地方競馬で起きた悪質な八百長ランキングTOP7!

八百長ランキング アイキャッチ

地方競馬では八百長が頻繁に起きている

中央競馬に比べて地方競馬は八百長事件が発生することが多く、近年ニュースになった事件もありました。

実際、地方競馬では八百長が頻繁に行われていますが、そのほとんどが闇の中。

近年人気を集めている地方競馬の勢いをストップさせる原因にもなりうる大きな問題です。

自分が損しないためには、八百長事件について知っておく必要があります。

八百長が起きる仕組みや対策方法を別の記事で紹介しているので、気になる方は以下からご覧ください。

>>地方競馬で八百長が起きる仕組み・対策方法を徹底解説!

過去に起きた八百長ランキングTOP7

競馬界では八百長事件が頻繁に発生しています。

ですが、実際にどのように八百長が行われたのかまでは知らない方が多いでしょう。

そこで今回は、過去に起きた八百長事件をランキング形式で紹介していきます。

1位:競馬史にのこる最大の八百長『山岡事件』

山岡事件

この事件が発覚したのは1965年。

数ある八百長事件の中でも最も大きな事件といわれています。

事件の中心となったのは山岡忞騎手。

当時の競馬界においては注目されており、リーディング5位に入った騎手で有馬記念や天皇賞を制するなど多くの実績を誇る騎手でした。

そんな優秀な騎手だった山岡ですが、とある暴力団関係者と結託し八百長を行っていました。

八百長の内容は、山岡が騎乗する馬を勝たせるように、人気上位の馬に騎乗する騎手に賄賂を渡し指示をするというもの。

お金を受け取ったにも関わらず、八百長を渋った騎手に対しては暴行が加えられた事もあるとされています。

実際に八百長が行われたレースは、1965年3月6日の東京8R・たちばな賞と4月10日東京3R・サラブレッド障害の2レース。

これらの事件が発覚した理由は、別の事件で逮捕された暴力団構成員の自白。

中央競馬の騎手と共謀して八百長行為を仕組んでいたと打ち明けたのです。

警視庁と日本中央競馬会が調査をしたところ、山岡を含む4名の騎手が逮捕されることとなりました。

ちなみに、たちばな賞で山岡が騎乗していたカブトシローは、後に天皇賞を制する有力馬となっています。

2位:令和に発覚した笠松競馬場の八百長

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始めに紹介するのは記憶に新しい2021年に発覚し大きな問題となった笠松競馬場の八百長事件です。

