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乾電池の使い回し

 デジタルカメラやPDA、それに携帯プレーヤーなどを利用していると、使い終わった乾電池(アルカリ電池)がどんどん貯まります。
 乾電池をゴミとして出す方法は自治体によって異なりますが、まさに乾電池は電気の箱、環境のためにも出来ることなら乾電池の電気を使い切ってから処分したいものです。

 そこで、この稿では乾電池の使い回しについて提案することにします。

 経験から言うと、使用する機器を替えることでアルカリ電池は3つの用途で使用することが出来ます。
 まずはじめは「デジタルカメラ」。フラッシュ機能を持つデジタルカメラは消費電力が大きく、連続で使うと乾電池は1日すらも持ちません。なので本当は、デジタルカメラには使い捨てのアルカリ乾電池ではなく、何度でも再利用が可能なニッケル水素充電池を使ったほうが良いでしょう。

 デジタルカメラで電気を消耗してしまった乾電池も、「携帯プレイヤー」(CD,MD,CTなど)でなら、まだまだ使うことが出来ます。私は自宅で家事をしながら小型のカセットプレイヤーを聞くことがありますが、デジカメで使った後の乾電池を使っても、60分テープ1往復くらいは聴くことができます。
 また「携帯プレイヤー」でなくとも、キャンプなどへ持っていく小型の懐中電灯の電源としてもアルカリ電池は使うことが出来ます。もし主光源がガソリンランタンなどで、懐中電灯が補助的な光源として使うのなら、一度使ったアルカリ乾電池でも十分に役目を果たすことが出来ます。

 さて、アルカリ電池を懐中電灯で使った場合は、その乾電池の人生はそこで終わり、ということになりますが、もし「携帯プレイヤー」で使ったアルカリ乾電池なら、これから最後のお務めがあります。通勤電車などでおじさんが聞いているような「携帯ラジオ」なら、残り少なくなった電気でもまだまだ十分使うことが出来ます。

 もともとラジオは空中線電力を利用しているので、最も原始的なラジオは電池すら不要です。
したがって、一般的な増幅装置を持ったラジオであれば、よほど大音量で聴いたりしない限り、ラジオ自体が消費する電気は極々微々たるものです。ですから、2度のお務めを果たした後のアルカリ電池も、ラジオとして3度目のお務めを十分に果たすことが出来るのです。 (2001.07.26)

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