「とーるさん」 「…え、はい」 「今、ボーっとしてましたでしょう」 「…あはは、ちょっとだけ…」 「んもう、人の話を聞いてくださいよー」 「だって、いいじゃないか」 「……え」 「君と僕は……今、二人っきりなのだから」 「…そんな恥ずかしい台詞が堂々と……」 「僕には、君しか見えないんだ」 がばっ! と「……夢か」 あ「どーしたー?とーる、顔にやけてるし、赤いぞ?」 と「なんでもない、単なる気のせいだ」 あ「しょっぱなからかー?」 と「…頼むから、今はほっといて」 -海- と「あー、なんだか暇だなー」 さ「とーるさん♪」 と「さらさん、どうしましたか?」 さ「今からいきたい所があるのですが…行きますか?」 と「…いいよ。」 さ「では、水着を用意していてください」 と「はい、分かりました…って、水着?」 と「…準備に行ったのかな?」 さ「持ってきましたー」 と「うわ、ちょっとびっくり」 さ「とーるさんは…どうするのです?」 と「いや、水着なんて、いらないだろうなって思ったから…」 さ「いえ、いりますよ?」 と「何故です?」 さ「今から、海に行きますから」 と「マジですか」 さ「…とーるさんは私と海に行きたくないんですか…」 と「いや、そんな事はない」 さ「では、出発なのですよー」 やーまをこーえー、たーにをこえー きづけばすなはまみっつけたー 碧さのかがやくうみへきたー (○っとりくん風に) と「…着いちゃいましたね」 さ「…とーるさんは、ここで待っていてくださいね」 と「あぁ…はい。」 と「……俺も着替えとこ」 -10分後 と「さて、着替えも済んだし、待つだけだ」 さ「お待たせしましたー」 と「いらっしゃい、さらさ……」 -青色のノースリーブ -膝上の白いコットンのミニスカート -麦藁帽子と革のサンダルは理解の範疇として・・・夏仕様全開のさらさん さ「………どうで…すか?」 と「あ…その、あの、えっと…」 さ「やっぱり駄目なんですね、着替えて…」 と「待って。」 さ「……え」 と「あまりにも似合っていて、声が出なかっただけなんだ…その…」 さ「…その?」 と「さらさんがあまりにも、綺麗でしょうがなくて」 さ「…まぁ、とーるさんったら♪」 -碧い海 -黄色に見える砂浜 -楽しく水遊びをする二人 と「あはは」 さ「うふふ」 と「ほらぁ」 -ばしゃ さ「あ…濡れちゃいましたね、ミニスカート」 と「大丈夫かい?」 さ「大丈夫ですよー」 -そこで彼女は、スカートを上げた と「なっ」 さ「あはっ、とーるさんのえっち」 と「……だって、そんな格好だと、水着着ているかどうかわかんなかったから…その」 さ「きてますよ、もう」 と「…ふう。からかわないでくださいよー」 さ「あははっ、とーるさんをからかうのは面白いです」 -いつの間にか時間は過ぎていき -海にオレンジの円が半分ほど沈んでいく頃 -彼女が水をかけようとするしぐさが止まっていた と「…どうしたんですか」 さ「…時間が短く感じるのが…悲しいんです。」 と「…そうですよね。」 さ「もっと、もっとこんな楽しい時間がたくさんあれば…」 と「さらさん……」 さ「…水遊びは終わりです。まだ、この後もやる事はあるんですから。」 と「はぁ……」 -暗系な紺色の空 -そこに、二人が私服に着替えて砂浜に立っていた さ「…今日、実は話があるんですけど…聞いてくれますか。」 と「…うん」 さ「私……今まで蟻さんの事ばかり考えていました。自分の思いなど考えずに」 と「……はい」 さ「ですから……今日ぐらい、自分の思いに従おうと思って、今日、ここに来たのです」 と「………はい。」 さ「そしたらですね……とーるさんが……かっこよく見えたんです……」 と「…はい?」 さ「それで、気づいたんです。」 と「さらさんが、僕のことを好きだって事にですね。」 さ「!どうしてそれを」 と「…僕も、同じことをさらさんの話の後に言おうと思ってました」 さ「………両思いだったなんて……うれしいです……」 と「……僕も、凄く嬉しくて……」 さ「…私と付き合ってくれますか、とーるさん」 と「…とーるさん、これからも、よろしくお願いしますね」 -紺色に染まる夜景の中にある一番星は -恋人同士になったその二人をずっと見守っていた -紺色の中に混ざっている砂の一粒一粒が -この二人の関係を歓迎しているかのように -fin- -あとがき- うぎゃー!(爆 こんなの書いちゃいましたよ …とーこさん、ごめんなさい(滝汗 …どうしようもないおまけは下に。 -おまけ- -それからというもの -この二人は何の発展もなく過ごしていた…。 と「さらさん、蟻ばっかり見てないでくださいよー」 さ「…蟻さんが…面白いんですもの…それに、かっこいい……」 と「……さらさん」 (だきっ) さ「………(照)」 と「さらさんの中で、僕はかっこよくないんですか?」 さ「…とーるさんのいじわる。もう、しらない。」 と「……ふふっ」 さ「うふふふ♪」 と「さらさん♪」 さ「はい?」 と「僕、さらさんを幸せにしますから…」 さ「…はい」 と「さらさんも、僕を幸せにしてくださいね」 さ「…はい。」 と「…さらさん。」 さ「…はい、なんでしょう……か……?」 (ちゅ♪) さ「!!」 と「…誓いのキスなんて……どうでしょうか」 さ「……とーるさんの馬鹿」 -FINISH-