子が映ってた。少佐の少女型義体だと思う。
荒巻は森の絵をバックに背負う。トグサが質問しようとする。バトーとのコンビについてか。
※理解なんてものは概ね願望に基づくものだ
トグサの娘が作った人形。ネクタイをしている。
トグサ「言っとくけど、志願したわけじゃないんだぜ。」
右奥の看板に「択捉民監督局」一輪車鶏冠男。警察の天井でスライドするプレートにハングルと142。
鑑識は19階突き当たりを右。
※柿も青いうちは鴉も突つき申さず候
エレベータ内 バトー「おまえもデカだった頃には…」
※自分の面が曲がっているに、鏡を責めてなんになる
※鏡は悟りの具ならず、迷いの具なり
ハダリの手、眼、頭。ロボットアーム。
原作にもあった「共同検査はしないと行ったでしょ」ネタ。
ハラウェイ「ダブルオーバックで…せめて50口径のホローポイントで」
ライターにロクス・ソルス社のロゴ「
LS」たばこの箱に「双尾or尼or屍」
並ぶハダリ、パックされたハダリ、パンアップ。顔のアップの後バトーの顔。
ロボットアームが破壊されたハダリを探査していく。目のアップになる。
写り込んでいるのは天井とロボットアーム。少し揺らめくようなエフェクトがかかっている。
魚眼レンズで左奥にバトーとパックされたハダリ、右にトグサの顔。
ハラウェイ「女の子が子育てごっこに使う人形は実際の赤ん坊の代理や練習台ではない。」
魚眼レンズで左奥にトグサとハラウェイ、右にバトーの顔。
バトー「デカルトは、5歳の年に死んだ愛娘にそっくりの人形をフランシーヌと名付けて溺愛した。…」
この部屋はなんでこんなに白いんだろう。
トグサ「そろそろ現実的な話をしませんか?」セクサロイド判明シーン。
ハラウェイ「音声バッファにファイルが残ってたわ、再生します?」
残された音声バッファ「助けて」12回目の途中でバトーが再生を止める。
ハラウェイ「私は子供を生んだことも育てたことも無い…」
正面の壁に「停」「済」と数字。
※春の日やあの世この世と馬車を駆り
部屋の奥に鳥のいない鳥かご。本棚の同じ背表紙の本「hey??sys?? France?????? BACH」
少女のポートレートが挟まってるのはハングルで書かれたベルメール球体関節人形の本。
鑑識課長「律儀な野郎だ」
鳥かごのアップ。白い羽が残されている。
車を停車させると「Pursuit Vehicle checking system」の表示。パーキングも自動化・遠隔管理されてる?正面右「南北水餃店」
駐車場へ。プレート型のキー「2501」→「SAFE」
部屋の鍵は四つ。あれ踏んじゃった。オルゴール「GABRIEL」ジューサー「NISHIO」冷蔵庫からイヌ印ビール
カウチに横たわるバトー。丸く青いボールに3Dのリアルな魚とそれに映るに手書き二次元の犬。少女の写真を出すバトー。
ガブリエルが乗っかってくる。
トグサ・荒巻が口ではなす。他は電脳通信。バトーは爪をいじって集中していない模様。「IMPRISONMENT/5.5YEARS」結局バトーは発言せず。
森のバック。中心の木だけが左右対象?中心に菩薩みたいなのがいる。トグサにバトーの様子を聞く。むっとするトグサ。
このオフィス広すぎないか?
