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チャンジャ
チャンジャ

チャンジャとは?
日本風にいうならば、「鱈の塩辛」、鱈(たら)の内臓をキムチ風の薬味であえて醸成させたものがチャンジャです。
北海を回遊する鱈は、”たらふく”という言葉の語源でもあるように、カニやエビ、貝などの海の幸を腹一杯蓄えます。
そんな鱈の胃袋を一つひとつ、筋目を手作業でていねいに除き、時間をかけてじっくり塩蔵したものを、ヤンニョンという薬味に漬けて発酵させていくのです。
ふだんは捨てられる魚の胃袋を、手間ひま惜しまず高級珍味に仕上げていく、これぞ、韓国料理の醍醐味を味わえる、秘伝の逸品といえます。お酒のおつまみに、ご飯のお供に、最高です!!
チャンジャは栄養価も高い発酵食品
チャンジャはおいしい高級珍味であるだけでなく、栄養的にも大変優れた食品です。
発酵・熟成する過程で生まれるのがビタミン。
このビタミンは、新陳代謝の活性化、老化防止、貧血防止など、私たちの体にとってとても大切な役割を果たしています。
また、発酵食品に含まれる乳酸菌は、腸内の酸度を下げて有害菌の増殖を抑える整腸作用をもっています。
チャンジャに使う鱈の種類は?
朝鮮半島ではスケソウダラは食卓に欠かせない魚です。
韓国のウルサンという日本海に面した町では冬場になると、スケソウダラのヒレをそのまま漬け込んだキムチがある位です。
そんなスケソウダラの胃と腸を塩蔵し、キムチ風に漬け込んだものをチャンランといって今でも韓国代表する塩辛です。
というと本物はスケソウダラか? というわけでもありません。
またアガミチャンジャといってマダラのえらと胃袋をいっしょに塩蔵したものもまた、朝鮮半島に古くから伝わる珍味の一種です。
しかしその消費量はスケソウダラのそれに比べると微々たるものです。
特に日本では、在日コリアンたちが手に入りにくい、また漬け込むのに手間のかかるスケソウダラチャンジャよりも、もともとえらも含めて塩蔵にされ食されていたマダラの胃袋に目をつけ、えらを除き、胃袋の部分のみを塩蔵、本国で言うチャンランの味付けを真似て今日のマダラのチャンジャをつくり上げたのです。
今日韓国で食されるマダラのそれはエラつきであり、日本で食されるそれとはまた違います。
韓国本土でもスケソウダラのチャンジャは非常に高級な食材のひとつです。 その手間は大変なものです。
スケソウダラの胃袋は5gから15g位、一時間にさばける胃の掃除は、熟練者で1時間に3kg、なれない者だと1kgがせいぜいです。
チャンジャを使った簡単レシピ
○手巻き寿司風チャンジャ巻き
韓国海苔とチャンジャを使って酢飯にチャンジャとカイワレ大根かきゅうりの千切り入れて巻いてください。
○お茶漬け
ネギ、ごま油、大根の千切りなどをのせると、いっそうまろやかに、おいしく召し上がれます。
○チャンジャどんぶり
アツアツのご飯にチャンジャを乗せごま油、ゴマ、刻みのり、好みでナムル、半熟.目玉焼き 一生懸命かき混ぜてたべると、最高です。
○チャンジャスパゲッテー
ガーリックオイルと塩コショウで炒めたスパゲッティーにチャンジャ シソか大葉または香草のみじん切りを乗せ好みでマヨネーズをかける。
グルグルかきまぜて出来上がり。
○ピリ辛チャンジャチャーハン
卵はごま油を多めにいれて炒め半熟で取り出し、ご飯と好きな具をいれて炒めた後にチャンジャをいれてよくかき混ぜ、最後に卵を戻し入れます。
色が大変綺麗で、味もGood。
○チャンジャ鍋
味噌味、醤油味の野菜タップリ鍋出来上がりにチャンジャを入れる。
ただそれだけで美味さが倍増します。