ここが変だよファンタシースター

※一部トゲのある表現も出てくるかと思いますがご容赦を。

ファンタシースター(以下「PS」と記す)シリーズは、オリジナル版(Mark-III/マスターシステム、メガドライブ版)発売当時より、セガの代表作と呼ばれながらも、ゲーム雑誌や関連書籍等々で誤った情報が流される事も多々あり、まともな待遇をうけているとは言いがたいものがありました。
当時あった誤情報でいえば、タイトルをファンタジースターと書かれたり(あるいはFSと略されたり)、デゾリアン並みに嘘つきなセガ広報によるデタラメなオフィシャル情報であったりと、他社の代表ソフト・キラーソフト群と比べてあまりにもお粗末な扱いをされていました(セガのゲーム全般に言えることかもしれませんが(苦笑
そしてそれは、今に至ってもあまりかわっていないように思います。
インターネットの普及により気軽に情報を発信する事ができるようになり、当時プレイしていたファンによるPSシリーズの紹介やレビューを目にする機会も多くなり、ファンタシースターオンライン(以下「PSO」)のヒットにより、PSという名前も認知度が上がりました。その事自体は一ファンとして嬉しく思っています。
しかし、ネットでの発信により、誤った情報が更に拡大しているように思います。悪名高き「エル様」のように、脳内設定を事実であるかのように触れて回るのは更にたちが悪いです。
まだPSシリーズに触れた事のない方、あるいはPSOで初めてPSの世界に触れ、旧シリーズに興味を持ちこれからプレイしてみようと考えている方々にとっては、それらを見ても「謝った情報」であるかという判断はできません。そのまま信じてしまいます。
PS好きを自認するならば、少しでもそれらの誤った情報を(誤記やタイピングミスも含めて)減らしていかなければならないのではないか、と考えました。これはPSシリーズに限ったことでは無いのですが……。

ここでは、今まで私が気がついた誤記等を挙げていきます。特に多くみかけると思われるものから採りあげていこうと思います。
マニュアル等の誤植等や、私が「それは変だろう」と感じたものについても扱っていく予定です。
このコンテンツを訪問してくださっている方々は殆どが攻略情報を求めてきた方かと思いますが、
ここまで読まれて、もし自身でPSを扱った(一言レビュー程度であっても)サイトをお持ちの方々は、自分のところだけは大丈夫だろうと思わず、今一度確認し直す事を勧めます。
そして間違いの部分に気がついたら、「どうせうちには誰も見に来ないから」などと言わず、それを修正するようお願いします。
(もちろんこれは、今この記事を書いている私自身にも言えることなのですが)
これを機会に、少しでも正しい情報に訂正されていくことを願いつつ。

以下、本題に入ります。


まずは、一番多く見かけるものから。

■ゲームタイトル■
もっとも深刻なものは、メガドライブでの3作目であり完結編でもある「ファンタシースター 千年紀の終りに」(以下「IV」)のタイトルです。
このサブサイトルを正しく書いていないところが、呆れるほどに多すぎるのです。ほぼ100%近くといってもいいほどの間違えられっぷりです。
このページを設けた第一の理由でもあります。
一番多く見かけるのが、サブタイトルが「千年紀の終りに」と書かれているものです。
他、「千年記」や「千年期」という記述も多くみかけます。
記事を書くにあたって、1000近くのサイトを調査してみたのですが、「千年紀の終りに」と正しく書かれていたサイト数は1桁でした。異常な数字です。
PSファンサイトはほぼ全滅といっていいでしょう。それくらい酷いです。確認はしていませんがおそらく同人誌でも似たような状況なのでしょう。
企業サイトも同じような有様です。セガ系列会社のサイトで正しく書かれていたのは、確認したものではセガコミュニティとセガゲーム本舗、3Dエイジスのサイトだけでした。自社の看板タイトルのはずなのに……。
企業系情報サイト(ソフトバンクゲームズ等)や個人情報サイト、検索サイトでも正しく書かれている所を見かけません。
中古ゲームショップの通販ページのタイトルリストでも同様です。
インターネットから目を離しても、ゲームサントラ「セガコン」や「SEGA ROCK」等でも「終わりに」と書かれています。
発行されずに終わった幻の「SPEC」(セガのファンクラブ会報誌)第9号の原稿でも、同様に「終わりに」と書かれています(サターン版「PSコレクション」でのギャラリーで確認)。開発スタッフが間違えてどうするのか!
誤植で有名な徳間書店の関連書籍(PSの世界、攻略本)ですらちゃんと正しく書かれているというのに……。
……と思いきや、先ほど読み返してみたら「II」「IV」ともにタイトルを間違えていた……嗚呼……。
エル様の長文も「II」「IV」ともに堂々と間違ってます。愉快な人ですね。彼の超長文は他にも間違いが満載なので、不幸にも掲示板に貼られてしまったら読まずにさっさと削除する事をオススメします。