荒巻「お前を所轄から抜いたのが少佐だったからだ」
※シーザーを理解するためにシーザーである必要はない
※人はおおむね自分で思うほどには幸福でも不幸でもない。肝心なのは望んだり生きたりすることに飽きないことだ。
※孤独に歩め…悪をなさず 求めるところは少なく…林の中の象のように
ゴツイ銃を準備するバトー。
バトー「ヤクザの事務所に行くのにヤクザになる必要はねぇが、武器は必要だろ」…「話を聞くだけ、可能な限り発砲は避ける。…これでいいか?」
街角がちらっと。突如撃ち始めるバトー。
バトー「行けよ、ポイントマン。」先行するトグサ。逃げる猫。
薄暗くて狭い階段。ピンの抜けた手榴弾二つ落ちてくる。バトー視点で十字型の照準。
バトー「出荷検査部長の殺しだけじゃねぇ、ロクス・ソルスとの繋がりも吐いてもらうぜ」
横から出るもんが出てくる。左肩に「69」の入れ墨。
大技を決め損ねて床が抜ける。電脳キーを差し込まれ初期化されるカニ野郎。
やくざのキャラいい。田中邦衛。
トグサ「…女房と子供の顔が頭ん中いっぱいに広がっちまって…」
バトー「そいつは女房でも娘でもねぇ、死神ってヤツさ」
荒巻「わしは捜査しろ、と命じたんだ。」バトーを睨むトグサ。
バトー「…まだ怒ってるのか?」トグサ「あんたと組んでると命がいくつあっても足りゃしないってことは確かだ!」
バトー「ロクス・ソルスに後ろ暗いところがあるなら、必ず食らいついてくる。」トグサ「…それで、わざと派手に?」
「Pursuit Vehicle Checking System / ALL CLEAR / 000」を見つめるバトー。ここでキムのハッキング開始。
店の看板「満食華超市」入り口ドアに「福」という字が上下逆さに貼ってある。
バトーの頭らへんが青っぽい。蛍光灯が青い。ヤクザのときは琥珀がかってたのに。
リュックに猫をいれた女「キルゾーンに踏み込んでるわよ」素子キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!
探査モードになるバトー。奥にかかってる「福」は上下正しい。
発砲。されたはずなのにドッグフードと共に落ちる薬莢。二つ目の銃を取り出しながら自分で腕を撃って最初の銃を落としている。
バトー視点のプラス型の射撃照準。丸いのは探査モード。つけていたイシカワに電脳キーを差し込まれ電脳初期化、我に返るバトー。
義体医師のコンソールの文字がハングル。天井も床も光っている。
バトーの顔を舐めるガブリエル、肩から腕にかけて臭いを嗅ぐ。交換した腕に気づいたか。
イシカワ「迅速に勝る機密保持はない。直ぐに北端へ飛べ、だと。」
ティルトローター。「天」のような文字。鳥がいっぱい。
ロクス・ソルス社は聖堂のようだ。窓は緑色に光っている。周りを賢者?が取り囲んでいる。
バトー「今度はミルトンか…だが俺達はサタンじゃねぇぜ」
相当な数の鳥が群れをなして飛んでいる。オップションツアー?ヘリポートの床や壁に八卦。ヘリポートの柵も八卦型。
※個体が造りあげたものもまた、その個体同様に遺伝子の表現型
※その思念の数はいかに多きかな。我これを数えんとすれどもその数は沙よりも多し。
※彼ら秋の葉のごとく群がり落ち、狂乱した混沌は吼えたけり
♪(傀儡謡 新世に神集ひて)悲傷しみに鵺鳥 鳴く♪
押井守休憩タイム。お祭り。
機械仕掛けの象の下には船しかない。階段を下りるトグサ達。駆け上がる子供。振り返るトグサ。
♪新世に神集ひて 夜は明け♪
赤い提灯の右は「冥」左は「飛」。人形左肩「択捉金叉堂」右肩「択捉」
CG製目が大きく眉の太い人形にも人形が写り込んでいる。山車の上で歌舞伎のようなメイクをした人が踊る。鳥多すぎです。
