(1999. 5.31作成)
(1999.11.21修正)
盛土工
基本事項
盛土材料は、施工が容易で、圧縮性が小さく、CBRが3以上の良質なものが望ましい。
また、流用土・発生土や安価な地域産の材料など、経済性も考慮する必要がある。
土の観察
有機質、火山灰質、無機質か判断する
地質的情報を参考にする
土の工学的分類に使用。
土の締固め試験(必須)
最大乾燥密度:現場密度と比較。(締固めの程度)
最適含水比:締固め管理に用いる。
資料土の含水比をいろいろ変えて、締固めた時の乾燥密度を求める。
含水比と乾燥密度の関係をグラフに書く(締固め曲線)
曲線の頂点を最大乾燥密度、最適含水比と言う。
cf.締固め:(静荷重or衝撃or振動)をあたえること。密度増加→強度 (増)、透水性(減)
CBR試験(道路の場合、必須)
支持力を求める。
室内CBR試験
CBR=荷重強さ/標準荷重強さ*100(%)
修正CBR:現場で想定される最悪な状況(水浸状態)のCBR
設計CBRにも利用できる。
路床材は3以上が望ましい。
CBRが2%以下の場合は、誤差が大きいので、コーン貫入試験などを用いる。
土の粒度試験・・・粗粒度、砂質土
土の分類(透水性、土の締固め、支持力特性の指標)
粒度分布がよいか(各種の大きさの土粒子がバランスよく混ざっているか。)
粒径加積曲線により、判断する。
大きな試料は、ふるい分析。小さな試料は、沈降分析。
築堤(細粒分15%〜50%)細粒分が少ない場合は粒土調整(=スタビライザによる)。
最大寸法10〜15cm以下(まきだし厚より)
土粒子の密度試験
有機質分が含まれているか推測できる。
間隙比、飽和度を求める。(圧密の計算にも使える)
土の含水比試験(降雨後、含水量が変化したとき)
土の状態の判別。
乾燥密度、間隙比、飽和度を求める。
土の液性限界・塑性限界試験(コンシステンシー試験)・・・細粒度
土の分類。
土の変形、流動に対する抵抗の度合。
含水比により、左右される。
コンシツテンシー指数:安定の程度。
塑性指数(PI)
土の一軸圧縮試験
飽和した粘性土のせん断強さ(
u)を求める。
ファイ=0、Cu=
u/2。安定性の検討
粘性土材料による急速施工の安定検討。
土の三軸圧縮試験
すべての土のせん断強さを求める。(粘性土。砂質土)
ファイ、C。安定性の検討、間隙水圧が作用する場合。
強度増加率m。軟弱地盤上に建設される場合。
土のせん断試験
せん断力(タウ)よりファイ、Cを求める。
三軸圧縮と同様に利用できる。
土の透水試験
透水係数をもとめる。
排水方法の選択、仮締切り材料、サンドドレーン・サンドマットの材料の適否。
現地盤の透水性の判断には不適当。
現場密度の測定(必須)
土の締固め試験より、最大乾燥密度を求めておく。
路体、築堤では最大乾燥密度の85%、路床では90%で管理する。
飽和土の測定(粘質土)(必須)
土質変化が少ない砂質土の場合。
平均値が最大乾燥密度の90%以上に管理する。
プルーフローリング(道路の場合、必須)
現場CBR試験
平板載過試験
K値
砂質系、切込み砂利、岩塊、玉石、強度低下が起こりにくい安定した材料。
コーン指数の測定(CBRと相関あり)
トラフィカビリティーが悪いとき。コーン指数(
c)を求める。
施工機械を選択。湿地ブルトーザ、
土質分類
工事用道路に最適。
礫 :凍上抑制層
砂礫 :凍上抑制層
細砂分混り礫 :土羽材
土砂流出防止が課題になる。
含水比による強度特性に注目。
砂 :排水層、サンドマット、凍上抑制層
礫質砂 :排水層、サンドマット、凍上抑制層
細粒分混り砂 :トラフィカビリティーに注意。
よく締め固めれば圧縮沈下は少ない。
シルト :
粘土 :
有機質土 :自然含水比>=液性限界なら安定・沈下、トラフィカビリティー、混合土が課題
火山灰質年性土:自然含水比>=液性限界なら安定・沈下、トラフィカビリティー、混合土が課題
高有機質土 :盛土材にはしない。