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| 桜 の花がもう咲く頃だというのに、家族が次々と体調を崩している。子どもたちふたりはほぼ同時に具合がわるくなった。保育園や幼稚園で風邪をうつされて来たのだろう。 また、春は花粉症の季節でもあり、私の妻も3月になった途端に調子が悪くなった。だがこんな時節でも、私だけは何とか体調を崩さずにすんでいるのは、日頃から緊張感を持って生活しているためだろうか。 健康が取り柄だといえるほどの自信もないが、自分の健康状態には結構気を使っているつもりだ。何故って?それは我が家に私の代わりはいないと言うことを自覚しているからである。 会社の仕事は、私が少しくらい休んでもどうにか回転するが、我が家で私が体調を崩せば、たちまち生活に支障をきたすのである。共稼ぎ世帯では、家庭のことは夫婦が役割分担を決めてやっているというところが多い。そして我が家では特に、勤務時間が短い私の方が家事や育児での主要な役割を担っ ているために、私の健康管理が重要になってくるのだ。 ところで、花粉症(※)はかなり辛いものらしい。私は経験したことがないので分から ないのだが、と言って私も傍観しているわけにはいかない。花粉症は妻の気力や体力を確実に奪っている。妻の気力・体力の低下は、そのまま私の育児や家事の負担増加に繋がるのだ。今日も一日中、妻は鼻づまりで鼻をかみ続けていた。そして私がこの文章を書いている今、妻は子供と添い寝してそのまま眠ってしまっているのだろう。私はこれから食器の後片づけがあり、明日のお弁当の準備もするつもりだ。 「春眠暁を覚えず」と言うが、私にとっての春はおちおち寝ていられないのだ。 (※)「花粉症」っておかしな病名じゃないかぇ? |