風景、遠くまでしっかり描かれている。IMAXだと入り込めるんだろうな。龍の彫刻。
路地を歩いているとかぶり物をかぶった子供が二人。その奥の通路に男が降りてくる。バトーがフードを取ると驚く男。
バトーがリンからキムの居所を聞き出す。ボコボコにされていても答えを渋るリン。
トグサが「生死去来…」を読む。肉饅は食わない、花びらが一枚落ちる。
※忘れねばこそ思い出さず候
※信義に二種あり。秘密を守ると正直を守るとなり。両立すべきことにあらず。
※秘密なきは誠なし
※生死去来/棚頭傀儡/一線断時/落落磊磊
♪生ける世に♪
人形が焼かれるシーン。
足のオブジェ。プレート「Homo Exmachina(Homo Exmachina:fontfreak-Anglo Text:JavaScriptでクリップボード消されるので注意)」。
※人の上に立つを得ず、人の下につくを得ず、路辺に倒るるに適す
※ロバが旅にでたところで馬になって帰ってくるわけじゃねえ
無彩色っぽい。水面に映る森。金属製の大きな扉を開け中に入る。オルゴールが鳴り出す。回るディスクには「Logicus Solus」
天井を見上げるバトー、鳥のオブジェがある。ホール中央には少女義体と犬と「aemaeth」。トグサは先に進む。
バトーが過剰な装飾の壁・床・天井の廊下を歩く。ステンドグラスにある人影は三つ、ドアの取っ手に延びる腕の陰。そこを開けて中に入る。
青い空に鳥が舞っている。ほどなく天井の絵だと分かる。その下で燃えているかのようなホログラムがかかった晩餐会の人形たち。バトーがそれを見ながら進む。
奥へ行くと向こうから光が差し込む暗い廊下に女の子。動かない。少なくとも少女義体の少佐ではない。トグサの娘のように見える。
中庭に出るバトー。いや室内か?飛び立たんとしているホログラフの白い鳥。枯れた木。空が動いている。
トグサ(電脳通信)「バトー!」トグサに呼ばれホール左の階段を駆け上がるバトー。
キムの書斎に入ると椅子に横たわるキムとトグサがいた。窓には八卦。青白い光。
首筋の端子から焼け焦げているキム。キムとトグサの画面にバトーが入ってくると、メッセージが表示される。それを読み、キムの椅子をひっくり返すバトー。
バトー「寝ぬるに尸せず、居るに容づくらずってな。死体のように寝ちゃならねぇと孔子様も仰ってるだろう。てめぇの冗談に付き合ってる暇はねぇ!」
キム大笑い。
※寝ぬるに尸せず。居るに容づくらず。
お茶くみ人形が紅茶を持ってくる。いろんな本が並ぶのを見て回るトグサ。お茶を受け取る。そのバックに隷書体のような字で「生死去来…」があるが、「落落」が「樂樂」になっている。青白い光が差し込むベランダに寄るトグサ。遠くに巡洋艦が見える。
キム「あそこの人形はよくできている。」トグサ「人を殺したあげくに自殺するくらいか」
キム「人形に魂を吹き込んで人間を模造しようとする奴の気が知れんよ。真に美しい人形があるとすれば、それは魂を持たない生身のことだ。崩壊の寸前に止まって爪先立ちを続ける死体。神において…しか実現しない。」
地球儀のようなものを通りすがりに回すトグサ。ウサギや猿や鳥、ライオンが回るたびに映り、最後にはバセットハウンド。
トグサ「”そろそろ”仕事の話をしようぜ?」
キム「…」
バトー「致し方なく人形に入って死んだふりをする理由はそれか」
トグサが一冊だけずれた本を直すと本棚に偽装した仕掛けが動き、館のミニチュアが出てくる。トグサがのぞき込むとその先には青い空と足のオブジェ、自分たち。
※未だ生を知らず。いずくんぞ死を知らんや
※多くは覚悟でなく愚鈍と慣れでこれに耐える
※そろそろ仕事の話、しないか?
