玉川温泉湯治 ガン闘病マニュアル

【はじめに・・・】
タイトルで『〜ガン闘病マニュアル』といってますが、玉川温泉に決まった湯治方法はありません。確かに玉川温泉でガンを克服した先人達は存在しますが、病状、体力、体調、年齢などが違うように、その湯治スタイルも違って当然なのです。湯治していると、源泉の入り方、岩盤浴の時間など、持論を押し付けてくる玉川博士に巡り会うこともあると思いますが、絶対に鵜呑みにしてはいけません。(参考程度に聞きましょう!) 自然治癒力のスイッチを入れる回路は、千差万別、十人十色なのですから、自分が「これだ!」と思った湯治方法を、信念を持って続ければいいのです。玉川湯治成功の秘訣は、『自分の湯治スタイルを確立すること』ではないでしょうか!!


【玉川温泉が何故、ガンに効果があるのか?】→以下4つの仮説
1.100%源泉(PH1.2)入浴による、白血球増強効果
皮膚が炎症(赤いブツブツ)により、白血球を増強し免疫力を向上させ自然治癒力を高めると思われる。この白血球の中のリンパ球が胸腺で癌細胞と戦う免疫細胞(NKT細胞・マクロファージ・ヘルパー細胞等)に変化してくれれば癌に打ち勝てるのである。しかしながら体力の限界を超えて入浴するとかえって逆効果になり、浴槽内で落命しかねないので入り過ぎには特に注意すべきである。
2.放射線のホルミシス効果
微量の自然放射線(ラジウム及びラドン)により、人間が本来持っている自然治癒力を刺激・活性化させる効果がある。微量の放射線は、身体の潜在的生命力を刺激し、ガン治癒に結びつくものと思われる。
@フリーラジカルによる活性酸素消去酵素(SOD)の誘導
A各種ストレスたんぱくの誘導
BDNA修復活性の増強
C細胞膜の流動化による細胞内への物質流の増大
Dリンパ細胞など免疫系統の活性化
3.岩盤浴による温熱効果
ガン細胞は熱に弱いため(42℃でガンは死ぬ)、岩盤の熱によりガン細胞を弱らせる効果が期待できる。また、温熱効果により、血行が良くなり自然治癒力が高まるものと思われる。
4.素晴らしい環境化
人、水、空気、マイナスイオン、自然放射線・・・
全ての環境が、ガン闘病に好条件であると考えられる。中でも同じ信念を持ち、ガン克服を目指す仲間や、ガンを克服した先人達(希望の光)がたくさんいる。病院では感じられなかった生きようとする生命の磁場で溢れている。


【湯治の基本的心得】
@ 自己責任が大前提である。(個々人の状態で湯治方法は異なる)
A 自分の病気を知り理解すること。(医者以上に知るつもりで!) 
B 常に「プラス思考」最後の最後まで諦めない!!
C 不平・不満を言わない!!(言う人からは離れた方が良い)
D 何事にも「感謝の気持ち」を持つこと!!(病気になった運命までも感謝)
E 笑うこと。笑いは免疫活性を向上させる。
F「希望の光(自分と同じ病気を克服した人)」を探すこと!!



【源泉入浴の心得】
入浴は、油断し甘くみると即、重大事故に繋がる可能性があるので細心の注意が必要である。他の代替療法と「玉川長湯療法」の決定的な違いは、『諸刃の剣』だと言うことである。かなりの効果を期待できる代わりに、ちょっと間違えば命取りになることも肝に銘じておかなければならない。特に西洋医学の3大療法(手術、放射線、化学療法)を受けている人は 免疫力、体力も落ちており、いろいろな副作用もあるので、特に要注意である。

1.
湯温には注意すること。熱めの湯には特に注意が必要であり無理は禁物
源泉温度上昇 → 血管が太くなる → 脳血管まで血流廻らず → 脳梗塞の恐れ
2.ペットボトルを持参すること

