次のページ目次へトップへ前のページ 第捌章 追加剣技

倭刀術(わとうじゅつ)
 日本刀の切れ味に、中国武術のしなやかな動きを取り入れた剣術。そもそも中国に日本剣術が渡ったのは史上に名高い倭寇の手になる部分が多かった。と言うのも、彼らの剽悍振りに手を焼いた明は逆に彼らの武器である日本刀を導入、皇帝の親衛隊にも日本刀部隊が配属されるほどの流行振りであった。更に、日本で剣術が広まるや其の教えは書物という形で中国全土に流布した。こうした文化交流の末に生まれたのが、此の倭刀術である。
 全体的に、後の先を取る事を目指して動きの少ない日本の剣術に対して、先の先を取って戦う事、あるいは体術で剣の威力を増す事を目指しているために動きが多く、変幻自在の剣技を繰り出すのが特徴。その為「構え」がないが、剣技は強力無比である。
 主な使い手は、雪代縁が挙げられる。


〜門人(1レベル)〜

【剣訣】(けんけつ)
種類: 構え
効果: 素手で武器を持っている相手に攻撃しても、自動的に行われる反撃を受けない。また、武器に対して「受け」可能。
使用武器:
説明:  剣指とも云う。剣を持たない方の手の構え。食指と中指を揃えて伸ばし、残りの三本の指は曲げて、親指で薬指の上を軽く押さえる。これで相手の剣を受け流したり、補助攻撃を行ったりする。

 

【汝我抜刀勢】(じがばっとうせい)
種類: 居合
効果:  術者の他にもう一人仲間が必要。此の技を使用すると、仲間一人も此の効果を共有できる。狭い場所でも攻撃が可能。相手は「受け」不可能。
使用武器: 刀、太刀
説明:  長い刀を味方が密集した戦陣で遅滞なく抜く技。二人の兵士が組となり、自分が相手の刀を抜き、相手が自分の刀を抜く。

 

【軽身功】(けいしんこう)
種類: 防御
効果:  防御に使用すれば、防御値+1。また、剣技の「転倒する」と言う効果を全て無視できる。
使用武器: なし
説明:  身ごなしを軽くする技。熟達すれば、振り下ろされた刀の上に乗ることも可能だという。

〜切紙(2レベル)〜

【蹴撃刀勢】(しゅうげきとうせい)
種類: 攻撃
効果: ダメージ+2D6
使用武器: 刀、太刀
説明:  下段から切り上げる刀の峰に蹴りを加え、刀に斬撃と蹴りの二つの効果を加える技。

 

【抜刀出鞘勢】(ばっとうしゅっしょうせい)
種類: 居合
効果:  相手は「受け」不可能。
使用武器: 刀、太刀
説明:  左手で鞘を持ち、右手で刀を抜くが、途中で右手を離して刀の峰に手を添えて掌で刀をたくし上げ、素早く抜刀する技。
 太刀でも抜刀可能なのが特徴。

 

【回刺刀勢】(かいしとうせい)
種類: 反撃
効果: 「受け」に成功すれば、命中値+2、ダメージ+2D6で反撃可能。
使用武器: 刀、太刀
説明:  相手の攻撃を刀の柄頭で受け、其の勢いを利用して身体を反転させ、相手に突きを行う技。

〜初伝目録(3レベル)〜

【朝天刀勢】(ちょうてんとうせい)
種類: 反撃
効果: 防御に成功すれば、命中値+3、ダメージ+2D6で反撃可能。相手の剣技に「○○m跳躍して」と言う記述が有れば、防御値に+2の修正。
使用武器: 刀、太刀
説明:  地面に刺した刀を踏み台にして、刀の紐を持って跳躍。其の勢いを利用して刀を振り上げ、相手を刺す技。相手が上空から斬りかかってくる時に最も効果を発揮できる。

 

【埋頭刀勢】(まいとうとうせい)
種類: 防御
効果: 防御値+2。相手が槍・太刀・棒・銃剣を使用していれば、防御値+4。
使用武器: 刀、太刀
説明:  刀を逆さに持ち、峰に左手を添えて構える。左の体側を開き、相手の槍を誘う。相手が槍で突いてきたら刀で受け流し、右足を踏み出して左手を柄に添えて上段の構えに転ずる。

 

【入洞刀勢】(にゅうとうとうせい)
種類: 防御
効果: 防御値−2。相手が槍・太刀・棒・銃剣を使用していれば、防御値±0。防御に成功すれば、相手は次のターンまで命中・防御に−2の修正を受ける。
使用武器: 刀、太刀
説明:  刀を逆さに持ち、峰に左手を添えて構える。左の体側を開き、相手の槍を誘う。相手が槍で突いてきたら刀で下段から跳ね上げ、相手の構えを崩す。右足を踏み出して左手を刀身に添えて下段の構えに転ずる。