足のオブジェ。ここで既にオルゴールは鳴り響いている。プレート「Homo Exmachina」。青すぎる空を反射する水面。
バトー「馬になって帰ってくるわけじゃぁ…?」バトーが何かに気づく。トグサ「どうした?行こうぜ。」
空は微妙に褐色がかっている。ホールに入る二人。天井を見上げるバトー。衣を纏った天使のオブジェがあり、首と腕が無い。が、先が丸く輪になっているフックは動いている。ホール中央には少女義体と犬と「maeth」。
その場でトグサから電脳通信「バトー!」バトーはホール左の階段を駆け上がる。
トグサ人形が椅子に横たわっている。キムの机が青白く光を反射している。
二人が揃うとメッセージが表示される「本月本日を以て目出度死去仕候間此段広告仕候也」
トグサ人形を椅子ごとひっくり返すバトー。落ちてしゃっくりのような笑いをするトグサ人形。
トグサ人形キム「実に厭な気分だろう。よくわかるよ。」不快な顔をしてマテバを向けるトグサ。
トグサ人形キム「外見上は生きているように見えるものが本当に生きているのかどうかという疑惑。その逆に、生命のない事物がひょっとして生きているのではないかという疑惑。人形の不気味さはどこからくるのかといえば、人形が人間の雛型であり、つまり人間自身にほかならないからだ。人間は、簡単な仕掛けと物質に還元されてしまうのではないかという恐怖。つまり、人間という現象は、本来虚無に属しているのではないかという恐怖。生命のいいかげ…」
トグサ「”いい加減”仕事の話しようぜ」無意識に二度目だと気づいているのか?
トグサ人形キム「生命という現象を解き明かそうとした科学は、この恐怖の醸成に一役買うことになった。自然が計算可能だという信念が、人間もまた、単純な機械部品に還元されるという結論を導き出す。」
バトー「人体は自らゼンマイを巻く機械であり、永久運動の生きた見本である。」
トグサ人形キム「18世紀の人間機械論は、電脳化と義体化の技術によってふたたび蘇った。コンピュータによって記憶の外部化を可能にしたときから、人間は生物としての機能の上限を押し広げるために、積極的に自らを機械化しつづけた。それはダーウィン流の自然淘汰を乗り越え、自らの力で進化論的闘争を勝ち抜こうとする意思の表れであり、それ自身を生み出した自然を越えようとする意思でもある。完全なハードウェアを装備した生命という幻想こそが、この悪夢の源泉なのさ。」
トグサ「神は、永遠に、幾何学する」バトーの首がカチカチ回り顔が開き、トグサが驚き叫ぶ。「ヽ(`Д´)ノウワァァァァン」銃声が響く。
※本月本日を以て目出度死去仕候間此段広告仕候也
※人体は自らゼンマイを巻く機械であり、永久運動の生きた見本である
※神は永遠に幾何学する
足のオブジェ。銃声を聞き急いでと館へ。
ホール中央には「2501」のカードだけ。天井からぶら下がるものは首と腹、尾までが白く、羽と尾翼はは黒い鳥だ。バトーは見上げる暇もなくキムの書斎へ。
先に来ていたトグサとバトー人形。すぐに砲撃。撃たれて怪我をするトグサ、次の瞬間腹が冒頭のハダリのように開き、自分の体が人形になっていることに恐怖の声を上げる。
キムの書斎。琥珀の光を浴びながらバトーに電脳キーを差し込まれトグサ覚醒。窓の中央には「一畢糸命なんとか」トグサは手に紅茶を持ったまま飲もうとした姿勢で固まっていた。
バトー「気分はどうだ?」
トグサ「俺はいったい…?」
