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【特集】家計改革顛末記 - その4 -

・残業とアルバイト
 さて、家計改革も出費を抑えるばかりでは能がない。妻は会社には内緒のアルバイトや、趣味と実益を兼ねたイベントの手伝いなどで小銭を稼いでいる。ところが私のほうはというと、あいにくタネもコネもないため勤務先で残業するくらいしか収入を増やす方法は見つからなかった。
 もちろん転職という選択肢(荒技?)もないことはないのだが、勤務時間がお役所なみに短く、休暇も取り易い今の勤務先は、子育てに重心を置いている私にとって甚だ都合が良いところで、そういうメリットを捨てるのは少々辛いのだった。また、付き合い下手な私の場合は、人間関係を再構築する手間や労力なども無視できないのだ。
 さて実のところ私は残業というのが嫌いなのだが、背に腹は替えられない。当面は月に3日分(約20時間)残業することを目標にした。幸いにして、ペンディングになっているような仕事(雑用ばかりだが)はたくさんある。また、学校行事などで有給休暇をとることが多い私は、どうかすると年が明ける頃には有給休暇が残り僅かになっていることがある。そのため、休日出勤して代休と残業手当の両方をゲットするのもお得な方法だ。子どもが学校と習い事と両方あるような土曜日(02年度には完全週休2日になったが)なら家庭への影響も少ない。

・さて家計改革の結果は・・・
 と、ここまで重箱の隅をつつくような涙ぐましい努力を実行してきたのだが、その結果はどうなったのか。残念ながら財務大臣の任期半ばでの交代によって、改革の効果については数字で顕わすことができなかった。要は、夫婦間に起こった”ありきたりな紛争”が原因で、私が財務大臣の職を辞したわけなのだが・・・。

 こうして21世紀最初の年の家計改革は道半ばにてとん挫したわけだが、我が家の家計は私が引いたレールの上をなんとか脱線せずに走っているようである。
 右肩上がりの経済成長シナリオが終焉を迎える一方、子供たちが成長し、次なるライフステージへと向かっていく我が家の家計は、今後ますます厳しくなるものと思われる。実際、世間はデフレ状態と言われる中で、教育関連費などは目に見えてインフレ傾向にある。少子高齢化社会というのは、現役世代にとってはなんと辛い社会なのだろうか。

 「家計防衛」。そんな言葉が頭をよぎる今日この頃である。(おわり)

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