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| ・パパは人間遊園地? 私は遊園地などのスリルを楽しむタイプの乗り物(ジェットコースターなど)が生理的に苦手なのだが、子どもたちは私を'人間遊園地'に見立てた乱暴な遊びが大好きだ。 月齢がいっていない幼児に対して「高い高い」などの強い震動を与える行為は、脳へのダメージの危険性があるので、ある程度の年齢になってからでないとまずいのだが、私は長女がかなり小さいときから「高い高い」をやっていたように思う。幸いにして長女は無事だが、長男のときからは気をつけるようにしていた。 一般に、母親よりも父親の方が腕力があるので、子どもへの接しかたもついつい荒っぽくなってしまうのだが、子どもにとっては手荒に扱われるスリルというのは結構楽しいらしい。 例えば「高い高い」は天井スレスレまで上がるのがお気に入りで、こちらの腕が上がらなくなるほど何度もせがまれるし、「大根」と名付けている両足首を持って逆さ吊り&振り回す遊びも、こちらの目が回るくらいまで付き合わされる。こういう一歩間違えば怪我をしそうな(虐待と間違われそうな)遊びはスリル満点で遊園地の乗り物で遊んでいるようだが、子どもが親を信頼しているからこそ、彼らは安心して体を預けていられるのだろう。 また、小学生低学年くらいまでの子どもは、遊びの中での力加減がヘタクソなので子ども同士だとやり過ぎて喧嘩になってしまうこともあるのだが、父親ならちょっとくらい力を出し過ぎてもしっかり受け止めてくれるので、ここぞとばかりに無茶をしてくるようだ。くつろいでTVを見ているときなど、私の膝と言わず足、腰、腹、肩、腕などに乗ってきたり、まとわりついたり、とにかく'体当りの愛情表現'である。 ところで、他の家の子どもの様子などを見ていると、父親にこんなふうに構ってもらっている子どもは少ないのか、他の家の子どもの中にも我が家に来て私に'体当りの愛情表現'をしてくる子どもも多い。他の家の子であっても懐いてくる子どもたちはやはり可愛いものだが、その子の家庭での父親の存在感の薄さが気になってしまう複雑な気持ちもあるのだった。 (2002.05.28) |