バトー「疑似体験の迷路だ。幸運が三度姿を現すように、不運もまた三度兆候を示す。見たくないから見ない、気がついても言わない、言ってもきかない。そして破局を迎える。…俺たちの場合最初の兆候を見逃せば終わりだ。てめぇの冗談に付き合う暇はねぇと言ったはずだ!」
キムが驚いて起きあがる。キム「何時気が付いた!?」
バトー「騙してやろうと待ちかまえている奴程騙し易いもんだ。お前が電子戦の専門家であるように…俺も諜報戦のプロだ。…お前の馬鹿でかい外部記憶装置からホールの記録を検索してみな。」ホールを検索するキム。
バトー「ヤコブグリムによれば、人造人間ゴーレムは額に書かれた“aemaeth”つまり“真理”の文字によってエネルギーを得ていたが、最初の文字aeを消され、“maeth”すなわち “死”を示されて土へかえった。つまりこの館には真理はねぇってご宣託だ。」
キム「俺の組んだ防壁を突破して進入しただと!?そんな奴いるわけが…」
バトー「生憎俺には守護天使が付いてるんでな。ゲームオーバーだキム。いろいろと吐いてもらうぞ。」
キムの首ががくんと垂れ、代わりに金太郎人形が逃げ出す。それを銃で撃ち壊すバトー。
バトー「そいつはただの人形だ。往生際が悪くなったな!キム!」キムのプラグを剥ぎ取るバトー。
キム「バトー、これが疑似信号の作り出す現実の続きでないと言い切れるのか?」
バトー「俺のゴーストが囁くのさ」
キム「人間の知覚も…」
バトー「俺とお前じゃ履いている靴が違う。ゴーストを信じられねぇお前にゃ精神…だの…だの結構なもんはありゃしねぇ。…分相応な死ってやつが迎えにくるまで、お前の電脳は物理的に機能するだろうよ。」
キムに電脳キーを差し込むバトー。
※幸運が三度姿を現すように、不運もまた三度兆候を示す。
※人造人間ゴーレムは額に書かれた“aemaeth”つまり“真理”の文字によって エネルギーを得ていたが、最初の文字aeを消され、“maeth”すなわち “死”を示されて土へかえった
雲が琥珀色。トグサ「本当に物理現実に帰れてるのか?」物理現実に戻れたのか不安を拭えないトグサ。
バトー「思い出をその記憶と分かつものは何もない。そしてそれがどちらであれ、それが理解されるのは常に後になってからのことでしかない。主時間はセーブ不能だから辛いな。電脳を…記憶の外部化を進めた宿命…家で待ってる女房子供が…独りもんで家族の夢を見てるんじゃないかって…」
バトー「サインがなけりゃ逃げ損なうところだった。」
トグサ「気づいてたんなら!…」
バトー「目的を突き止め…罠を仕掛け追い返すって算段…イシカワの言うとおりそんな奴がそういるわけがない…」
トグサ「で?現れたんだろ、アンタの守護天使ってやつ…」
バトー「あいつはいっちまったのさ。それこそ均一なるマトリックスの裂け目の向こうへ。広大なネットのどこか、…ジャングルにいた頃にはあのキムにだって分かってたはずなのにな。」
トグサ「どうするんだ?キムの線は切れちまったし…」
バトー「やけに弱気になったもんだな。とは言っても給料分はしっかり働いてもらうぞ。」
トグサ「まだやるのか…」
バトー「立証出来るのは…俺たちに対する捜査妨害と電脳倫理違反だけ…おまけに俺たちの捜査は非公式ってことになってる。…物証ってやつが必要だろ。ゴーストパックしたキムの電脳は未だにロクス・ソルスに繋がってる。昔の人はいいこと言ったぜ。理非無きときは鼓を鳴らし攻めて可なりってな。談判破裂して暴力の出る幕だ。」楽しそうなバトー。
トグサ「おい、ヤクザに…行くのとは訳が違うんだぞ!」
