#14
『アルバム』
「とーるっ!」
「ん?どしたの」
「最近暇だっ」
「……そうだな。外がこんな雨じゃあな」
「だから室内で遊ぶぞ!」
「いいけど……なにするんだ。今日は」
「今日はな!とーるとの昔の思い出巡りっ!」
「昔の思い出巡り?」
「ようはアルバムを見たいから一緒にアルバムを探す」
「……わかったよ。んじゃあ、探そうか。」
「りょーかいっ」
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「つー訳なんで手伝ってよ。じいちゃん」
「む。わしの手元にあるから持っていくといい」
「ありがとー」
「……むぅ。こんな所にもう1つあるんだが……」
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「あんずー。見つけたぞー」
「さすがだとーるっ!」
「まぁ……ね」
「んじゃみてこーか」
「そだな」
(ぴら)
「!!ちょっとまったとーる。ここは見るな」
「な、なんだそれ……いきなり見るなって……」
「とーる……これみたいの?」
「いや、そうやって拒むと見たくなるだろ。なんか」
「……本当に?」
「……あんずが嫌ならその写真だけ抜き取ればいい。」
「……わ、わかった……」
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「かっちゃーん!」
「む。どうしたあんず……」
「いつの間に撮ったんだー!水着をー!」
「む?……あぁ、水着か」
「何で水着写真があるんだー!」
「いや、ノリノリで撮ったの覚えてないのか。」
「だから……何でスク水があったんだって」
「あぁ。時子が買ってきたあれか」
「え……」
「いや、だから。時子が小さい頃着てたのを名札だけ剥がして」
「あ、そうだったんだ……とーるには見せなかったけど」
「……まぁ、自分で管理しとけ」
「そだな」
-FIN
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