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| ・なぜ?なに?どーして? 子供は2歳を過ぎると、言葉も達者になり、また好奇心の固まりみたいなもので、すぐに「なぜ?なに?どーして?」と親を質問責めにします。 せっかく育っている好奇心ですから、その芽を摘むことなしにうまく答える方法というのを私なりに考えてみました。 ・どこまで答えるべきか 子供というのは、まだ社会性とか羞恥心とかいうものが育っていませんから、大人なら聞かないような質問や、口に出さないような質問も躊躇することなく質問してきます。 そういう答えにくい質問に対してどう答えるかというのは、結構むずかしいことです。 例えば、「どうして(私は)保育園に行くの?」という質問には、大人なら家庭の経済的、教育的な事情ということで答えることが出来ますが、子供にそれをすぐに分からせるのは難しいことです。 だからといって、1から10まで子供に分からせる必要があるかといえば、それは疑問です。 こういうとき、私は、その質問の裏にある子供の「気持ち」に答えてあげるようにします。 例えば、「どうして保育園に行かなければいけないのか」という質問の裏には、「保育園に行かずに両親と一緒にいたい」という子供の素直な気持ちがあるわけです。 だから、子供には「パパも一緒に遊びたいけど、ずーっと遊んでばかりだとお仕事できないでしょ?お仕事しないとパパは会社の人に怒られちゃうから、お仕事に行かなきゃいけないんだよ。パパが怒られたりしたら嫌でしょう?」とかいう風に答えるわけです。 しかし、それでもまだ子供は納得しないかも知れません。そういうときは、ある程度は子供が分かったような気になるまで答えなくてはいけません。 ここで、重要なのは、答えは出来るだけ子供に分かりやすく、なおかつ話の前後で矛盾しないという点です。 子供は子供なりに、いろいろ考えているものですから、よく考えずに大人が矛盾したことを言うと、あとでこれに気づいたりすることがあります。 それはすなわち、大人への信用を失わせることになりますから、相手が子供だからといって矛盾するようなことを軽々しく言ってはいけないということを肝に銘じなければなりません。 (2000.06.02) |