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わかりやすくネタバレ解説

ロクス・ソルス社の試作型メイドロボ「ハダリ」の暴走事件が頻発。
被害者に重要人物が含まれていたため公安9課が捜査に乗り出す。
警察検視官によれば、ハダリはただのメイドロボではなくセクサロイド。ただの故障事件ではないようだ。
そんな中、ロクス社の出荷検査部長が惨殺される。状況からみてハダリに組長を殺されたヤクザの報復らしい。
ロクス社とのつながりを調べるためバトーとトグサは組に殴りこむが新組長は何も知らなかった。
捜査は振り出しに戻ったが、派手なやりかたに焦ったロクス社が行動を起こした。
バトーをハッキングして暴走させ、捜査を頓挫させようとしたのだ。
同僚イシカワの活躍によって大事にはならなかったが、このハッキングこそロクス社の関与の証と見た部長の指示で、バトーたちはロクス社の所在地、北端=択捉島へ飛ぶ。
バトーをハッキングできるほどのハッカーはそうはいない。少佐か、あるいはかつてのバトーの戦友キム。
情報屋からキムの居所を無理やり聞き出した二人はキムの館に向かう。
キムのハッキング攻撃に苦しめられる二人だが、少佐のサインの助けを得てキムを捕らえる。
ロクス社がキムを雇っていた確証を得たバトーは、沖合いに浮かぶ工場船へ侵入する。
トグサも工場船の警備主任に直結しているキムの電脳を利用して、バトーを援護する。
そんな中、製造中のハダリが一斉に暴走を開始、侵入者、警備員の見境無く攻撃を始める。
ハダリ達に追い詰められるバトーだが、ハダリの一体を乗っ取った少佐に助けられ、協力して船のコントロールを掌握。ついに真相に到達する。

――(事件真相)―――
ロクス社はヤクザを使って少女達を拉致し、そのゴーストをダビングしてハダリに入れていた。
そしてそれをモニター契約していた重要人物たちに流していた。
(※ゴーストダビングは劣化した大量複写は出来るが、オリジナルが死ぬので禁止されている)
拉致された少女と出荷検査部長が協力して今回の事件を起こした。
ハダリの倫理コードのプログラムにウイルスを仕込んで暴走事件を起こせば、誰かがきづいて助けにくると考えたのだ。
しかし、出荷検査部長は暴走の責任を取らされ、ヤクザの仇として殺されたのだった。
―――――――――――

ラブストーリーという視点で見る

普通に公安9課で日々仕事に明け暮れ、自宅ではガブ見ながら独りで晩酌。 ある種ルーティンワークになりがちな日常の中で、ふと落ちる時がある。 バイオリズムが下がってるというか、疲れが溜まってる感じで。 一般的なサラリーマンと同じように。別に始終鬱入ってる訳ではなく。

荒巻の「このところのあいつ(バトー)を見てると、失踪前の少佐を思い出す」 この台詞はバトーがおかしくなったわけではなく、人生の途中でふと疲れた 瞬間がちょうど今だという認識。自分の心の小さな穴に、気付いてしまった瞬間。

そこに今回の事件。素子の存在。再会。再びの別れ。 最後にトグサ+娘+人形(まさに所帯持ちサラリーマンの現実)を見る バトー+ガブ(トグサより少し自由だが、でもサラリーマン独り者の現実)。 均一なるマトリクスの裂け目の向こう(理想郷?)へ行かなかった自分(日常、現実)。

明日はまた9課で仕事、いつもと変わらない精神状態で、 凹むこともなく普通のテンションで日常のルーティンワークに戻る。 自分の選択、空虚な穴の存在、そこに収めたい素子の存在、喪失感に気付いても、 やはりついて行かなかった自分。

感情を持ち肉体を持ち続けることを選択した現実のバトー、 肉体という器を捨てて理論の世界へ行った素子。 二人の行き方の違いであって、決して決別したわけではない。 だから「守護天使」「あなたがネットに〜いつも側にいるわ」。

最後に(゚д゚)フォロミーの曲。


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