ロシアなひととき > ロシアの童話 > 皇帝の真珠 - 1 -

今日の童話

読み

単語の説明

意訳です

ЦАРСКАЯ  ЖЕМЧУЖИНА
1   2   3   4

ツァールスカヤ ジェムチュージナ

   Жила-была  на  свете  старуха.  И  была おばあさんは、みんなを嫌っていました。
она  высокая  да  тощая,  а  нос  у  неё
крючком  ---  ну  точь-в-точь,  как  жердь  с
сучком.  А  на  лбу-то  у  старухи  бородавка,
и  растут  на  ней  три  волоса,  словно  в
поле  три  колоса,  по  ветру  качаются,  друг
с  дружкой  встречаются.  А  промеж
старухиных  губ  торчит  преогромный  зуб.
     И  жили  с  той  старухой  девочка
Белочка,  кот  Воркот,  собака  Шавка,
курочка  Чернавка  и  петушок  Красный
Гребешок.
     Кот  гостей  сзывал,  петух  песни  на  дворе  распевал,  собака
дом  сторожила,  курочка  в  дом  ходила  и  на  полу  сорила,
а  девочка  её  бранила  и  пол  подметала,  чтобы  старуха  сору
не  видала.
     И  жили  они  душа  в  душу  и  друг  друга  крепко  любили.
     Одна  старуха  никого  не  любила.  Била  она  их  и  поедом  ела,
а  есть  им  не  давала.
     Кот  Воркот,  тот  догадлив  был:  заберётся,  бывало,  в  чужой
погребец,  а  там,  на  плохой  конец,  найдёт  себе  свининки  да
молока  полные  крынки,  а  то  и  сливочек  раздобудет,  ---  вот  и
сыт  будет.
     Петух  в  навозе  рылся  да  тем  кормился.
     Курочка  возьмёт  себе  кошёлочку  и  пойдёт  втихомолочку  в
лес  по  ягоды  и  по  грибы,  ей  и  нет  беды,  что  старуха  её  не
кормит.
     А  девочка  возьмёт  после  старухи  голую  кость  да  посолит,
во  рту  её  помусолит-помусолит,  а  как  завидит,  что  сидит
против  неё  Шавка  и  есть  просит,  кость  ей  и  бросит.
みんなおばあさんを怖がりました。      А  старуха  целыми  днями  лежит
на  сундуке  своём  железном.  В  
одной  руке  у  неё  толстая  клюка,
а  в  другой  ---  розог  два  пука.
А  сама-то  она  урчит-урчитклюкой
своей  стучит-стучит,  розгами
грозится  и  на  всех  злится,  даже  от
злости  вспухнет  у  неё  бородавка.
     Со  страху  собака  Шавка  забьётся  под  лавку,  одни  нос
оттуда  кажет,  а  кот  прыг  на  печку,  да  там  и  заляжет.
     А  Белочка  сядет  к  окошку,  плачет  понемножку  и  смотрит,
как  на  дворе  петушок  с  курочкой  бродит,  разговор  с  ней  заводит.

