2006笠間小悠(ミニ)窯7月窯開け


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 窯開けは7月22日(土)に行った。現地には午後10時前に到着し作業を開始した。窯の内部温度は十分冷めていたのですぐに窯周りをきれいにして開け始める。
 天井の煉瓦を一つ又一つと取りはずしていくと、窯の内部の作品があらわに見えてくる。自然釉の掛かり具合、熔け具合は思っていたより良くなかったが、心配したよりもしっかり焼けているようなので一安心。

下画像、窯周りを綺麗にした所、天井を取り外し始めると作品が見えてくる、全ての作品があらわになった。

 今回は棚板スペースは3列分。一番手前(第3列棚)には平泉氏のビアマグが置かれているが焼きも自然釉もまずまずといった所だが燠に押されたのか引っ付いているものが多かった。2列目の最上段には景山氏の方形瓶他平泉氏の小物、その下段以降にも両氏の小物。この列は少し焼きが甘く、自然釉も少なめ。下に行くにしたがって温度が上がっていないのが分る。
 最奥の一列目には、平泉氏・景山氏・飯浜氏の壺や雑器、茶碗他が並んでいる。やはり自然釉が思ったより少ない。温度はそこそこまで上がったと思うが火の勢いが足りないようだ。

 全体としては、思ったより成績は良かったが、温度が上がり過ぎていなかった事で緋色系統の窯変が残っていたのは幸いである。火表の自然釉や窯変がおとなしく、上から降り込むような自然釉も殆ど無く、温度不足のせいか、色気も面白くない。今回の焚きも成功とは言い難い。

下画像左はから窯出しした作品たち。

だが、一点だけは温度が高くなりすぎずに緋色が綺麗に残った物があった。
 飯浜氏の茶碗だ。信楽のA2土を手びねりしたもので明るい窯変がでていた。


 どちらにせよ窯詰め・窯焚きに課題があり、窯自体の構造的問題もあるので、次回までに改修を加えて、これからよりよい作品を焼いていきたいと思う。

(窯焚きのことをもっと詳しく知りたい方は「焼締遊山」のコーナーの「焼成記録」をご参照ください。ただし、本焼成記録は後日のアップとなります)