入浴前の水分補給、源泉に入っている間の水分補給は極めて大切である。必ずペットボトルを持参し水分補給に気を付ける。(口がねばねばしたら、脱水を起こしている兆候だからすぐにお湯から上がる。気をつけないと脳梗塞を起こす危険性がある)
3.脈拍に気をつける
心臓がどきどきしてきたら胸までの半身浴に切り替え深呼吸をする。それでも脈拍が120以上だったらすぐにお湯から上がる。
4.「玉の皮」を大事にすること(男性の場合)
長期湯治をしていると強酸で玉の皮がやられ激痛のため源泉には入れなくなる。せっかく長期に予約が取れても残りの宿泊が無駄になってしまうこともある。これが玉川温泉が玉皮温泉と言われる由縁である。そうならないために、以下のことに注意して入浴した方が良いと思われる。特に自分の玉の皮が弱いと思ったら、早めに玉の皮を包んで手の平で必死に押さえて源泉に入ることを実施すること。玉の皮以外も源泉の溜まり易い場所は、十分な掛け湯が必要である。例えば、股の部分、膝の裏、足指の間などは要注意!!
@源泉に入った後、玉の袋をよく洗う。(玉を横に寄せて、袋のしわを一本一本ていねいにのばし、石鹸をつけて しわの間に入った源泉をよく洗い流すこと。)
A股間の掛け湯は最低20回はすること。但し股間以外の掛け湯は なるべくしないほうが赤いぶつぶつ(好転反応・皮膚免疫賦活作用)が早く現れる。
B入浴中に股間に痛みを感じたら、初期ならば「キップ・パイロール」 藤沢製薬の「トリコマイシン」がよく効く。患部をよく確認の上少量すり込む。
Cひどくなってしまうと、何をつけても激痛は治まらない。最後の手段はサランラップ(1.8メートル)による越中ふんどしが有効である。サランラップで患部を包んで手のひらで必死に押さえて源泉に入る。
5.源泉に入るときの注意点
心臓の負担を軽くするため、温泉に入るときは必ず右足から湯船に入る習慣をつける。体力がない、血圧が高いといった人は、源泉に首まで入らないようにする。源泉入浴中、汗が吹き出してきたら、湯船から出て、まず汗を拭いて体が乾いてから、再度入浴する。(温泉の吸収がよくなる)
6.源泉からの上がるときの注意点
源泉から上がるときは、一気に上がらないこと。今まで多くの人が源泉から上がった直後に卒倒している。
血管が太くなっている → 脳血管へ血流廻らず(一気の浮上にて) → フラフラ状態 → 卒倒 
※上がるときは必ず周りの板につかまる。
※手を付いて頭を低くして、上半身からゆっくり浮上。(絶対、急に立ち上がらないこと)
※立ち上がる時 歩き始める時は必ず二 三回深呼吸をしてから次の動作に移る。
※フラフラするなら「四つん這い」で動物の如く歩く。それでも「フラフラ」する場合は、手足に水を掛ける。(手足の血流を抑制し、脳へ血流を廻す)
7.痛みを堪えるコツ
@目標時間を設定しないこと。自然体 be neautral で入ることが大切である。「後何分」と引き算をするとどんどん痛くなっていく。時計はあまり気にしない方が良い。
A脳波をα波にし脳内ホルモン”βエンドルフィン”を出すように心掛ける。A10神経を活性化、呼吸法と瞑想がコツ。(脳内ホルモン”βエンドルフィンは、モルヒネの約5倍もの鎮痛効果があると言われている)
B心身を、自分が一番リラックスできる状態に持っていくように心掛ける。
カセットテープを持ち込み好きな音楽を聴く、お気に入りの歌を口ずさむ、呼吸法と瞑想法で精神を統一する、ガン細胞を攻撃するイメージで乗り切る等等・・・
8.カユミ止め
源泉浴による皮膚炎が起こり、それが”かさぶた”になる頃、患部には耐えがたい痒みが発生するはずである。大抵の場合、我慢できる範囲の痒さと思われるが、どうしても我慢できない場合は、「ムヒ」、「キンカン」、「メンソレータムAD」等を使っている人もいる。


