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『目撃』
「寒いですねー」
「寒いね」
「最近冷えた日ばっかりだ」
「つー訳で。じーちゃんおねがいね。」
「む。なにをだ。」
「女性は寝る時に寝冷えするとお肌に良くないの。」
「……なにがいいたい」
「ゆたんぽ。この時期なら毎年出してるでしょ。」
「……今年は透いるのに3つか?」
「透くんは男の子だから問題なし」
「……本人が聞いたらいじけるぞ。」
「今、透くんは終業式でいないから言ってるのよ」
「あ、透さんなら大丈夫です。私と二人で寝てますから。」
「あ、そっか……それなら問題……なに!?」
「え?」
「さ、さら?今なんて?」
「え……?透さんと2人で寝てる……」
「ほ、本当?さら」
「ここで嘘言わないですよー」
「…………」
「…………マジで?」
「はい」
「?どうしたのふたりともー?」
「「……いや、なんでもない……」」
「……あれ。そういえば桂さんはと」
「あははなんのことかなさら。蟻さんは今庭にいないのかい?」
「……蟻さんは今冬眠中ですよ。それより桂さ」
「さて、いまからおやつにしようかさら。今日はみかんだ」
「……どうして話させてくれないんですか?」
「……その前になんでさらが知っているんだ」
「昨日の深夜、見ました。」
「「!!!!」」
「なーにー?2人は何してたの?」
「(首を横に振る時子)」
「なんでもないから。な、さら(目で言わないでくれと訴えている)」
「……ただ寝てるだけでした。時子さんが桂さんの寝相の悪さを直してたみたいで」
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「ただいまー」
「あ、とおるだー」
-あんずは透を迎えに行った。
「……あれを見られていたなんて……」
「はい?どうかしたんですか?」
「いや、まぁ、見られているとは思わなかったんでな……」
「いいじゃないですか。夫婦ですから」
「見られるのはちょっと別の話なんだ……」
「はぁ……そうなんですか」
「そういうもんなのよ。」
「まーすぐに忘れます。」
-さらは何処かへ歩いていく。
「桂さん……あのさ。流石にもうさ……やめない?」
「……まぁ……見られるってのも悪くは……」
「やめなさい。もぅ……」
「寝る前に抱っこするのとおやすみのチューは……あれ恥ずかしいのに……」
「……いや、まぁ、あれがあるから……濃は幸せな一日の締めくくりを迎えられると言うのに」
「……桂さんの馬鹿。えっち」
「えっちじゃない。その……なんていうんだ……」
「もういいわよ……はぁ……」
「好きじゃよ。時子」
「私は……大好きですから。桂さん」
-FIN- |