つつみ庵新着情報

第33回
全陶展報告

 平成15年6月30日〜7月6日 東京都美術館
主宰:陶光会 後援:現代文化協会 協賛:陶業時報社


 今回で33回目をむかえた全陶展。陶芸部門のみに特化した展覧会としては日本で最も権威がある公募展と言え、その内容・作品とも高水準なものぱかり。今回は一般公募を含め359名から465点の応募があり、内267名の269点が入選作として展示された。
 今回も景山氏の作品は入選し、何と「現代文化協会賞」(後援団体の賞ということでこれからの期待が持てる?)を受賞しました。当然選抜展(松本)にも展示されます。今回この作品は失敗ぎみの窯焚きで(5月)焼いた大物としては、唯一まともに焼けた作品であり、苦労が報われた思いがあります。又平泉氏も再度挑戦しましたが残念ながら入選はしませんで「やっぱりだめだったか、今度はもっと大きなものを作る」と意欲は衰えない様子。(右画像は会場全景)
 例年の応募作品のレベルが高いことを考えると、入選するにはそれ相応のものが必要であり、当然入選作も、安定した技術の上に新規性・斬新さを持つものが選ばれます。以下に今回受賞の景山氏の作品を紹介します。

上画像左から、窯の中で産声をあげたばかりの受賞作。窯出し直後の受賞作。主催者指定業者撮影の公式写真。会場で展示中の受賞作。

 今回のレポートは主に景山氏撮影の画像を中心にご紹介しています。当日は景山氏のかつての兄弟弟子?のお二方と一緒に観覧したということですが、景山氏の作品とともに記念撮影したあと、他の作品をろくに観ずにそそくさと飲みに行こうとしたとかしないとか……。やはり久しぶりに再開した旧友との親交のほうが大切だったというお話です。お二人(+景山さんも)ともご苦労様でした。今度、何かのおりにお会いすることがあれば是非飲みましょう!

 さて、以下には主な受賞作と気になる作品(順序はばらばらですが)をご紹介しておきます。画像は景山氏の独断と偏見に基づいて撮ったものですので、この他にも受賞作や優秀な作品が一杯あったとは思いますが悪しからず(各作品の説明はありません)。


−主な展示作品紹介−


−倉敷展−

 山陰地方の会員の山本氏(景山氏の幼馴染)から今回の全陶展倉敷展の様子が送られてきましたのでご紹介しておきます。
山本氏のコメント「立派な作品ばかりで驚きました。宏一君(景山氏)はこの会の会員になるということで、改めて嬉しく思いました。」とのことでした。ご報告有難うございました。



 −後日談−

 現代美術協会の10月号会報に今展覧会の特集が掲載された。それによると『今年の現代文化協会賞は、埼玉・三郷市の景山宏一氏の「焼締線刻文器」が獲得した。審査員評でも激賞された。云々…』(抜粋)とあった。又陶芸専門誌の「陶遊」にも特集が組まれており景山氏の作品の雄姿が大きく紹介されている。陶芸仲間として我が事のように嬉しく、又、今後の励みにもなる出来事であった。(事務局談)