【岩盤浴の心得】
岩盤浴による温熱効果
射線のホルミシス効果が期待できる。また、どちらかに偏らない湯治法、即ち『源泉+岩盤』の相乗効果によって効果は増大するものと思われる。
@テントの中は亜硫酸ガスが溜まり易く、長時間の岩盤浴には注意が必要である。
A外の岩盤であれば個人の体力に合わせて長時間も可能である。
B枇杷の葉を患部に当て、温熱効果を更に高める方法もある。
※枇杷の葉の効用
枇杷の葉に含まれるアミグダリンという成分が、熱によって皮膚の中深くにしみ通り、骨にまでしみ込むため非常によく温まる。また、枇杷の葉のアミグダリンは細胞に活力を与え、血液を浄化する働きがある。
C晴天時、外での岩盤浴には紫外線にも注意が必要である。特に長時間、好天時に岩盤浴をする場合は、必ず「傘」を差すべきである。皮膚ガンの予防だけでなく、免疫力低下防止の観点からも大事。また、「傘」は杖代わりにもなり、滑りやすい岩盤への道での転倒防止にもなる。

※ペットボトルを持参し、水分補給に努める。


【その他注意点】
@入浴(源泉・岩盤)の後は、充分な休養(昼寝も大切)をとること。
A体力が落ちている時は無理をしない。(焦らない、焦っても仕方ない)
B体調の悪い時は思い切って休む(完全休日)勇気も必要である。
C低血圧の人は特に要注意(徐々に体を慣らす)
D入浴前後の体重変化にも注目すること。


【温泉水飲用について】


【湯治と併せて実践したいもの】
全身病として捉える治療法→体質改善が最大のキーポイント

ガン克服のためには、ガンを作り出した体質や環境を改善することが最重要である。玉川温泉の諸効果については先にも述べたが、生きていくベースはやはり日常生活であり、ライフスタイルや心の持ち方を変えない限り、またガンは暴れ出すであろう。強力な玉川温泉に加えて、以下を実践することで、その効果は更に高まるものと思われる。
1.ガンになった原因を徹底的に洗い出す
ガンになった原因には、ウィルス性が原因の場合を除き、殆んどの場合、何らかの原因があると思われる。食生活を始めとするライフスタイル、精神的ストレス、人間関係、過度の肉体疲労等等、何故ガンになったのか思い当たる要因を洗い出し、今後どうしたら再発しないか、或いはガンを克服できるかの作戦を立てることが必要である。これは、あくまでも前向きな行動であって、自分自身を責めたり、過去を振り返って悔やんだり落ち込んだりするものではない。
2.食事療法の重要性
ガンを克服するために"食事療法"をすることも重要である。
無農薬有機栽培の、玄米・野菜、無添加の食品を用いて、『身土不土』、『一物全体』を実践し、人間の『適応食』を知り、食生活を正すことが、ガン克服へのカギである。動物にはそれぞれ、歯の形、腸の長さなどによって、その適応食が表れるが、人間は本来『玄米菜食』であったことが伺える。
3.プラス思考のススメ(例) →免疫力の向上に繋がる
@「私はガンでは死なない」、「私の身体はどんどん健康になっている」、「私は生き続ける運命なのだ」など、自分に毎日言い聞かせる。
A体調が悪い時は、身も心も落ち込んでしまうが、それでは益々免疫力を低下させるばかりである。「今が最低」、「明日になれば必ず良くなるさ」と思うことで気分も良くなり、症状も軽くなるかも知れない。これぞ、究極のプラス思考だと思う。
B検査結果は、「なるようにしかならない」とある意味、開き直りも大切である。結果が出るまでウジウジ悩むのはナンセンスである。検査結果は、いつでも良好と思い行動すること。疑ったら今やっている療法の効果が半減してしまう。
4.「感謝の気持ち」を持とう →免疫力向上のベース
感謝の気持ちは、免疫力を向上させる。今日、「生きていること」、「生かされている」ということに心から感謝したいものだ。全てに対して「ありがとう」を言える心を育てていくことで、心身共に解放され、全てが好転するかも知れない。逆に怒りや不平・不満などは、確実に免疫力を低下させると言われている。


