ネタは30

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『クリスマス』
「じんぐるべーる。じんぐるべーる」
「クリスマスだな……もう。」
「おはなをあげましょ、ふきのとおー」
「それ違うから」
「えー。だってこの時期って蕗の薹の時期じゃないの?」
「蕗の薹はもう少し後だ。残雪が解けきる前の時期を言うんだから。」
「とーるはトリビア博士だな」
「トリビアじゃない。」
「トリビアじゃないなら……役に立つのか分からない知識?」
「そうでもない」

「そいえばとーる」
「ん?なんだ。」
「くりすますだからねー。プレゼントがあるー」
「ほぅ。なんだ?」

「とーる。目を閉じてかがんで?」
「ん?こうか?」

(ちゅ)

「……な、な」
「クリスマスだから……ファーストキス……」
「あんず……」
「とーる……」

「俺のお返しは……」
「んー……」

「靴下飾っておくから」
「は?」
「まってるから。透サンタさん♪」

-笑顔で走って自分の部屋に戻っていくあんずを見て透は思った。

「……まいったな。こりゃあ、奮発するか。」

-こんなクリスマスを待っていた自分が……子供時代にあったなぁと。
-そんな懐かしさを思い出した透だった。

-FIN-

原作者様:水月とーこさん
このSSの執筆者:小松聖