「II」のサブタイトルも、「IV」ほどではないですが、かなりの場所で間違えられていました。
「還らざる時の終りに」、「帰らざる時の終わりに」といった誤記を特に多く見かけます。これ以外もあります。

メガCD用ソフトとして発売された「ゲームのかんづめ」も、「ゲームの缶詰」と書かれている所を多数見かけました。
きちんと「かんづめ」と書きましょう。データベースをメインに公開されているサイトなら尚更です。

そんな些細な事……と言う無かれ。ゲームタイトルは、そのゲームの看板なのですから。
PSではないですが、任天堂の代表作「ファイアーエムブレム」の関連サイト・ファンサイト等を見ていて「ファイヤーエンブレム」なんて書かれているのを目撃したら、ファンとして、見ていて切なくなるじゃないですか。
特に企業系サイトは、ゲームタイトルについて慎重に扱っていただきたいものです……。

■ネイ、ファル■
ネイやファルの紹介で、「猫耳娘」などという紹介をしているところをよく見ますが、ネイの耳を猫耳と呼ぶのはおかしいのではないだろうか。

ネイの耳

一般的な猫耳娘の耳

一般的な猫の耳

トムさんの耳
形も長さも位置も、猫とは明らかに違いますね。 共通事項は、耳の先が尖っている事くらいでしょう。
一般的にいう猫耳娘は、ネコ科の三角形を基本とした形をしているので、ネイの場合は長い耳と書くほうが適切でしょう。
「ウサギの耳」なんて書いているサイトも見ましたが……ウサギ……!?
そういえば昔のゲーム雑誌で「エルフの少女」だなんて紹介をされていた事も……。

同じくネイの紹介で、彼女をニューマンと紹介しているところがありますが、それも誤りです。
彼女は「人間とバイオモンスターの細胞を掛け合わせる実験により生まれた人工生命体」であり、
「荒廃が予想される近未来のモタビアでも生存可能な新人類の”プロトタイプ”」が「ニューマン」であり、ファルである。ニューマンと呼べるのはファル1人だけである。
ファルがネイの遺伝子を受け継いでいるのは事実ですが、その開発コンセプトは全く異なる、別の生物です。

■ルツ■
徳間書店発行「PSの世界」で、ルツの設定について、「ルツはもともと雌雄同体で、アリサの成長に合わせて、男になるか女になるかといった設定だった」と語られています。これは開発初期にあった設定であって、製品版ではこの設定はありません。彼はれっきとした男です。