オブジェから水面のほうへ少し歩くバトー。空を見上げてつぶやく。
バトー「鳥は高く天上に蔵れ、魚は深く水中に潜む、か。」鳥が沢山飛んでいるシーン。その一羽がアップになる。
※思い出をその記憶と分かつものは何もない。そしてそれがどちらであれ、それが理解されるのは常に後になってからのことでしかない。
※理非無きときは鼓を鳴らし攻めて可なり
※鳥は高く天上に蔵れ、魚は深く水中に潜む
フローターを背負ったバトーが潜る。頭に「羅」の水中サイボーグはリンの紹介。
バトー(電脳通信)「エスコートと接触した。」
羅(電脳通信)「ここら辺は深いんだ。沈んだら俺たちでも回収は困難…こんなところを潜りに来る奴の気が知れねえよ。」
バトー(電脳通信)「昔の同僚でダイビングを趣味にしてる奴がいたんだが、」
羅(電脳通信)「で?」
バトー(電脳通信)「そいつの気が知れねえ。」
羅(電脳通信)「リンの紹介…」
バトー(電脳通信)「全くだ。行ってくれ。」
羅(電脳通信)「振り落とされねぇようにしっかり掴まってな。」
トグサの乗る船。鳥。
コンソールに向かうトグサ。目にはゴーグルを付けている。横にはプラグを繋がれたキム。
トグサ(電脳通信)「十二秒後にピケット内に進入。二秒間だけ疑似信号を流す。」バトー(電脳通信)「了解」
トグサ「こいつ(キムのこと)、警備主任の電脳に直結してやがる。」コンソール中央の表示にロクス・ソルス社のロゴ
「LS」
トグサ(電脳通信)「同調開始。」
プラント船の形は八卦。バトーが天井から通路に入る。
バトー(電脳通信)「潜り込んだ。船内のデータを転送してくれ。ロード終了。しっかり俺の目に乗ってるか?」
トグサ(電脳通信)「勿論。大先輩の突入だもんな。」バトー「可愛くねえ野郎だ。てめえは。」(1.5巻6話「MINES OF MIND Part.2」page13,5-6コマ)
♪(傀儡謡 陽炎は黄泉に待まむと)陽炎は♪
バトーの軌跡:右→左→直進→右(おっとっと)→直進
| ※→ | 扉 | 広い通路に出る。 左を向くが、 足踏みしながら右へ行く ↓ |
||||||
| ↓ | ||||||||
| 扉 | → | 扉 | → | |||||
| 壁 | ||||||||
♪黄泉に待たむと♪
船の防御システム始動。
プラント船システム(字幕)「進入者。レベル2でセキュリティシステム…再起動。全施設内電脳活性をチェック。メモリー活性量とウイルスのサイズが一致する端末を検索…。
遅効性ウイルスの可能性。相互に監視せよ。警備主任に対する論理接続不能。初期化実行。…再起動完了。セキュリティレベル2。進入者に迂回路を設定。論理防壁を再構築。
抗体ロード。ウイルス検索実行中。逆探索チーム デコイ装備せよ。防壁に潜伏型ウイルス。全種展開。防壁014突破された。防壁032 …2*0 エラー発生。患部隔離開始。外周防壁…再構築。敵攻性防壁変動パターン判明(キムのことか)。ウイルスを送り込め。」
♪陽炎は♪
直進するバトー「撤退しろ!これ以上は危険だ、脳を焼かれるぞ!」
トグサ「まだだ、まだやれる!」
バトー「馬鹿野郎!!無茶するんじゃねえ!!」
縦穴に落ちるバトー。バトー視点「LANDING POINT」いくつも通路を突き破って降り立つバトー。
♪黄泉に待たむと♪
トグサとキムとコンソール。
リングが内側から消えて行く。最外周が消えた直後、キムが焼ける。トグサ吹き飛ばされ、首から端子が外れる。赤い光を放つ端子。コンソールに「生死去来…」がいくつも出てオルゴールが鳴る。キムの顔アップ(キムがしかけたことを明示)。