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読み

 ジーラ ブィラ ナ スヴェーチェ スタルーハ. イ ブィラ
アナー ヴィソーカヤ ダー トーシャヤ, ア ノース ウ ニェヨー
クリュチコーム --- ヌ トーチ−フ−トーチ, カーク ジェールチ ス
スチコーム. ア ナ ルブー−タ ウ スタルーヒ バラダーフカ,
イ ラストゥート ナ ニェイ トゥリ ヴァラサー, スローヴナ フ
ポーリェ トゥリ コーラサ, パ ヴェートルウ カチャーユッツァ, ドゥルーク
ズ ドゥルーシカイ フストリチャーユッツァ. ア プラミェーシ
スタルーヒヌィフ グープ タルチート プリアグロームヌィ ズープ.
 イ ジーリ ス トイ スタルーハイ ジェーヴァチカ
ビェーラチカ, コート ヴァルコート, サバーカ シャーフカ,
クーラチカ チェルナーフカ イ ピトゥショーク クラースヌィ
グリビショーク.
 コート ガスチェイ スズィヴァール, ピトゥフ ピェースニ ナ ドゥヴァリェー ラスピヴァール, サバーカ
ドーム スタラジーラ, クーラチカ ヴ ドーム ハジーラ イ ナー パルウ サリーラ,
ア ジェーヴァチカ イェヨー ブラニーラ イ ポール パドミターラ, シトーブィ スタルーハ ソールウ
ニェ ヴィダーラ.
 イ ジーリ アニー ドゥシャー ヴ ドゥーシュウ クリェープカ リュビーリ.
 アドナー スタルーハ ニカヴォー ニェ リュビーラ. ビーラ アナー イフ イ パイェドーム イェーラ,
ア イェスチ イム ニェ ダヴァーラ.
 コート ヴァルコート, トット ダガードリフ ブィル: ザビリョーッツァ, ブィヴァーラ, フ チュジョイ
パグリビェーツ, ア タム, ナ プラホイ カニェーツ, ナイジョート シビェー スヴィニーンキ ダー
マラカー ポールヌィェ クルィーンキ, ア ト イ スリーヴァチェク ラズダブージェット, --- ヴォット イ
スィト ブージェット.
 ピトゥフ ヴ ナヴォーゼ ルィールシァ ダー ティェム カルミールシァ.
 クーラチカ ヴァジミョート シビェー カショーラチクウ イ パイジョート フチホモーラチクウ フ
リェース パ ヤーガドゥィ イ パ グリブィ, イェイ イ ニェット ビェドゥィ, シトー スタルーハ イェヨー ニェ コールミット.
 ア ジェーヴァチカ ヴァジミョート ポースリェ スタルーヒ ゴールユ コースチ ダー パソーリット,
ヴァ ルトゥー イェヨー パムソーリット−パムソーリット, ア カーク ザヴィージット, シトー シジート
プローチフ ニェヨー シャーフカ イ イェスチ プローシット, コースチ イェイ イ ブローシット.
 ア スタルーハ ツェールィミ ドゥニャーミ リジート
ナ スンドゥケー スヴァヨム ジリェーズナム. ヴ
アドナイ ルケー ウ ニェヨー トールスタヤ クリュカー,
ア ヴ ドゥルゴイ --- ローザク ドゥヴァ プーカ.
ア サマー−タ アナー ウールチット−ウールチット, クリュコーイ
スヴァイェイ ストゥチート−ストゥチート, ローズガミ
グラジーッツァ イ ナ フシェフ ズリーッツァ, ダージェ アット
ズロースチ フスプーフニェット ウ ニェヨー バラダーフカ.
 サ ストラーフウ サバーカ シャーフカ ザビヨーッツァ ポット ラーフクウ, アドニー ノース
アットゥーダ カージェット, ア コート プルィーク ナ ピェーチクウ, ダー タム イ ザリャージェット.
 ア ビェーラチカ シャージェット ク アコーシクウ, プラーチェット パニムノーシクウ イ スモートリット,
カーク ナ ドゥヴァリェー ピトゥショーク ス クーラチカイ ブロージット, ラズガヴォール ス ニェイ ザボージット.

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単語の説明

царская
ツァールスカヤ
царскийツァールスキィ:皇帝の女性形
жемчужина
ジェムチュージナ
真珠
тощая
トーシャヤ
тощий〔トーシィ:痩せこけた、痩せ衰えた〕の女性形
крючком
クリュチコーム
крюк〔クリューク:フック、つめ〕の指小形造格
точь-в-точь
トーチ−フ−トーチ
寸分たがわず、きわめて正確に
жердь
ジェールチ
竿、棒、のっぽ
лбу
ルブー
лобロープ:額前置格
бородавка
バラダーフカ
いぼ、突き出たほくろ
словно
スローヴナ
〜のように
колоса
コーラサ
колосカロース:穂生格

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качаются
カチャーユッツァ
качатьсяカチャーッツァ:ゆれる三人称複数形不完了体現在
губ
グープ
губа〔グーバ:唇〕の複数形生格
торчит
タルチート
торчатьタルチャーチ:突き出ている、立っている、はみだしている
の三人称不完了体現在
сзывал
スズィヴァール
созвать〔サズヴァーチ:呼び集める、召集する〕
の男性形不完了体過去
сторожила
スタラジーラ
сторожить〔スタラジーチ:見張る〕の女性形不完了体過去
сорила
サリーラ
соритьサリーチごみで汚す女性形完了体過去
бранила
ブラニーラ
бранитьブラニーチ:きつく叱る女性形不完了体過去
подметала
パドミターラ
подметать〔パドミターチ:掃き清める〕の女性形不完了体過去
сору
ソールウ
сорソール:ごみ、がらくた生格
догадлив
ダガードリフ
догадливый〔ダガードリヴィ:飲み込みの早い、気転の利く〕の
男性形短語尾