【自宅での湯治】
理想としては、1年365日、玉川に滞在したいところだが、家庭の問題、経済的問題等等により、どうしても玉川に行けない場合も多々ある。「玉川にいれば免疫力が上がる」という信念が強ければ強いほど、裏を返せば「玉川から離れると免疫力が下がる」という否定的信念も強くなってしまう。そういった場合、自宅でも免疫力を落とさない工夫も必要である。以下の方法で、自宅でも玉川と同じか、それ以上の効果を得られるかも知れない。
1.自宅源泉浴
家庭風呂を利用しての源泉入浴。源泉を直接浴槽に入れたのでは、強酸性のため風呂釜が壊れてしまうので、市販のポリ袋(特大)に源泉を入れ、風呂の水の中に入れて沸かし、そのポリ袋に入り源泉入浴する。
@ホームセンターで、特大ポリ袋(縦200センチ×横120センチ)を購入。
A玉川温泉から、源泉18リットルを購入、直接行けない場合は、電話などでも注文でき、宅急便で送ってもらえる。
Bポリ袋の中に、源泉18リットルを入れる。
C浴槽に水を張り、その中に源泉入りの袋Bを入れ、そのまま風呂を焚く。この際、袋の中身の源泉がこぼれないように注意する。
D適温になったら、袋の中に体を入れ、浴槽の水位まで体を沈めれば、水圧で源泉が上がってきて、首から下、体は全て源泉に包まれる。
2.自宅岩盤浴
市販の遠赤外線サウナによる
全身温熱、アイロン小手や枇杷の葉温灸による局所温熱効果。他にも方法はいろいろある。
3.自宅蒸気浴
加湿器に、100%源泉を入れて、その蒸気を吸入する。肺ガンなど呼吸器疾患に効果があると思われる。源泉は強酸性のため、加湿器の手入れはまめに行うこと。
4.自宅ホルミシス効果
天然ラジウムを放出する”北投石”は、特別天然記念物であり、その採取は法律で禁止されているため入手は不可能である。地元にあるラジウム温泉やラドン温泉などの利用も効果があると思われる。


【その他】
1.定期的湯治を心掛ける

ガン消失後、或いは経過が良好であっても、定期的湯治を心掛けることをお勧めする。玉川温泉でガンが完治したと思い、それ以降玉川温泉の湯治を止めた人の、その後の結果は良くない例が多い。
ガンは、自己免疫力が落ちた時、再発するものと思われるので、玉川温泉での定期的な療養(一般的に年に数回の人が多い)により自己免疫力の向上、維持に努めることが大切である。
2.検査結果に一喜一憂しない→免疫力を低下させないようにする!
※腫瘍マーカー
玉川温泉から家に帰った後、腫瘍マーカーが上昇する人が多い。これは、玉川湯治によりガン細胞が死滅したとも考えられる。(腫瘍マーカーは死んだ細胞も測定→腫瘍マーカー上昇) 玉川温泉に来ている人は、腫瘍マーカーのレベルはあまり気にしないようにした方が精神的にも良い。むしろ、腫瘍マーカーのレベルを気にしての免疫力低下が怖い!!
※CT検査などの画像診断
玉川温泉でガンを克服した方々のCT結果等では、一時的に腫瘍の塊が大きく写る人もいるらしい。その後、ふやけて中からガン細胞消滅というケースも考えられる。
3.玉川ギャップ
※玉川温泉に来て2〜3日は要注意(環境の変化)
※玉川温泉の湯治を終えて(〜2週間も要注意、ストレス・環境の変化)
検査などで一旦帰り、体調を壊して玉川温泉に来れなくなっている方が意外と多い。


【最後に・・・】

玉川温泉の湯治は、”自己責任が大前提”だということ、幸運にも玉川に来れたことへの「感謝の気持ち」を忘れないことが大切である。また、諸先輩の考え方を参考に、自分の病状、体調、体力に合わせた、自分なりの湯治方法を見つけることがポイントだと思う。
人間が本来備えている自然治癒力のスイッチの入れ方は、人それぞれ違うものである。玉川温泉でガンを克服するための方法も当然、人によって違うのである。従って、他人の意見に惑わされない、自分なりの湯治理論を持つことは、確固たる信念にも結びつき、それが自然治癒力のスイッチを入れるカギになると思う。