ネタは30

#06/30
『me too.』
「とーるさーん」
「ん、なに?」
「いきなりですが、今暇ですね。」
「え、いや、その勝手に……」
「どう見たって暇ですね。ついてきてください。」
「え、お、はい?」

ずるずると引きずられていく透をみてくすくす笑っていた時子をみつつ
さらに引っ張られるのもありかなと思っていた透。

連れて行かれたのは和室

「どうしたんですか。」
「とーるさん……覚えていないんですか?」
「え、何が」
「地下探検」
「………あ、あー!」
「ようやく思い出しましたね」
「んまぁ、行った事は行ったけど……」
「行きましょう」
「え、また!?」
「行くの嫌なのですか?(うるうる視線)」
「あ、いや、そうではなく……」
「じゃあ、なんで……」
「巨大生物とかいそうだから!」
「……大丈夫ですよー。今は4月ですから出てきませんよー」
「な、何を根拠に……」
「私のとーるさんに対しての愛ですv」
「……あ、その、嬉しいんですけど、何でそこで使う……」
「そういうものです」
「……そうっすね。」

そして二人は地下へと進んで行く。

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「さらさん」
「なんでしょう」
「………何で前回行った時にいた巨大鼠が」
「あの後仲良くなったのですよーv」
「ならなんで僕だけを敵視しますか」
「鼠さんに私の夫ですって言いましたvv」
「あ、それはうれしいんだけど…って、嫉妬かよ!動物のくせに!」
「どうやら、鼠さんも私のことを気に入っているみたいですからv」
「……はぁ……」

前に出た鼠は強力な前歯を出して威嚇している。
何でこんな目にあうのか僕自身、サッパリだ……はぁ……

「さらさん、どうするんです?」
「こうするんですv」

(ちゅ)

「(な、な、なー!)」

正直、透は凄く顔が真っ赤になっていた。
さらも真っ赤とまではいかないものの、薄い紅色に顔が染まる

「これが夫婦の誓いです」
「……え?」
「だから。今から私達は夫婦ですよv」
「え、えーっ!」
「いいじゃないですか!v 私達、ずっとずっと一緒ですvv」
「あの、さらさん?」
「鼠さんも祝ってくれましたし」
「あれ、威嚇じゃないの!?」

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「楽しかったですねー」
「え、あぁ、そうだね。さら」
「……い、いま……」
「もうさん付けはしなくていいんだろ、さら」
「あなた……」

「これが夢でないことを証明するために……」



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「こらとーる、おきろー!」
「むにゃむにゃ……はっ!」
「うわ!びくったー!」
「……あ、あれ?」
「やっとおきたかー、どとーる」
「どは余計」
「わー、どとーるこえーw」
「さらさんは……」

「なぁじいちゃん。」
「なんだ」
「さらさんしらない?」
「庭にいるんじゃないのか?」
「ありがと!」

「……何だあいつ……」

「さらさん!」
「とーるさん、おはようございますv」
「…………夢だったのか…………」
「どうかされました?」
「……ううん、なんでもないよ。さらさん。んじゃ」
「あ、とーるさん……」

「とーるさんって言い方、直らないです……あなた……」

-FIN-

原作者様:水月とーこさん
このSSの執筆者:小松聖