※今回は4作品
そんな今回は擬似結婚式SP(マテ

その85「服1」
と「前から思ったんだが…あんず」
あ「おー、ととーる。どした」
と「……お前は洋服を着ないのか?」
あ「洋服ー?」

あ「……あー、そういえば着てないなー」
と「あ、あんの?」
あ「ウェイトレスの」
と「いや、そっちじゃなくてだ」
あ「普通の私服に着そうな洋服ってやつか」
と「そーそー。」

あ「ねぇな」
と「んな、あっさりと」
あ「だって、元からねぇんだし」
と「…桂じーちゃんにおねだりしてみればどうだ?」
あ「うまくいくかなぁ…」
と「時子さんと一緒にすれば確実にうまくいくと思うが」
あ「そうだねー」

と「それじゃあ、いってこい」
あ「いってくるー」


その86「服2」
時「……どしたの、あんず」
あ「ととーるから言われたー」
時「なんて」
あ「洋服って、着ないのかー?って」

時「……そういえば、着ていないわね」
あ「それよりも洋服がないんだと思うけど」
時「……ま、それもあるんだけどね」
あ「で、交渉するときに時子さん連れて行ったほうが確実に買ってくれるって」
時「……そうなのかなぁ……」
あ「ほら、行くよー」
時「行くって、何処に」
あ「かっちゃんのとこ」
時「……本当に交渉しに行くんだ……」
あ「ほらー」
時「わかったってば」

じ「お、あんずか」
あ「かっちゃー!洋服くれー!」
じ「何で洋服」
あ「何で家でそういうの着ないんだってととーるに言われた」
じ「……あいつ……」
あ「ウエディングドレスー」
じ「あんず、それは意味分かってて言ってるのか」
あ「よく知らんー」

時「私のウェディングドレス…………」
じ「買おう」
あ「(うわ、早っ)」
時「……で、でもそんな予算……」
じ「大丈夫だよ、時子さん。わしもタキシード買うから」
時「……は、はぁ」

あ「…何だこの展開」


その87「擬似結婚式前」
あ「ととーる」
と「どした?(水を飲みつつ)」
あ「時子姉ちゃんとかっちゃーが結婚するって」
と「(水を噴出す)」

あ「きったねー」
と「いや、マジで?ねぇ」
あ「いいからこぼしたとこふけって」
と「……あぁ、拭くけど」

あ「なんだかさ、ウェディングドレスとタキシード買うって」
と「……なんだよ、擬似結婚式かよ……」
あ「……結婚式だよ……」
と「あんず、結婚式の意味知ってて言ってるのか」
あ「しらん」
と「……全く……はぁ……」

あ「なんちゅー勢いだ」
と「本当、全くだ」


その88「擬似結婚式直前」
時「桂さーん」
じ「ん?」
時「どうですかー、これ」
じ「…………………」
時「……桂さん?」
じ「……いや、なんでもない」
時「……私、綺麗ですか?」
じ「うむ」
時「……私……いつかは嫁いでしまうのでしょうか……」
じ「……嫁がせはしない……」
時「そ、そうだよねー。絶対、こんな服着る機会なんて……」
じ「……時子」
時「はい」

じ「擬似結婚式でもいい……結婚して欲しい」
時「……………」

時「……擬似結婚式じゃだめ……
  本当の結婚式じゃないと……」
じ「時子……」
時「桂さん……いいですか?」
じ「……当然だろ」

さ「……展開が飛びすぎてます……」


原作者様:水月とーこさん
このSSの執筆者:小松聖