+激しくハダリ解放+
ノノノノ
∈゚_)
/⌒ )
ミイ //
| ( (
| ) )
| //
| ノノ
|ノノ
プラント船システム(字幕)「ガイノイドの製造ライン タイプ2052ハダリ 最終製造工程に非正規入力。未確認の潜伏型ウイルス。抗体を全種展開して阻止せよ。追いつけないっ。…起動中 システムに接続不能。戦闘用義体制御プログラムロード進行中。」
プラントの警備員出動。通路を進む警備員。首を蹴りもがれる警備員。天井まで飛び散る血。
♪咲く花はぁぁぁぁ 神に祈ひ祷むぅぅぅ♪
撃ってもびくともしないハダリ。
+激しくハダリ暴走+
(⌒\ ノノノノ
\ヽ( ゚∋゚)
(m ⌒ヽ ミヽ
ノ ミヽ \\
( (ミノi---ヽ
ミヘ/ // し○ |<m
ミ ̄(´_/⌒\⌒__ノ
♪生ける世にぃぃぃぃ♪
恐怖の声を上げ逃げる警備員。襲うハダリ。♪吾(あ)が身悲しも♪
迫るハダリを撃ちながらバトーは広いところに出る。ハダリに囲まれる。換えたばっかりの右腕で背後に迫ったハダリを撃破。ピンチ。
♪夢は消ぬ 怨恨みて 散る♪
上からハダリ一体落ちてくる、と同時にバトーの肩から銃を取る。素子キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!
バトーの援護をし始める少佐ハダリ。ひとまず周囲のハダリを撃破し、ピンチを脱する。銃を向け合う二人。
バトー(電脳通信)「精霊は現れたまへり。久しぶりだな、少佐。今はなんと呼ぶべきかな?」
少佐ハダリ(電脳通信)「正確には衛星経由で私の一部がロードされているだけよ。この義体は容量が不足ね。戦闘用義体制御…でいっぱい。表情と声はこの程度で勘弁して。この回廊の先50m行った先に緊急端末があるはずよ。(バトーがチョッキをかけてくれる)そこからシステムを制圧…変わってないわね。」
バトー(電脳通信)「行けよポイントマン。後ろは俺が固める。昔のようにな。」
走る少佐ハダリ。後ろで援護するバトー。
少佐ハダリ(電脳通信)「何人か鏡を把りて、魔ならざる者ある。魔を照すにあらず、造る也。即ち鏡は、瞥見す可きものなり、熟視す可きものにあらず。」
バトー「おい!感慨に浸ってる場合じゃねぇぞ、残弾が少ねえんだ。」
♪怨恨みて 散る♪
※聖霊はあらわれたまへり
※何人か鏡を把りて、魔ならざる者ある。魔を照すにあらず、造る也。即ち鏡は、瞥見す可きものなり、熟視す可きものにあらず。
非常端末を開ける少佐。義腕の性能限界を超えて引っ張るので左腕がちぎれる。
バトー(電脳通信)「おい、大丈夫なのか?」端子をビッっと引っ張り首後ろにプチっと差し込む少佐ハダリ。
少佐ハダリ(電脳通信)「この船の制御システムを抑えるまでの間だけよ。…床の補助端末に繋いで。征圧するまでこの義体の物理的出力は停止。頼りはバトーの三十口径だけ。」
バトー(電脳通信)「…射撃…保証できねえぞ。」
少佐ハダリ(電脳通信)「始めるわ。」
プラント船システム(字幕)「接続点複数 船内部端末より不正規入力。内部?全外部接続…本社ラインを含む…願い…入力装置…遠隔点火不可能…システムレベル1…対処速度が追従しない」
♪百夜の悲しき常闇に♪
ハダリが迫る。最後の弾倉に換え、一発ずつ慎重に仕留めるバトー。
システムを征圧。焼かれるプラント船システム。次々と隔壁が閉まる。5つ目の隔壁に「生死去来…落落…」返り血を浴びたまま停止するハダリ。クロスフェードで少佐ハダリに。
