| 2003・11月へんどの会 伊豆野焼大会!報告 |
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去る11月8日から9日にかけて、伊豆に於いて へんどの会主催の野焼大会が行われました。陶友会から景山氏と平泉氏が参加し、急造のミニ穴窯を作り実験的な窯焚きを行いました。実験焚きはこれで3度目であり、今回こそは1000度越えを達成すべく準備を整えて臨みました。
さて当日は、朝、現場到着後、早速窯の制作に入りました。
上画像左から、基礎を固めてから鉄筋の枠組みをします。その周りに焚き口と煙突の穴を切り抜いたブリキのトタンを丸く巻いて針金で止めます。焚き口を作ります。煙突を取り付けます。20pくらいはなして竹をぐるっと周りにさしていき、その隙間に土を詰めていきます。
上画像左から、窯の内部は天井の高さまで棚組みして作品を詰めてから天井の隙間を棚板などで覆い粘土や土で隙間を塞いで密閉します。この時点で火入れ(焙り)をしながら、土留めの竹を更に高く継ぎ足して天井を覆うまで土を入れていきます。これで窯は完成しましたので後は焚きにかかっています。今回焼く作品です。
初日は午前中窯つくり、午後に火入れ(炭での焙り)して夕方までの間、買出しも兼ねて、へんどの会長の吉村氏の展示資料館(吉村やきもの資料館)を訪れました。吉村氏が待っていて、早速案内してくれました。説明しだすとやたら長くなるので窯焚きがあるからと手短にお願いしたのですがそれでも約1時間程のガイド。吉村氏にとっては説明不足で少し不満が残った様ですが、実際にテストピースだけで数万点に及ぶ程の資料ですのでじっくり見たらきりがありません。時間がないのでそそくさと資料館を後にして買出しを兼ねて少し休憩をとりました。
上画像左から、資料館前で平泉氏。吉村氏に説明を受ける平泉氏。館内を見て回る平泉氏。
現場に戻ると既に日も暮れて、あたりは真っ暗。窯焚きの炎がほのかにあたりを照らしていました。さて、早速食事をとって、攻め焚きに入ります。一晩焚き続けて翌日は午後まで交代で休憩を取りながら焚きましたが思うように温度が上がらない。時間も差し迫ってきたので思い切って焚き口を増設して大焚き。
上画像左から、順調に焚きが続きます。土留めの竹も解体しながら燃やしてしまいます。最後は焚き口を増設してどんどん燃やします。窯を解体しながらも燃やせるものはすべて燃やして最後のあがきをします。
時間一杯まで焚き続けて、窯を解体しながらも回りから薪をくべていきます。夕方になり暗くなってしまっては片付けもできなくなりますので、思い切って終了ということでまだ熱い作品を火箸で取り出し、冷ましておきます。窯の方は解体してきれいに片付け現状復帰。長い2日間が終わりました。
上画像左は、焚きが終わり作品を取り出し中の様子。その右からは、今回の野焼に参加したのは10組ばかりで周辺ではおもいおもいの窯を作って野焼きをしています。その様子を幾つかご紹介しておきます(下画像も)。
今回の焚きでは温度は1000度がやっとといったところ、素焼きよりは焼しまっていましたがまだまだといったところ。野焼ということでしたのでこんなものでしょうか、しかし炭化気味の作品もあり今までで一番まともな作品となりました。景山氏も平泉氏も丸二日間窯焚き放題でお疲れ様でした!