〜目録(4レベル)〜

【単僚刀勢】(たんりょうとうとうせい)
種類: 反撃
効果:  【入洞刀勢】若しくは【埋頭刀勢】の後に使用すれば、1ターン戦闘不能のペナルティを受けない。
 命中修正+2、ダメージ+3D6。
使用武器: 刀、太刀
説明:  【入洞刀勢】若しくは【埋頭刀勢】で相手の槍を受け流し、刀を水平に構えて相手の槍をやり過ごし、相手の懐に入って下段から切り上げる技

 

【腰陥刀勢】(ようかんとうとうせい)
種類: 攻撃
効果:  2回命中判定を行い、高い方の値を使用可能。
使用武器: 刀、太刀
説明:  下段から片手で右斜め上に刀を跳ね上げ、刀を左に廻し、其処から右に水平に薙ぐ技

 

【掌破刀勢】(しょうはとうせい)
種類: 攻撃
効果: ダメージ+3D6
使用武器: 刀、太刀
説明:  上段に構えた刀を振り下ろすと同時に、刀の峰に掌底を叩き付けることによって威力を増大させる技。

〜本目録(5レベル)〜

【左右独立刀勢】(さゆうどくりつとうせい)
種類: 防御
効果:  「回避」のみ可能で、防御値−2。防御に成功すれば、相手は次のターンまで命中・防御に−3の修正を受ける。
使用武器: 刀、太刀
説明:  【右独立刀勢】と【左独立刀勢】の二つの構えから成る技。【右独立刀勢】は右八相に構え、切り込んでくる相手の剣をかわしざま、その峰を打ち下ろして隙を作る技。ちなみに、左に構えると【左独立刀勢】となる。

 

【拗歩刀勢】(ようほとうせい)
種類: 特殊
効果:  戦闘中の相手との距離を剣技レベルm内で自由に設定可能。
使用武器: 刀、太刀
説明:  左足を前に出し、右側を空けて相手の攻撃を待つ。相手が斬りつけてきたら、相手の刀を受け流す。そのまますり足で斜め前に移動し、相手との距離を詰めたり、或いは斜め後ろに下がって相手との距離を空けたりする。

 

【低看刀勢】(ていかんとうせい)
種類: 反撃
効果:  射撃武器に対して「受け」を行える。受けに成功すれば、自動的に射撃した相手の直前に移動、命中値+2で反撃を行う事が出来る。
使用武器: 刀、太刀
説明:  腰を落とし、左足を前に出し、刀を下段右八相に構え、右側を空けて相手の攻撃を待つ。相手が射撃を行った場合、打ち払いつつ右足を前に出し、左八相に構える。こうして、左右に構えを変えつつ相手に接近し、斬る技。本来は長槍に対して手元につけ込む技であったが、此処では弓矢に対抗する技として採用した。

 

【戦嵐刀勢】(せんらんとうせい)
種類: 攻撃
効果:  命中修正−2、攻撃が防御されるまで連続して攻撃可能。
使用武器: 刀、太刀
説明:  刀を相手に翳し、反対の手で剣訣を作り、自分の身体を独楽のように回転させて相手に斬りかかる技。

〜免許皆伝(6レベル)〜

【左右提僚刀勢】(さゆうていりょうとうせい)
種類: 防御
効果:  「回避」のみ可能で防御値−3。防御に成功すれば、相手は次のターンまで命中・防御に−3の修正を受ける。
 此の技の使用を宣言すれば、1ターンの間に何回でも使用可能。
使用武器: 刀、太刀
説明:  【左提僚刀勢】と【右提僚刀勢】の二つの構えから成る技。【左提僚刀勢】は左八相に構え、相手が斬りつけてきたら此をいなして左足を進めて右八相=【右提僚刀勢】に構えを変える。其処に相手が切り込んできたなら、此をいなして右足を進めて左八相=【左提僚刀勢】に戻る。此を無限に繰り返し、自在に切り込む技。

 

【疾空刀勢】(しっくうとうせい)
種類: 攻撃
効果: 剣技レベル×3m跳躍して攻撃可能、命中値+4。
使用武器: 刀、太刀
説明:  空中に跳躍し、落下する瞬間にもう一度ジャンプし、通常の跳躍よりも長い滞空時間を生み出す技。

〜指南免許(7レベル)〜

【轟墜刀勢】(ごうついとうせい)
種類: 攻撃
効果: 命中値−2。攻撃を「受け」た相手、ダメージを受けた相手は剣技m跳ね飛ばされ、転倒してしまう。
使用武器: 刀、太刀
説明:  下段から相手に斬りかかり、刀を相手に引っかけて跳ね飛ばす技。相手が剣で受けても、そのまま跳ね飛ばしてしまう。

〜奥義(8レベル)〜

【虎伏絶刀勢】(こふくぜっとうせい)
種類: 反撃
効果: 相手の攻撃を回避した後反撃可能。命中値+4、ダメージ+1/2剣技レベルD6。
使用武器: 刀、太刀
説明:  倭刀術絶技。刀を背後に廻し、身体を屈伸させて相手の刀をかわし、其の勢いを利用して相手の下方から奇襲的に切り上げる技。
 刀を背後に廻しているために相手は太刀筋を読みにくく、更に勢いを付けているので打撃も大きい。

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