Kamar Trek
(プロフェッサー奮闘記)

KamarTrek 第1シーズン エピソード01 挑戦への序章 PartT 
  

0000-07-03
 以前よりジェネラル・Hが度々訪れていた園芸ドックILORY7(右画像は舎屋)の話を聞いていた我々は陶芸研修の途中に下見を行った。この後、本格的に穴窯の研究をしつつ設計に入る

0001-04-08
 第2回目のILORY7下見実施。建設現場確認とキャプテン・Sとの顔見世を兼ねて訪れた。この後地形に合わせた設計の焼き直しを行う。

0001-04-29
 ポテリィベースTUTUMIにてかねてより使用していたJSM−S1(ムーン級灯油窯)と同形のJSM−S2の設置工事完了。

0001-05-31
キャプテン・S(ILORY7責任者)が敷地内に穴窯建設を許可。この時点で設計修正は完了していたので具体的な資材や段取りをする。

0001-06-06
 ポテリィベースTUTUMIにてセメタリー・I(オールマイティー偏屈人間)とジェネラル・H(物造りこだわり人間)と我輩プロフェッサー・K(芸術的一般人間)の3人で協議。
 なんと「来週行こう、泊りがけで(セメタリー)」「テントは俺が持ってくる(ジェネラル)」話は超快速で進む。
 そういえば3年前ポテリィベースTUTUMIを作るときもこの変な3人のオジさんは燃えたっけ。
 今は窯が2基もあるのに半年に一回位しか本焼しない。そもそもジェネラルは焼き物より小屋を作る方のが興味あるらしい。

0001-06-13
 ついに当日、朝早くポテリィベースTUTUMIに集合。なんと一週間で耐火煉瓦500丁(これが重い、5個梱包で15sはある)。その他諸々もいつのまにか用意されているから面白い。
 セメタリーの小型車(右画像左)にはタイヤがペタンコになるくらい積むし、ジェネラルの貨物車(右画像右)にも満載以上の物資を積み込みILORY7へ向けいざ出発!






 ILORY7に到着すると小型ユンボと小型ダンプがあった。どうやらキャプテン・Sが声をかけてくれたらしくオペレーターのヤング・山田が用意してくれたらしい。
 園芸ドックILORY7の責任者キャプテン・S(左挿絵)は元建設関係で退職後ここの管理をしている。
 特徴はおしゃべり、じっとしていない、飛び回っている(どこかの問題児みたいだが、とにかく働き者である)。
 ヤング・山田(右挿絵)は最近まで左官をしていたらしいが陶芸家を目指し炭焼きの窯で陶芸をやるらしい。
 「彼にユンボで土をあげてもらう!」。「ユンボ」って何だ!? 知らないのは我輩だけ…
              出てきたのは

   「ジャ〜ン」
これですよ、これ!
セメタリー、山田に一回聴いただけで乗り回す

 暫くすると、 雨 雨 雨   というわけでまずはシート張り
 線路の枕木、廃屋民家の梁や柱と何でもある。「これ使ってくれよ」とキャプテン。たかが穴窯の小屋掛けに人も住める様な大柱。御柱になってしまった。
 整地・小屋掛けは設計図も何も無い。「これくらいか?」何とも頼りない。
 小屋の方は柱を無駄にしないように長さを決め「広いほど薪がつめていいだろう」という感じでせっせとスタート


上画像左はシートを張ったところ。真中は築窯予定場所。その右は斜めに整地して柱を立てた所。一番右がなんとか整地された図。


上挿絵:左、柱と梁の加工をするジェネラル。右は今日覚えた道具です。

 夕食はILORY7舎屋にてキャプテンの奥様のコース料理を頂いた。
 テントでの就寝だが最も早く寝たのは我輩。例によって大イビキ だったそうな。


0001-06-14
 本日も雨。朝から穴掘り、柱の基礎工事。地固めを3人でやるのだが何故か我輩だけ呼吸が合わない…
 水平基準をとるのに透明な細いホースに水を入れたもの(水管)を使うのだが勝手が分からず散々な目にあってしまった。
 「あれは、指で押さえとくんだよ」 こんなことも知らないの?という感じ 
 「プロフェサー ツラで合わせてくれ」  何だ?ツラってのは? 全くのお坊ちゃんの我輩であった…


 なんやかんやでとにかく柱を立てて、梁を渡す。一本一本が半端でなく重いのに、3人が持ち運ぶのを見て我輩、奮起するも… 腰が…
 なんとか小屋の骨組みだけは完了して本日は終了!やっと休めるぞ〜!。 


0001-06-27
  我輩とジェネラルはポテリィベースに0600時に集合。
「知り合いのタイル屋にいらないタイルくれって言ったらこんなにくれたよ」 ……ダンボール箱100個はある(約2t) 山積み
「それと今煉瓦屋の若いモンが煉瓦持ってくるから」 またまた500丁    なんと言う機動力だ… 
 そういえば今回の材料費まだ一円も払っていない… 「不思議だ〜?」
 なんやかんやで資材を積み込み出発。本日はお日柄も良く絶好の仕事日和!?

 ジェネラル 昨日は泊まり、昨日の帰宅も深夜とか… 完全な寝不足
 「あつ〜い」 日和良すぎて、2人では仕事全然はかどらず
 昼間よりデレ〜として、おひるね  オニギリを3個食べる。

 午後よりセメタリーとキャプテンが合流。この2人 俄然 張り切る。
 「トタン掛け今日中にやっちゃう」とキャプテン。
 「基礎を終える」とセメタリー。「大谷届いてますか?」これも手筈がいい。なんで材料が簡単にそろうかな〜?


「本当は白河がいいんだけど 御影は……」またまた専門用語

 仕事はどんどん進むも基礎部分で一部変更が発生!「何!又掘りもどす?」  「もっと早く いってくれ〜」
 「もうやるっきゃない」  「4時だぜ〜」
 セメタリーと我輩2人  深夜の道路工事の突貫工事並み  正直言ってこんなに働いたの生まれて2度目 腰なんかもう知らん


 屋根ではおしゃべりキャプテン のべつまくなし





















「え〜まだやんの?」 「もう6時だよ〜〜」
「並べてみないと分かんないの!! 」
 しょうがないので セメントこねこね もう 明日 絶対 腰 あがんないョー
 水汲みも我輩の仕事。夜の坂道を水を満タンにしたネコ(専門用語:一輪車の事)でえっちらおっちら
 着くと水は殆んど無い……     
 朝の立ち食いそば屋のオニギリ3個でこの馬力!

 そんなこんなで2030時に苦労の甲斐あっておぼろげながら窯を感じられる基礎になってきたのだった。

 その後ご馳走になったキャプテンの奥様お手製ニシンそばの美味しかったこと!

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