この事件をきっかけに8ヶ月もの期間、笠松競馬場は閉鎖することを余儀なくされました。

笠松競馬場ではなんと、2012年から2020年という長い期間にわたって八百長が繰り返されていたのです。

発覚したのは笠松競馬場の関係者による内部告発。

これを機に所得隠しの疑いが浮き彫りとなり、調査に踏み出したところ3億円近い不当利益を手にしているということが発覚しました。

逮捕されたのは、

  • 山下雅之騎手
  • 佐藤友則騎手
  • 島崎和也騎手
  • 尾島徹調教師

全員地方競馬で長年のキャリアを積んできたベテラン。

佐藤騎手に関してはリーディング上位にも上り詰め、地方競馬では通算1000勝を超え笠松競馬のスターとして名をあげる実力のある騎手でした。

彼らの逮捕を受け、事件は収束に向かったのです。

ですが、笠松競馬場は信用を大きく損ねたため半分以上の騎手が去るという結果になりました。

笠松競馬場は1975年にも暴力団絡みの八百長事件が発覚しており、全競馬場の中でも信用はかなり落ちています。

2021年9月から運営を再開しており、クリーンな運営を続けているものの世間からは少し見放されているのが実情。

過去の事例から見てもこれだけ大きな問題を起こしてしまうと、疑いの目が晴れるまではかなりの時間を要することになるでしょう。

3位:1975年の笠松競馬場で起きた八百長事件

昭和の笠松競馬

昭和の競馬界では八百長などの不祥事が相次いでいました。

その中でも特に悪質なのが笠松競馬での事件。

笠松競馬の関係者が暴力団と手を組んで八百長を行っていました。

ですが、この時代では先程も説明した通り八百長事件はかなり横行しており、日常茶飯事と言っていいほどでした。

では、なぜこの八百長だけが話題となったのか。

この事件はただ八百長を行っていただけでなく、その八百長で稼いだお金を利用して暴力団から覚せい剤を購入していたのです。

これが発覚してからまもなく暴力団は直ぐに逮捕。

もちろん関係していた騎手や調教師も続々と捕まり、笠松競馬場の騎手は当時在籍していた36人の騎手のうち10人以上の逮捕者を出す結果となりました。

4位:金沢競馬で繰り返される八百長

金沢競馬場では何度も八百長が繰り返されているという噂があります。

それを裏付けているのが、『金沢競馬八百長告発者』というTwitterアカウント。

2016年頃から2021年頃にかけて何度も八百長レースを何度も言い当てています。

このレースは⑧-①-④で決着。

上位人気よりもこの4頭のBOXが多く買われるなど異常オッズもでていました。

他のレースでは、

このレースも発言通り⑦-④-⑩で決着。

どちらのレースも、馬の首の方向が横を向くほどあからさまに引っ張る異常な騎乗。

ルーキーでもこのような騎乗をすることは無いだろうと言うほど酷いものでした。

ですが、この2レースはどちらも事件として取り扱われることは無く風化。

恐らく八百長が行われた事実は間違い無いんでしょうが、我々一般人や競馬ファンがどれだけ騒いでも決定的な情報がないことには何も変わらないというのが現実です。

金沢競馬場の運営陣には、このような不祥事が繰り返されないように徹底した取締を実施することを切に願います。

5位:1982年の中山競馬で起きた『サルノキング事件』

サルノキング事件とは1982年3月28日に開催された第31回スプリングステークスで起こった八百長疑惑にまつわる騒動。

1番人気だったサルノキングは全頭の中で最後方でスタートしました。

元々、後方からのスタートを得意とする馬であったため特段問題視されることはありませんでしたが、スタート直後から前の馬との差は20馬身ほど離れるという状況。

そこから善戦しスタート時点で開いた大きな差を埋めるも、馬券内に絡むことはありませんでした。

このレースを制した2番人気のハギノカムイオーとサルノキングは同じく中村和夫氏が馬主ということもあり、本賞金の足りないハギノカムイオーが皐月賞への出場権を手にするために八百長を行ったのではないかとマスコミやファンの中で疑惑が起こったのです。

この問題に対しては、専門家目線でも仕方がない部分もあるとして疑惑のまま収束することとなりました。

6位:園田競馬場で自殺者が出た八百長問題

園田競馬場 木本直騎手

兵庫県の園田競馬場に所属している木本直騎手が急逝した事件。

まだ22歳の若手騎手でしたが、デビュー2年目に厩舎を移籍してからは周りの騎手からイジメられ馬に乗せてもらえない日々が続いていると話していました。

この事件に大きく関わったのが、園田競馬場で繰り返されてきた八百長。

持ちかけられた八百長を断ったことが引き金となり、木本騎手が関係者からイジメを受け騎手としての生活が耐え難いものになってしまいました。

このような状況に耐えられず、自殺という道を選んでしまったのです。

競馬ファンからは木本騎手は自殺でなく殺されたのだという声が多かったものの、この問題に対する詳細な発表は今でも謎のまま。

八百長が巻き起こした非常に悲しい事件です。

発覚した八百長事件とは異なりますが八百長の根の深さ、それに関わり人間関係に不信感を抱く者など、八百長を自分たちの利益のために楽しんでいる人が居る反面、多くの方がその犠牲となっています。

このような自体を避けるために各競馬場にある八百長を行う風潮をいち早く断ち切ること徹底してもらいたいです。

7位:競馬発祥の地であるイギリスで行われた八百長

イギリスの競馬場

この地でも例外なく八百長が行われていました。

その中でも2011年に発覚した八百長はイギリスの競馬界でも最も大掛かりな事件とされています。

実際に八百長が行われたのは2009年1月17日〜8月15日の間。

この中で少なくとも10レースの不正が合ったことを英国競馬統括機関(BHA)の調べにより発覚しました。

事件の首謀者はモーリス・シネスジェームス・クリックモアという2人の馬主。

彼らが騎手に不正を働きかけ八百長を行いました。

問題とされた10レース中の7レースが的中し、約25万ポンド(約4400万円)の利益を手にしたとされています。

この事件をきっかけに関係者13名が逮捕。

その中で6名の処分が発表されました。

騎手

  • ポール・ドウ、グレック・フェアーリー:12年間の騎乗停止処分
  • カースティ・ミルクザレク:2年間の騎乗停止処分
  • ジミー・クイン:6ヶ月間の騎乗停止処分

馬主

  • モーリス・シネス、ジェームス・クリックモア :14年間の競馬関与停止処分

その他6名については公になっていませんが、競馬界を追放されたという情報が出回っています。

日本同様にイギリスでも八百長は問題視されているのです。

八百長の真相は分からない場合が多い

これまでの競馬界では多くの八百長事件が起こってきたことがわかったと思います。

ですが、令和になった今でも競馬から八百長が無くなるということはありません。

実際に内部告発や決定的な証拠が出た場合のみ八百長事件として逮捕者がでる場合がありますが、実際のところは殆の八百長が闇の中。

いくら私達が怪しいと感じても、掲示板やSNSで話題になっても疑惑のまま終わってしまうのです。

恐らくではありますが、私達が想像しているよりもはるか多くの八百長が実際に行われていると考えられます。

決定的な証拠や内部告発が起こるまで公になることが無いという非常に難しい問題ではありますが、競馬に関わる関係者の方には特にこのような風潮・流れを断ち切ってもらいたいですね。

まとめ

本記事では、これまでの競馬史で話題となった八百長事件の全貌を解説してきました。

紹介した地方競馬の八百長事件のランキングはどれも大きな問題となったものです。

ただ、長い歴史を経た今でも八百長問題は解決していません。

完全に無くなるということは今の状況から見て不可能でしょう。

とはいえ、八百長を警戒しすぎて競馬ができなくなっては元も子もありません。

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的中率 73% 81% 70% 78% 65% 61% 80% 84% 79% 80%
回収率 250% 271% 264% 273% 224% 336% 263% 389% 134% 239%
1Rあたりの
平均払戻金
平均51,233円 平均36,692円 平均41,147円 平均36,419円 平均30,638円 平均41,927円 平均33,344円 平均42,594円 平均6,856円 平均31,269円
点数 買い目による 買い目による 10点前後 10点 指定なし 10点 10点 10点 3点〜 買い目による
馬券代 指定なし 10,000円前後 5,000〜10,000円 10,000円前後 10,000円前後 10,000円前後 10,000円 10,000円前後 1,000円〜 買い目による
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