■ルディ■
のちほど。

■「III」のBG■
のちほど。

■その他の誤記・誤植■
先に挙げたゲームタイトル以外で、ネット上でよく見かける誤記をまとめてみます。下記の表では出典を「net」と書いたものがそれに該当します。
ご自身のサイトで該当する項目がありましたら、それを修正していただけると嬉しいです。
あわせて、書籍やゲームマニュアルにある誤植もここで採りあげます。
出典
net アイスデッガー アイスデッカー
設定資料集、ファンブック アイン・サ・リーク アイン・ル・シール
net アリシュリン アルシュリン
PSの世界、net アルプラチノ高原 アルチプラノ高原
net イクプリストーチ イクリプストーチ
net、各書籍 エアキャッスル エアロキャッスル
net エアプリズム エアロプリズム
ファンブック MN-2011 NM-2011
攻略本、設定資料集、net カウンターハンター カウンタハンター
ファンブック、net ガルベルグの塔 ガルベルクの塔
マニュアル(Colle) キラープラン キラープラント
設定資料集、net クリスタルチェスト クリスタチェスト
設定資料集、net クリスタルハーニッシュ クリスタハーニッシュ
設定資料集、net クリスタルフィールド クリスタフィールド
マニュアル(IV)、攻略本、net 15種類 14種類
攻略本 セクアレス セクレアス
ファンブック、net 1283年 1284年
マニュアル(Colle) デパンド デバンド
攻略本、net ディフィートアックス デフィートアックス
設定資料集 トリニティーブラスター トリニティブラスター
PSの世界、net 中祐司 中裕司
設定資料集 西山昭典 西山彰則
net ハブスピー
パブスビー
ハプスビー
マニュアル(II、Colle) メキド メギド
net ラコニアンポッド
ラコニアポット
ラコニアンポット
マニュアル(Colle)、net リバース リーバス
付属マップ(III・Colle) リューリ ヒューリ
net ルオギニンZ ルオギニン
他にも沢山あると思いますが、とりあえず気付いたものだけ……。
「アルプラチノ高原」は、徳間書店が出版した関連書籍ほぼ全てで、何故かこの誤植を延々と使い続けています。執筆者は誰も気がつかなかったのだろうか!?この本を参考にしたのか、ファンサイトでもこの誤記を時々見かけます。
サターン版「Colle」ではメッセージの表示を平仮名と片仮名とに選択できるのですが、平仮名表示にした時、「アルチプラのこうげん」と表示される箇所があります。当然これも間違いです。本来なら「アルチプラノこうげん」と表示されなければいけません。移植の際のミスなのでしょうか。
そういえば、プレイステーション2用として発売されたリメイク版でも、同様にアルプラチノ高原となっていましたね。リメイク版のやっつけ仕事振りがうかがえます。徳間の本を見ながら開発したんでしょうか……。
ちなみにアルチプラノ高原は実在する地名です。興味ある方は探してみましょう。
「イクプリストーチ」は、PSOのレアアイテム「ハート・オブ・ポウム」の説明で、この名前で書かれているので、勘違いしてしまいますよね。おそらくPSO開発時にうっかり間違えたのでしょう。
「エアキャッスル」は、「I」の時点では「エアロキャッスル」です。なぜか「IV」の時点でエアキャッスルと名称が変更されていますが……。これもおそらくは「IV」開発時に開発者が……。
「カウンターハンター」もよく見かける誤記です。「TA・アーミアの冒険」でも同じくカウンターハンターというメッセージが出てきますが……。これも誤りです。これに限らずTAはテキスト・設定ともにおかしな部分が多いのが困り者……。
「15種類」とあるのは、メガドライブ版「IV」のマニュアルで、コンビネーション攻撃の説明で、その数が全15種類と書かれていますが、実際には14種類しかありません。この誤植はサターン版のマニュアルでは修正されています。
「中祐司」は、問題外ですね。人名を間違えるのは大変失礼です。
「ハブスピー」は、「終わりに」の次に多く見かける誤記ではないでしょうか。マスターシステムおよびメガドライブはビデオ出力が弱いので、濁音と半濁音の見分けがしづらいというのもあるでしょうが……。濁音・半濁音の間違えは他にも多く見られます(特に地名)。これもPSシリーズに限った事ではないのですが……。
「ルオギニンZ」は、「外伝」でのみ登場する回復アイテムです。「I」には出てきません。

PSとは全然関係ありませんが、ゲームセンターでプレイできる業務用ゲームのゲーム基板のことを「基盤」と書くのは誤りです。意味からして全然違うし。某ゲーメストの誤植は酷かった……。




以下、随時追記していきます。

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