少佐ハダリ(電脳通信)「征圧したわ。」ハダリの足を銃で受け止め固まるバトー。
少佐ハダリ(電脳通信)「すべての外部接続を閉鎖。この船は完全なスタンドアローンよ。」
バトー(電脳通信)「動き出した?」
少佐ハダリ(電脳通信)「本船は主権の曖昧な北端から司法の及ぶ近隣の第三国へ南下中。この船事態がロクスソルスの犯罪を立証する証拠品ってわけ。」
バトー(電脳通信)「その前に追っ手が来るぞ?」
少佐ハダリ(電脳通信)「その前に護衛艦がエスコートに現れる。既に通報済。引き渡す前にロクスソルスの人形に魂を吹き込んだ魔法の正体を拝みに行かない?」
バトー(電脳通信)「もう知ってるんじゃないのか?」
少佐ハダリ(電脳通信)「バトーも見当が付いてそうね。」
開く隔壁。床一面が光る場所を進む二人。
バトー(電脳通信)「ノイズが全然無い。電波を遮断してるのか。」人の顔のついた機械が並ぶ。
少佐ハダリ(電脳通信)「ゴーストダビング。動物実験で劣化した大量複写はできるけど、脳が破壊されるので禁止された技術よ。」
バトー(電脳通信)「ロクスソルスの人形が評判だった秘密がこれか。」
か細い声「た…す…て…」バトーが奥の機械から少女を救出する。バトーに寄りかかり立ち上がる少女。
少女「助けに来てくれたのね。ボーカーソンさんが言ってた。きっと警察の人が来てくれるって。私は第四段階だけど一緒に来たソアナは第五段階にいって声も聞こえないし何も答えなくなったの。ロボットが事故を起こせばきっと誰かが気づいてくれるって。」
バトー「犠牲者が出ることは考えなかったのか?人間のことじゃねえ。魂を吹き込まれた人形がどうなるか考えなかったのか!」
少女「だって…だって…私は人形になりたくなかったんだものぉっ!」
少佐ハダリ(電脳通信)「鳥の血に悲しめど、魚の血に悲しまず。声あるものは幸いなり。人形達にも声があれば人間になりたくなかったと叫んだでしょうね。」
バトー(電脳通信)「一つ聞かせてくれ。今の自分を幸福だと感じるか?」
少佐ハダリ(電脳通信)「懐かしい価値観ね。今の私には葛藤は存在しないわ。」
目を合わせない少佐ハダリ(電脳通信)「孤独に歩め…悪をなさず 求めるところは少なく…」
目を合わせないバトー「林の中の、象のように。」
少佐ハダリ(電脳通信)「バトー、忘れないで。貴方がネットにアクセスするとき、私は必ず貴方の傍にいる。(目を合わせない二人)…行くわ。」倒れるハダリ。怯える少女。
♪遠神恵賜♪
※鳥の血に悲しめど、魚の血に悲しまず。声あるものは幸いなり。
※孤独に歩め…悪をなさず 求めるところは少なく…林の中の象のように
トグサの家。ガブリエルが出てくる。バトーが拾い上げる。バトーの首筋を嗅ぐガブ。耳の裏を嗅ぐバトー。
トグサ「現れたんだろ?アンタの守護天使。また黙りか。俺が報告書に書くと思ってる?」
バトー「明0820に迎えに来る。こいつを預かってもらった礼もしなけりゃな。」
トグサ「良かったら寄っていかないか?」リボンのついた包みを持つトグサ。
バトー「余所の家族と団欒する趣味はねぇよ。」トグサの娘が出てくる。
トグサの娘「パパー!ねぇおみやげおみやげはぁ?わーい」
トグサ「忘れてないよ。ほら。」トグサに抱かれ、人形をだくトグサの娘。鈴の音。バトーとバトーに抱かれるガブリエル。
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西田沢山