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заберётся
ザビリョーッツァ
забратьсяザブラーッツァ:よじ登る、入り込む、隠れる
三人称完了体現在
погребец
パグリビェーツ
小トランク、穴倉、倉庫
крынки
クルィーンキ
кринка〔クリーンカ:細長い牛乳壷〕の複数形
сливочек
スリーヴァチェク
сливки〔スリーフキ:クリーム〕の指小形複数形生格
раздобудет
ラズダブージェット
раздобыть〔ラズダブィーチ:やっと手に入れる〕
の三人称完了体現在
сыт
スィト
сытый〔スィートゥィ:満腹している〕の男性形短語尾
душа в душу
ドゥシャー ヴ ドゥーシュウ
仲良く、むつまじく(暮らす)
поедом
パイェドーム
貪欲に
навозе
ナヴォーゼ
навозナヴォース:厩肥前置格
рылся
ルィールシァ
рытьсяルィーッツァ:掘り返す、引っかき回して探す
男性形不完了体過去

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кошёлочку
カショーラチクウ
кошелёкカシェリョーク:編み袋、籠指小形対格
втихомолочку
フチホモーラチクウ
こっそりと、ひそかに
голую
ゴールユ
голый〔ゴールィ:露出した、むき出しの〕の女性形対格
посолит
パソーリット
посолить〔パソリーチ:塩を振り掛ける〕の三人称完了体現在
помусолит
パムソーリット
помуслитьパムースリチ:少しずつつばでぬらす
三人称完了体現在
завидит
ザヴィージット
завидетьザヴィージェチ:遠くから見つける三人称完了体現在
сундуке
スンドゥケー
сундукスンドゥク:長持ち、衣装箱前置格
клюка
クリュカー
розог
ローザク
розгаローズガ:鞭複数形生格
пука
プーカ
пукプーク:束生格

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урчит
ウールチット
урчатьウチャーチ:うなる、低くうなる、ぐうぐう鳴る
三人称不完了体現在
грозится
グラジーッツァ
грозитьсяグラジーッツァ:おどされる三人称不完了体現在
злится
ズリーッツァ
злиться〔ズリーッツァ:〜に腹を立てる、荒れ狂う〕
三人称不完了体現在
от злости
アット ズロースチ
憎しみに
вспухнет
フスプーフニェット
вспухнутьフスプーフヌチ:膨れ上がる三人称完了体現在
со страху
サ ストラーフウ
恐怖のあまり
забьётся
ザビヨーッツァ
забитьсяザビーッツァ:隠れる三人称完了体現在
заляжет
ザリャージェット
залечьザリェーチ:寝る三人称完了体現在

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意訳

むかしむかし、あるところに、おばあさんがいました。おばあさんは、背が高く、
痩せていて、鼻はかぎづめのようで、まるで細長い幹にちょっと小枝が
突き出ているようでした。おばあさんの額のいぼには3本の毛が生えていて、
風が吹くと、穂のようになびいていました。おばあさんの唇の間からは前歯が
はみだしていました。

そのおばあさんの所には、娘のベーラチカ、ねこのヴォルコット、いぬの
シャーフカ、めんどりのチェルナーフカと
おんどりのクラースヌィ・グリビショークがいました。
ねこはお客を呼び集め、おんどりは中庭で歌を歌い、いぬは家を守り、
めんどりが家を歩いて汚したのを娘が叱り、おばあさんにばれないように
掃き掃除をしていました。そうやって彼らは仲むつまじく暮らしていました。

しかし、おばあさんは、みんなを嫌っていました。彼らをたたくと、ガツガツと
食事をし、彼らには食べ物を何も与えませんでした。
ねこのヴォルコットは機転が利きました。: よその倉庫に入って、豚肉と牛乳で
満たされたつぼやクリームを見つけてはお腹を満たしていました。
おんどりは家畜のフンを引っ掻き回してえさを食べていました。
めんどりはかごを持ってこっそり森へ行き、いちごときのこを採っていたので、
おばあさんがえさをやらなくても大丈夫でした。
娘は、おばあさんが食べたあとの骨に塩をふりかけ、手の中で少しずつつばで
ぬらしてましたが、それを向かいに座っていたいぬのシャーフカが見つけて
おねだりすると、いぬにも分け与えました。

おばあさんは、一日中鉄の衣装箱の上で横になっていました。片方の手には
太い杖、もう一方にはムチを2束持っていました。おばあさんは、ウーウーうなって、
杖をトントンとつき、ムチでおどしてみんなに腹を立て、その憎しみでいぼが
膨れ上がっていました。

恐怖のあまり、いぬのシャーフカは長いすの下に隠れて鼻を出し、ねこは暖炉へ
跳んで、そこで横になっていました。娘のベーラチカは窓際に座ってしくしくと泣き、
中庭でめんどりとおんどりが歩きながら話をしているのを見ていました。

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