【競馬】741の法則とは?実際に法則通りに予想して精度と再現性を検証していきます!

741の法則 アイキャッチ画像

今回は『競馬の741の法則』についての解説・検証を行っていきます。

おそらく、競馬ファンでもあまり耳にしないマイナー法則である741の法則。

私自身も聞いたことがなく、最近になって新たに発見したものでもあります。

そういった背景がある741の法則ですが、やはり皆さんも気になっているのは”参考になる法則なのかどうか”でしょう。

そこで今回は、実際に741の法則を使ってレースの予想を行い、その精度や再現性を調査していきます。

「そもそも741の法則を知らない方」や「参考にしようと思ってた方」には特に有用な内容かと思いますので、ぜひ最後までご覧ください!

この記事で分かること

  • 741の法則とは
  • 741の法則に再現性があるのか
  • 741の法則よりも優先すべき参考元はあるのか
  • 検証して分かった741の法則のメリット・デメリット
  • 741の法則以外にメジャーな法則一覧

監修者
競馬評論家・競馬ライター及川正治(48歳)

サラリーマンをしながら、競馬評論家として多方面で現在も活躍中。競馬予想サイトの検証・評価、競馬場の分析、競馬関連のコラムの執筆まで幅広く行う。及川の助力を経てプロになった馬券師も数多く存在している。

競馬の741の法則とは?

741の法則 特徴

競馬の741の法則とは「出走馬の直近数レースの着順が7着〜4着のみだった場合、次のレースで1着に入線する可能性が高くなる」という法則です。

※おそらく上記を短くした「7着〜4着→1着」が語源

少しわかりにくいので、パターンで説明します。

  • ①前々走6着,前走4着,今走1着→法則成立
  • ②前々走4着,前走6着,今走1着→法則成立
  • ③前々走3着,前走6着,今走1着→法則不成立(前々走が3着だから)
  • ④前々走6着,前走3着,今走1着→法則不成立(前走が3着だから)

このように、過去の傾向を見たうえで1着入線の可能性を判断するのが741の法則というものです。

さて、ここで勘の良い方はお気づきかもしれませんが・・・

741の法則は、傾向に着目しただけで根拠が一切ない”いわゆる迷信”です(笑)

ただ、競馬にパターンがないのは皆様も十分承知でしょうし、傾向を読み取ってこそ予想のしがいがあるというもの。

もしかしたら、741の法則も有用な”傾向分析の結果”かもしれません。

なので、次の項目にて実際に予想に参加しながら741の法則の精度や再現性を確かめていこうと思います!

競馬の741の法則は有用なのか?精度とその再現性を徹底調査!

741の法則 検証

今回の検証は、下記の条件で進めていきます。

  • 直近2レースが4〜7着である馬が対象
  • 対象の馬を全て単勝で購入
  • クリア条件は上記該当馬が1着になった場合のみ
  • 法則についての検証なので”予想の勝ち負け”は考慮しない
  • 該当馬がいない場合は飛ばし

より具体的な検証となるよう1日京都競馬場の全レースに参加し、すべて同じ狙いで予想していきます。

※この会場を選んだのは気まぐれです

下記にその結果をまとめましたので、まずはこちらをご覧ください!

日付 結果 着目馬(前々走→前走→今走)
11月30日:京都12R 不成立 ルーチェロッサ(4→7→7)
11月30日:京都11R 不成立 アルビージャ(4→5→9)
11月30日:京都10R 不成立 ジュストコル(6→4→6)
11月30日:京都9R 不成立 アブキールベイ(5→6→2)
11月30日:京都8R 不成立 ウインドワンピース(7→5→10)
11月30日:京都7R 不成立 タマモナポリ(7→7→2)
サンデーヒーロー(6→7→9)
11月30日:京都6R 不成立 該当馬なし
11月30日:京都5R 不成立 該当馬なし(新馬戦のため)
11月30日:京都4R 不成立 該当馬なし(新馬戦のため)
11月30日:京都3R 不成立 サントモナルカ(6→6→3)
カンタカナリート(6→4→4)
ボールドハーテッド(5→6→7)
クリノラピダス(7→5→8)
11月30日:京都2R 不成立 ダイシンリンク(7→5→4)
11月30日:京都1R 不成立 該当馬なし

なんと全敗でした・・・

741の法則に該当する馬が馬券に絡んだ回数も12回中3回のみだったので、精度はかなり低いと断言できます。

また言うまでもなく、再現性に関してもありません。

もちろんたまたま参加した日がこの法則に合わなかったという可能性も考えられますが、安定感がないことはこの1日で明らかです。

正直、個人的には同じ方法で参加するのはリスクが高いと言えます。

これを参考にするなら、競馬マスターズが別の検証にて優良認定した無料でも使えて推奨馬の的中率が高い予想元“を参考にするほうが断然おすすめ。

無料で741の法則よりも期待できるので、ぜひ参考にしてみてください。

※下記ボタンよりその一覧へと移行できます

検証して分かった741の法則のメリット・デメリット

741の法則 メリット・デメリット

全くといって良いほど信憑性のない法則ですが、検証をした中でわずかにメリットに感じた部分もありました。

主観ではございますが、ざっと数点ご紹介しますので気になる方はぜひ見てみてください。

741の法則のメリット

  • オカルト打法的な1つのジンクスとして楽しめる
  • 相手馬を選ぶ時などは意外な伏兵として機能する可能性もある

741の法則のデメリット

  • ピンポイントで当てることはまず不可能
  • “結果”における傾向なので一切の根拠がなく信憑性ゼロ
  • 競馬の知識の向上に繋がらない
  • そもそも出走馬が複数いる中で1頭しか該当しない法則なので確率論としても期待できない
  • 新馬戦や未勝利戦などの過去レースが浅い場合は使えない

まあ、明らかにデメリットの方が多いことは明らか。

ただ、オカルト的な意味で使えるので、ただ単に”何かにすがって馬券を購入したい場合”は使えなくもない法則です。

意外な伏兵を選ぶ1つの手段としても気持ち使える程度に活躍はしてくれそうなので、”こういった法則がある”ということは把握しておいて損はないでしょう。

競馬の741の法則まとめ

今回は『競馬の741の法則』について解説・検証していきましたが、いかがでしたでしょうか。

改めて、本記事の内容をまとめていきます。

  • 直近数レースが4〜7着だと1着が期待できるという法則を指す
  • ひとつの迷信的な法則
  • 検証の結果としては”予想元としては一切参考にならない”
  • オカルト的な意味合いでは使えなくもない法則

結論、741の法則は競馬予想において参考にしないほうが良いです。

ただ、ある意味では使えなくもない法則なので、競馬のいち知識(迷信)としては押さえておきましょう。

また先ほどお伝えした通り、競馬予想における有用な参考元としては実際に結果を残した予想元を頼ることは1つの手段です。

ぜひ、活用してみてください。

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